見出し画像

限りなく透明に近いブルー

古今東西のイカした「タイトル」を求め、古代から伝わる幻の大陸を目指して旅立ち、山を越え谷を越え嵐を乗り越え、雨に打たれ滝に打たれ、ついでに雷にも撃たれ、小鳥のさえずりに耳を澄まし、花を愛で、甘いパンを喰らい、ウトウトとヨダレを垂らして居眠りしていたら案の定出てきたのがこれ。

「限りなく透明に近いブルー」

まあそうですよね。難しい言葉は使っていないのにすんごくインパクトがあって、誰もが忘れられないタイトルだと思います。「イカしたタイトル」と言えばまず出てきますよね。

言うまでもなく「限りなく透明に近いブルー」は村上龍氏のデビュー作にして芥川賞を受賞した小説でございます。小説は何度も読んでおります。氏の作品だと「愛と幻想のファシズム」が好きなんですけど、今はなんか「コインロッカー・ベイビーズ」を久しぶりに読みたい気分です。

で、この小説って映画化してるんですよね?「そういえばどんな風に映像化したのかしら」とムクムクと興味がわいて調べてみたんですけど、DVD化はされておらず、VHSしかありませんでした。断片的な映像すらYoutubeなんかにもないようですね。正直言ってそこまで期待度は高くないですけど、一度観てみたいんだよなあ。映画としての完成度うんぬんよりも、その時代の空気を感じてみたいです。

映画はありませんでしたけど、サントラはアップされていました。いいですなあ。「あの時代」感がたまりません。その中にカルメン・マキの「青白い夕焼け」が入っておりまして、カルメン・マキって初めて聴いたんですよね。名前はすんごい昔から知ってましたけど、たぶん曲を聴くのは初めてだと思います。なんかこの曲の歌声はやたらと五輪真弓を彷彿とさせますね。他の曲を聴いてみてもそんな感じはしないんですけど。それにしてもあの時代の歌手って尋常じゃなく唄旨いよなあ。


きっといずれは映画化されること間違いなしのカナシバリ。今のうちにチャンネル登録して時代を先取りしよう!↓↓↓

Twitter

Instagram

カナシバリ Official Site

アンチヒロイズム・メタルロックバンド『カナシバリ』 Vo&G/カナシバリ社長/カナシバリofficial⇒ http://www.kxnxb.com//Twitter ⇒ https://twitter.com/navi_sick