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夢①「神社の階段駆け降りる」編 

今日はお昼寝のときに見た夢について振り返った。
 この写真のような急な階段を猛スピードで駆け降りていた。そこに転ぶという不安や、集合時間に遅れそうという焦りはなく、当然のように飛んでいるような感覚で移動していた。足の裏で1歩1歩石段を踏みしめている感触はなかった。

 この階段を駆け下りる前には、本殿の中で行われていた御祈祷に参列していた。本殿の中は平面の広い空間ではなく、ひな人形の7段飾りのように階段構造になっていて、結構ぎゅうぎゅうだった。その中で、わたしはちょこんと1番後ろに座らせてもらっていた。

 一般の観光客だけど、御祈祷に参列させてもらおうっと思っていた。わたしは信者ではないから、当然1番後ろに…と思っていた。だけど、夢から覚めて考えてみたときに、自分で自分を1番下に位置付けているのかなと思った。自分の扱いについて、観ていきたいなと思った。

 御祈祷が終わったあと、神社にある手水のような場所で他の信者さんたちがお清めしていたので、自分もそれに倣った。そのときに、口をゆすいだ水をそこに吐き出してはいけない気がした。かといって、植え込みに吐き出すのも気が引ける。だれも吐き出している人を見かけない。そのときに、これはもしかして飲み込むのが作法なのかなと思った。近くに立っていた神社の方に、ジェスチャーで聞いてみたところ、うんうんとうなずいていたので、その通りにした。

 これもあとから振り返ってみると、わたしの普段のパターンに似ているなと思った。吐き出せない。飲み込んでしまう。夢の中でも同じことをするぐらい、習慣化しているんだなと思った。

 小さなときから不思議な夢をたくさん見てきた。衝撃的な夢、リアルな夢、うなされる夢、怖い夢、同じ夢。ずっと気にはなっていたが、放っておいた。だけど、目が覚めたあとの現実に流されてしまわずに、こうして一つずつ振り返ってみると、なるほどと思うことがたくさんあっておもしろい。しっかりと内側にあるものを観ていきたいと思う。


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