仕事と家庭を両立しなければならないという願望を打ち砕けるか

昨年、仕事をやめた。

一番下の子が1歳児クラスに入園時し、1年。虎視眈々と準備していたリモートワークを認めてもらい、職場復帰したものの、実に1年で音を上げてしまった。

奇しくも、長女の小学校入学も同時だった。学校対応が多すぎて、リモートワークに食い込み、日に日に業務時間を切迫していったのである。
業務をおろそかにしていると胃が痛む、夜中に遅れを取り戻そうと仕事をするので頭はフラフラだ、もうだめだ。

思えば、社会人になってからずっと仕事と家庭を両立させることを夢見ていた。ことあるごとに、息をするようにそう言ってた。ずっとどちらも大切にできると思ってたのに。
結局逃げ出してしまったのだ。

とはいえ、シンプルに考えて、8時間業務と学校送迎は、その…少し、無理があるようにも思えなくもない。

仕事をやめ、1年。
睡眠がとれるようになり健康になった、時間に追われることが減り、余裕があるから子どものことを考えれるようになった。
収入のことを考えるとやはり厳しいが、仕事を辞めることで受けれるメリットをとったんだ。よかった、けれども、まだ胸が痛い。

願望はいつ砕かれるのか。
今は時間が解決するのをじっと待っている。

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