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コーヒー飲めないのにカフェが好き。

コーヒーが飲めなくなったのは、実に30歳過ぎてからだった。

それまではコーヒーが入っている飲み物、食べ物もおいしく食べていた。

ある日、コーヒーが使用されているスイーツを食べた。

2、3時間たってほんの少し胃が痛いような気がしたが、ランチセットも食べていたので、ちょっと食べ過ぎたかなと思っていた。

約2ヶ月後、3時のおやつにインスタントのカフェラテを飲んだ。
かっぱえびせんとともに。

3時間たった辺りから、激しい胃痛と吐き気がした。

嘔吐するほどだった。

何か変わったことをした覚えもなく、おやつに食べたカフェラテとかっぱえびせんが関係していると思った。

それからしばらくは、コーヒー類とえびには注意して過ごした。

さて、気をつけていたコーヒー類を私は飲んでしまった。
数ヶ月たち、すっかり記憶の奥底に眠っていた。

みなさんお察しの通り、またもや激しい胃痛と嘔吐するほどの吐き気が襲う。

「これはかっぱえびせんの仕業ではない。コーヒーが仕業だ……!」

と言っても、病院で検査した訳ではないので、どの程度の量がだめなのか、本当にコーヒーが原因なのかは分からず完全な自己判断だが、あれから3年、コーヒーの入ったものは分かる限り口にしていない。

経験したくない激しい胃痛と吐き気も起きていない。

残念なことに、大好きなスタバやタリーズでコーヒー類が飲めなくなった。

コーヒーが入っているかよく分からないものは店員さんにコーヒーが入っているか確認するのだが、店名にCoffeeが付いているのにコーヒーを避ける客になってしまった(笑)

また、一般的なティラミスやコーヒーゼリーも食べていない。
悲しい。

気をつけなければならないのは、カレー。

隠し味にコーヒーを使っている場合があるからだ。
隠し味程度の量がダメなのかどうか分からないが、分かる限り避けている。

コーヒーの代わりに、紅茶、お茶類、ココア、チョコレートドリンク、ミルクを飲む。

ただ、ミルクティーなどもペットボトル一本飲むと、ちょっと気持ち悪くなるときがあるような気がするので、少量ずつ様子を見ながら飲んでいる。(もしやこちらも危ないのでは。)

「これにはコーヒー入っていますか?」

今日も私はコーヒーが飲めない客としてカフェに行く。

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