＜お知らせ＞
新曲公開しました。その吸引っぷりがカッコイイので聴いてください。
→ 『バキュウム』
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椅子の下にこんなものが落ちていました。

ビニール製で、筒状のものを短く切り刻んだような感じです。こんなものを集めて喜ぶようなフェティシズムは持ち合わせていませんし、全く身に覚えがありません。何が何やらわからず、まるで狐につままれたような感じのままデスクへと向かい、普段通り世界平和と各種の豆類について思いを巡らせ始めました。

すると、オレ様が少し動くたびに椅子の下で「パラパラ…」という音がするんです。一体なんぞやと思って見てみると、さっきの「何か」が増殖してるじゃありませんか。

「え？どういうこと？」と思ってそれを拾おうとしたところ、オレ様のケツの下から「パラパラ…」とその「何か」が落ちてきました。

なんと、オレ様が現在ケツの下に敷いているコイツの端が破れ、その内臓たるこの物体がこぼれ落ちているのでした。

実はオレ様のケツの中心で愛を叫んでいる尾てい骨を救うために、一週間ほど前に藁をもすがる思いで伝説の商店D-A-I-S-Oへと向かい、これをゲットしていたのです。以前、浮き輪っぽいクッションを使ってみたところ、尾てい骨はよくなったけど座り心地が著しく悪かったんですよね。

コレ本当は枕なんですけど、オレ様の第六感が「コレを使え」と耳元で囁くので使ってみたところ、椅子に座りながら尾てい骨を浮かせることができるので中々と重宝してたんです。

でももうダメです。これを書いているたった今も「パラパラ…」という音が聞こえています。もう誰もこの枕から溢れ出す内臓を止めることはできません。きっとこの記事を書き終えるころにはオレ様はこの枕の内臓たちに頭のてっぺんまで埋まっていることでしょう。なんか息がしにくくなってきたような気もしますし、視界の下の方が白く塗りつぶされてきたような気がしなくもありません。きっと傍から見たらもうオレ様の姿を認識することはできず、うず高く積もった「ビニール製で筒状のものを短く切り刻んだような何か」の中からキーボードを打つ「カタカタ…」という音が聞こえている状態なんでしょうね。

この曲の「溢れ出すのは何？」という歌詞がまさかこのことだったとは…
カナシバリ - デビル・スタッズ (OFFICIAL VIDEO)

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