Kanami Niiyama

『ビジョン実現につながる仕事をカタチにする』コンセプトデザイナー。ビジネス戦略、サービ…

Kanami Niiyama

『ビジョン実現につながる仕事をカタチにする』コンセプトデザイナー。ビジネス戦略、サービス・コンセプト設計、セルフブランディング、医療データ活用コンサルをやっています。

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経歴・主な活動実績(2024年5月更新)

経歴 主な活動実績・アウトプット1.デザイン(一部掲載) ①東京都後期高齢者医療広域連合様 データヘルス計画概要版のデザイン 東京都後期高齢者医療広域連合は、東京の75歳以上の後期高齢者170万人以上が所属する国民健康保険組合です。 データヘルス計画の本編は100ページ越えのボリュームがありますが、被保険者向けの概要版はA3裏表で配布できる形態としました。コンセプト設計から、健康課題の抽出、ライティング、ビジュアルのデザインまで一気通貫でデザインさせていただきました。

    • ビジョンボードWS お客様の声 vol.1  株式会社コンピー様

      2023年6月、株式会社コンピー様の社員向けにビジョンボードワークショップを開催しました。制作した11人分のビジョンボードは、すべてオフィスの壁に飾りました。 あれから約10カ月。会社に社員のみなさんのビジョンボードがある日常について、代表の山下万紀子様にインタビューさせていただきました。 1. 改めて、ご依頼の経緯についてお聞かせください。 私はかねてから職場を「文化祭の前日みたいに、アイディアが飛び交い、活気あふれ、自由に自己表現できる雰囲気にしたい!」という願いを

      • 自分にあった表現方法を見つける

        地球交響曲第九番を鑑賞した。 マエストロ「こばけん」こと、小林研一郎さんの表情、熱さのほとばしる指揮に惹き込まれる。 9歳でベートベンの旋律に夢中になり、音楽学校で作曲を学ぶも、“自分がやりたいことは作曲ではない”と、指揮科へ転科。 しかし、指揮者コンクールの出場資格の年齢制限にひっかかることが多く、もがいていたという。 唯一、35歳まで参加資格があったブタペスト国際指揮者コンクールに出場し、こばけんさんは当時34歳で一位を獲得した。 そこから指揮者の道が花開いた。

        • “考え方”は選べる

          本やテレビ、雑誌、ブログ、SNS、動画、ネットの記事。 個人から専門家まで、実に様々な人の考え方や物事の捉え方を知る機会は多い。 特に、権威ある著名な方が語る内容は説得力があって、論理的で、自分の経験を照らし合わせて当てはまることが多い場合には、それが正しいと思えるだろう。 でも、その意見や考え方がどんなに的を得ていても、自分の経験に照らし合わせて納得できたとしても、世間体を守るためだったり、何かを諦める理由だったり、本当は嫌がっている自分を説得させるために使われるなら

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        経歴・主な活動実績(2024年5月更新)

          気持ちを”持ち直す”方法

          生きていればいろいろあります。 どうしても気持ちが落ちてしまうときはありますよね。 八方塞がりでどうしょうもないと思えるとき 我慢を強いられたり、やりたくないことを強制されたとき 心から解放されたいって思います。 気持ちが落ちてしまって、あぁ…浮上しなきゃ…と思ったとき 私が意識してやっていることがあります。 それは『物事の見る面を変えること』 物事には必ず、良い面と悪い面があります。 どんなにひどいと思えることにも、必ず良い面はあるんです。 例えば、“忙し

          気持ちを”持ち直す”方法

          分かりあうこと〜言葉の不自由さ〜

          不機嫌な表情を浮かべている人の近くにいると (楽しくないのかな〜) (何か気に障ることをしたかな〜)と あれこれ心配してしまう。 察するにも限界はあるので、不機嫌な理由を教えてもらえないとわかりっこない。 ただ、その時に相手が言葉にしたいとは思っていないかもしれない。 言葉にすることで、さらに気分が悪くなるときもあるからね。 そんな時、相手に何も聞かずにそっとしておくか、それともモヤモヤに耐えきれずに「どうして不機嫌なの?」と聞くのか。 その選択は、自分自身の心の余

          分かりあうこと〜言葉の不自由さ〜

          引き寄せを加速させる☆ビジョンボードワークショップ

          “こうだったらいいのにな~”という『自分の理想の状態やあり方』、“こんなことをやってみたい“という『心からの願い』を、ここでは”ビジョン“と呼ぶことにする。 自分のビジョンに近いイメージの写真やイラストを集めて、コラージュしたボードが「ビジョンボード」だ。 「ビジョンボード」を毎日眺めることで、自分が描いた理想の状態が実現しやすい状態になる。 ビジョンボードをつくると、なぜビジョンが実現しやすい状態になる?ビジョンボードをつくると、現実にその状態を引き寄せてしまう理由が

          引き寄せを加速させる☆ビジョンボードワークショップ

          自分の本当の願いに気づく「コラージュアートワークショップ」を開いて、そして

          「あなたにとって、”健康”ってどんな状態?」と聞かれたら…どう答える? 病気がない 検査値に異常がない 痛いところがない 元気がある … 人によっていろんな答えがありそう。 私は5年くらい前に世界保健機関(WHO)の”健康の定義”に出会ってから、けっこう衝撃をうけた。 世界保健機関憲章前文の一節には記されている健康の定義はこちら。 健康が、体や心に不調がないだけではなく、社会的にも満たされている状態だとしたら… 私は健康な状態と言えるだろうか。 それからというも

          自分の本当の願いに気づく「コラージュアートワークショップ」を開いて、そして

          「自分の名前で生きていく」決断にいたったプロセスの記録

          やりたいことをやるにはどうにもこうにも時間が足りない。 ここ1年間、自己内省をしたり、セッションを受けたり、対話の場に参加することを通して、自分が目指したいことが少しずつ見えてきた。 「こんな場があったらいいなあ」とイメージしたら、実際にワークショップを開いたりして、小さく動いてみたことで、自分のやりたいことや知りたいことがどんどん増えている状態だ。 もっともっと、自分のやりたいことに時間を割きたい。 でも、日中に頭がぼーとすることもあるし、疲れが抜けない日が続き、これ

          「自分の名前で生きていく」決断にいたったプロセスの記録

          本当の知性とは白黒をつけず問い続けること

          今朝見た、自由大学のメルマガvol.395。 人生でとても大切にしたいと思えて心がふるえたので、ここに記しておきたいと思いました。 自由大学のInstagramに同じ内容のコラムがありましたのでシェアします。以下は引用です。 どっちが良いのか、どっちが正しいのか、ベストはどれか。 宙ぶらりんは気持ち悪いから、ついつい決めたくなってしまうときはあります。 どちらも良い、どちらも正しいもあり得るし、 良くも悪くもない、どちらに賛成でも反対でもないこともあります。 情報少

          本当の知性とは白黒をつけず問い続けること

          あなたに合う漢方薬を人工知能が予測する未来 ~<後編>自動問診システムが切り開く未来の医療~

          まずは、~<前編>漢方医学で診断と治療ってどうやるの?~の復習から。 漢方医学の特徴と、治療効果を分析する上での課題を紹介しました。 ☆漢方医学では、患者の状態="証"から最適な治療方法が選択されるが、証は漢方医によって変わる場合がある(医師間での証の再現性が得られにくい)。 ☆患者の証と治療効果のデータがたくさん集まれば、個人の症状や体質によって最適な治療方法は何かを分析できる。しかし、治療効果は本人の自覚症状(主観)によるため、効果が分析しにくい。 これらの壁突破

          あなたに合う漢方薬を人工知能が予測する未来 ~<後編>自動問診システムが切り開く未来の医療~

          あなたに合う漢方薬を人工知能が予測する未来 ~<前編>漢方医学で診断と治療ってどうやるの?~

          "人工知能があなたの体質や症状から最適な漢方薬を予測し、医者の適切な診断と治療をサポートする" そんな未来を思い描いている研究者に会ってきました。 医者がいるのに、なぜ人工知能のシステムが必要なのでしょうか?そもそも漢方医学における診断と治療はどのように行われているのでしょうか? 最近、漢方と人工知能の組み合わせに興味をもった私は、慶應義塾大学の漢方医学センターにおじゃまし、漢方医であり研究者でもある、渡辺賢治先生と吉野鉄大先生にお話を伺ってきました。あまり知られていな

          あなたに合う漢方薬を人工知能が予測する未来 ~<前編>漢方医学で診断と治療ってどうやるの?~

          漢方が世界に広まる日も近い?!

          漢方薬を飲んだことがありますか? と聞かれたら、おそらく「YES!」という方が多いのではないでしょうか? 日本では、漢方薬は薬局やドラッグストアで入手できますし、病院で処方されることもあります。 私は慢性鼻炎なので鼻水がひどいときには「小青竜湯」を時々飲んでいます。また、季節の変わり目など悪寒がするときには、「葛根湯」を飲むので、漢方薬にはお世話になっている方かもしれません。 誤解をしている方も多そうですが、漢方は日本の伝統医学です。そのルーツは古代中国の医学「中医学

          漢方が世界に広まる日も近い?!

          「漢方で元気復活!忍者の携帯食"兵糧丸"をつくってみた」の巻

          一見チョコクランチ... これは忍者の携帯食"兵糧丸"なるものです。   未来館では2016年7月より企画展「The NINJA -忍者ってナンジャ!?-」 を開催しています。 忍術書からうかがえる忍者が持っていた能力や忍術を科学的な視点からも紹介されています。また、実際に心・技・体を鍛える修行体験ができることも魅力です。中でも私が最も興味をもったのは、忍者が持ち運んでいた"携帯食"です。 例えば、梅干しがベースでのどの渇きを抑える「水渇丸(すいかつがん)」、そば粉や

          「漢方で元気復活!忍者の携帯食"兵糧丸"をつくってみた」の巻

          この日語られたこと、考えたこと④ ~個人と社会は何をすべき?参加者の意見~

          今回のイベントでは、参加者に以下のようなワークシートをお配りし、「今後、福島で甲状腺がんが多発する可能性が考えられる。他の健康リスクも高い。この状況に対して今、私達は何ができるのか?何をするべきなのか?」に対して、個人でできる/すべきこと、そして、社会でできる/すべきこと、を記入していただきました。   いただいた意見やアイデアを内容ごとに分類して紹介します。トークイベントの内容はこちらのブログ(①、②、③)をご参照ください。     ■適切な判断のために個人として必要なこ

          この日語られたこと、考えたこと④ ~個人と社会は何をすべき?参加者の意見~

          この日語られたこと、考えたこと③ ~白熱したディスカッション~

          トークイベント「納得できてる?低線量被ばくの影響-科学で示す、社会が選ぶ-」の実施報告です。 続いては、第3部。津田教授、越智医師、参加者全員でのディスカッションで語られたことをお伝えします。 ------------------------------------------------- <第1部> 津田教授パート  1. 低線量被ばくによる発がんリスクは?  2. 福島県民調査における甲状腺がんの検出 <第2部> 越智医師パート  3. 震災による健康影響

          この日語られたこと、考えたこと③ ~白熱したディスカッション~