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【本との出会い53】「八月の御所グラウンド」~直木賞作品に相応しい、京都を舞台に歴史事象と現代スポーツをマッチさせた内容にただ感嘆~

表題写真のデータ失敗したのですが、なんとなく、それがいいような気がしてしまう、そんな不思議な小説でした。

ただ、ただ、朝焼けのグラウンドのオレンジと、土の茶色、木々の緑が入れば、この小説の表紙としてはマッチしているような気持ちになります。

二つの小説を掲載した本ですが、どちらも京都を舞台に、そして歴史上に人物が蘇るところが絶妙に面白いです。

特に小説表題となった「八月の御所グラウンド」は、草野球の試合を舞台としたストーリーに、あの野球選手が・・・・。

ああ、どうして偶然にも、京都を舞台にした小説を読んでしまったのでしょうか。

こういう偶然を大事に、久しぶりに京都に出向いてみようか。
のんびり、京都のさもないグラウンドを歩いてみようか。

そんな気持ちにさせてくれた小説でした。

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