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カナシバリ・マイクロフォン

マイク(マイクロフォン)とはご存じの通り「音を電気信号に変換する音響機器」なワケですが、そのマイクには「ダイナミックマイク」と「コンデンサーマイク」の2種類がある、ということを、あまりマイクを使う機会はなくても薄々感じていらっしゃる方は多いんじゃないでしょうか。

一般的に、普段目にすることが多いのは「ダイナミックマイク」です。

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↑こういうの。

コンデンサーマイクはこんなの↓。

スクリーンショット (362)

ダイナミックマイクは「電池や電源も不要、丈夫で湿度にも強く、また大音量でも歪みにくい」という利点がありますが、「感度が低く、繊細なレコーディングには不向き」という欠点があります。ちなみに比較的に安価なものが多いです。

それに対してコンデンサーマイクは「レンジの広い繊細な音を拾うことができる」という利点がありますが、「電源が必要、振動や湿気に弱い」という欠点があります。比較的に高価なものが多いです。

ボーカルのレコーディングにおいては、コンデンサーマイクを使用することがほとんどです。オレ様もレコーディングではコンデンサーマイクを使用しています。ただダイナミックを使うかコンデンサーを使うかってのは結局のところ好みの問題なワケです。で、これまでに何人かのエンジニアに「あなたの声はダイナミックマイク(特にSM57)の方が合うのでは?」と言われて試したことがあるんですけど、いやもうほんとに合わないんです。たぶんオレ様の声ってレンジが変なところに偏っており、ダイナミックマイク(というかSM57)の得意なレンジと一部しか被ってないんですよね。なので同じ曲(というかフレーズ)の中に「やたらと聴こえる(SM57の得意な)部分」と「やたらと聴きにくい(SM57の苦手な)部分」が混在してしまい、聴きづらいったらありゃしないことになってしまうのです。

なので、自分のレコーディングでコンデンサーマイクを使うことに迷いはないんですけど、いい加減新しいマイクが欲しくなってきました。

でもレコーディング用のマイクって、エフェクター以上に選ぶのが難しいですよね。「ちょっと音を出してみる」ってんじゃなく、「録音」してかつ「比較」しないとわかりませんし。でもそうそうそんなことができる環境もないので、博打のように購入してみるしかないワケです。

んー、たくさんのマイクを手軽に比較する機会ってないかしら。


【DIS-KOZMIK】
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