彼方

読みに来て頂いて、ありがとうございます! 思ってた事や色々を書きたくなって来ました。 …

彼方

読みに来て頂いて、ありがとうございます! 思ってた事や色々を書きたくなって来ました。 できるだけたくさんの文章を書いて行きたいです。 書き直しも結構してみたり。

マガジン

  • 小説 薔薇の庭

    ビルの中の小さな中庭をめぐる物語

  • ゆるだら闘病生活

    2022年12月 突然ステージ4の直腸がんを宣告された!これから何がどうなるの!? 抗がん剤治療で日々を生きていく私のリアルタイム。

  • 夜の明かりの物語 小説集

    夜通し明るい町の一角に集う人々のそれぞれの物語。

最近の記事

さっき、ベランダでものすごい大きな虫の羽音がしたので、足長蜂かな?と見て見たら、どうみてもでっかいスズメバチが網戸に何度も突進かけてました。 網戸破れなくて良かった!!(涙目) なんでうちで暴れてたん??今までスズメバチは来たことなかったのに、こわいよこわいよ。

    • 正直に苦しいな。 たくさんの嬉しい偶然とか、心湧きたつような喜ばしいこととか。 残念ながら、ここ数日は見つけられずにいた。 出かけないで家の中にいたからなおさらか。 今週は素敵なことをたくさん見つけたい。そして幸せの種を笑顔の素を集めて心の中の瓶に貯めるんだ。出会えるといいな。

      • 薔薇窓の色

         愛ちゃんと出かけなければならなくなった。  他に誰か誘わないとならない。私一人で愛ちゃんの面倒は見られないわけではないけれど、それはつらいから。せめて、誰か一緒に行ってくれないと。そして後日愚痴を言い合えるようでないと。  私は深いため息をついた。  どうしてか縁が切れない幼馴染み。  どこへ行ってもトラブルを引き起こし、それでいて自分に原因があるとはつゆほども考えず、それゆえに行動を改めることもない。常に他人と揉めてはささいな出来事を大事にする。  その都度注意はするのだ

        • 何もかもがきっとうまくいく。 そう信じることにしたから、もうしんどい、つらいことを想像するのはやめる。 だいじょうぶ、びっくりする位物事がかみ合って、パタパタとスムーズに進んでいく。気が付けば笑ってしまう位。きっとたのしい。

        さっき、ベランダでものすごい大きな虫の羽音がしたので、足長蜂かな?と見て見たら、どうみてもでっかいスズメバチが網戸に何度も突進かけてました。 網戸破れなくて良かった!!(涙目) なんでうちで暴れてたん??今までスズメバチは来たことなかったのに、こわいよこわいよ。

        • 正直に苦しいな。 たくさんの嬉しい偶然とか、心湧きたつような喜ばしいこととか。 残念ながら、ここ数日は見つけられずにいた。 出かけないで家の中にいたからなおさらか。 今週は素敵なことをたくさん見つけたい。そして幸せの種を笑顔の素を集めて心の中の瓶に貯めるんだ。出会えるといいな。

        • 薔薇窓の色

        • 何もかもがきっとうまくいく。 そう信じることにしたから、もうしんどい、つらいことを想像するのはやめる。 だいじょうぶ、びっくりする位物事がかみ合って、パタパタとスムーズに進んでいく。気が付けば笑ってしまう位。きっとたのしい。

        マガジン

        • 小説 薔薇の庭
          7本
        • ゆるだら闘病生活
          5本
        • 夜の明かりの物語 小説集
          4本

        記事

          書くことの意味

           ここのところ、長文をまとめて書く、という行為をしておりませんでした。  なんだろう、やはり自分の感情や思考を整理するには、Twitterの短文では心もとないですね。  まあ書きたい事はリプでつなげていけば良い訳だけれども。  思い返してみると、パソコン通信時代からもう20年以上、人様に見える状態で言葉をつづって来ていて。  自分自身でつける日記帳なんかは長続きしないのだけれど、とぎれとぎれにしろ、その時々の自分自身を写し取って来た文章を読み返してみると、それなりに己にとって

          書くことの意味

          昨日抗がん剤打って来て、吐き気止め処方されてます。 これ飲むと眠くてぼーっとしてたまらないんよね。 明日も飲まなきゃ。また眠くて何もできんぞぉー。愚痴でした。

          昨日抗がん剤打って来て、吐き気止め処方されてます。 これ飲むと眠くてぼーっとしてたまらないんよね。 明日も飲まなきゃ。また眠くて何もできんぞぉー。愚痴でした。

          未だにnoteの機能とか使い方が今一つわかっていません。 つぶやきってのは投稿とは異なるのね? 皆さんどういう風に使い分けてるのかな? それともこれをSNSとして利用してるのかな?

          未だにnoteの機能とか使い方が今一つわかっていません。 つぶやきってのは投稿とは異なるのね? 皆さんどういう風に使い分けてるのかな? それともこれをSNSとして利用してるのかな?

          田舎道は何が出て来るかわからない

           わたくしの住まうのは関東地方の最南端、某犬のゆるキャラでいうと足首のあたりになる、い・な・か。  大人一人に一台自動車が必要という、公共交通機関の不便な場所なのであります。    そんでもって、この地域の人たちは運転のルールが今一つわかっていらっしゃらない。  方向指示器を出すのが、曲がる直前だったりする。  ・・・意味ないやんけ!  下手すると、軽トラに乗ってる農家のおじいちゃんなんて、指示器出さないからね!  直進すんのかぁー、って思ってたらいきなりこっちに曲がってくる

          田舎道は何が出て来るかわからない

          豊穣の庭

           そこは古い古い団地だった。  昭和三十年代初頭に建てられた、内風呂も無い頃の(銭湯に皆通っていた時代)二階建ての鉄筋コンクリート。  それなのに、内部は和室で障子窓に土壁だったりする。  そろそろ建て替えをしなければならない程の古さで、実際同時期に建てられた団地が、新しく小綺麗なマンション風の建物に生まれ変わっている所も結構あった。  ただし、土地の権利が市の持ち物で、建物が県の管理という、ややこしい団地であったので手がつけられない、ということだった。  今でこそ悲しいよう

          豊穣の庭

          癌になりました、ガーン!ゆるだら闘病生活 4

           さて。今度は紹介されて予約を取った病院で、消化器外科へ。  なんというか、待合室の雰囲気が重々しく感じてしまう。  車いすに乗ったお年寄りが多いせいですかね?   ここで。  早急に手術をした方が良いとの見立ては、検査を受けた病院の部長先生と同意見。  そのために癌がどうなっているのかCT検査をすることに。  手術になった場合、どの程度どういう風に腸を切除するのか、などと事務的に説明を受けた。  ちなみに、私ここでも一人で外来受診だったためか、医者もやわらかく「ステージはC

          癌になりました、ガーン!ゆるだら闘病生活 4

          記憶に残る味

           最近は疲れやすいもので、よくうたた寝をしてしまう。  先日もそんなうたた寝していたのだが、突然昔働いていた頃によく通った蕎麦屋さんのうどん定食を食べたくなった。  夢にでも出て来たのだろうか、とにかく口の中が、優しい関西のうどん出汁の味を思い出したのか、食べたくて仕方なくなってしまったのだ。  ハイカラうどんにかやくご飯のセットを、私はよく注文していたっけ。  薄味ながらしっかりと出汁の味がしておいしいかやくご飯。お焦げも盛り付けられてる時があって嬉しかった。  ハイカラう

          記憶に残る味

          癌になりました、ガーン!ゆるだら闘病生活 3 

           さて、また月日は経って検査結果の発表を聞きに行く日がやってきました。  正直、前回の画像や医師の様子などから癌であることは間違いなさそう、そう覚悟を決めてはいたものの、やはりただの潰瘍でした、という希望も捨てきれない、なんとも中途半端な気持ちで当日は挑みました。  だって別に痛くないから・・・私の病気の基準はそこだけなんですよね。  家族には、「結果がガンだったら、ガンでした、ガーンてlineで送るね」などと軽口をいいまして。  いよいよ。  外科部長さんに直々に引導を渡さ

          癌になりました、ガーン!ゆるだら闘病生活 3 

          薔薇の庭 7

           それから友人は、本当に私を自宅まで送ってくれた。  大してケガもしていないし、気にしていないからと何度も遠慮したのだが、きっぱりと「邪眼除けも買ってすぐに割れたんだから、気にした方がいいの」と言われたのだ。  トルコランプの店で店主に言われたことを聞いていたらしい。  キラキラした色合いのたくさんのランプの下で、店主はすこし濃い眉をひそめて言ったのだ。  「お客さん、今日は早めに、明るいうちにおうちに帰る方がいいよ」と。  ええ?急な雨でもふるの?なんて私はまぜっかえしたの

          薔薇の庭 7

          癌になりました、ガーン!ゆるだら闘病生活 2

           緊張と恥ずかしさで優しい看護師さんに頼りっぱなし、相手もこれは手がかかりそうとばかり丁寧に応対してくださsた。  本当に感謝の限り。一応抗不安薬の頓服を服用し、検査に挑む。  思ったほど痛くない...良かったぁ...と最初は思ったものの、私二回帝王切開してまして、腹部の手術してると痛い、とネットで見ていたのですが、その辺りなのかな、やっぱりカメラが通る時痛くて声が出てしまいました。  けれど、看護師さんは手を握りながら励まして下さるし、もっと痛い経験はそれなりにいっぱいして

          癌になりました、ガーン!ゆるだら闘病生活 2

          薔薇の庭 6

           もう悲鳴みたいな、切実な声だった。  連れの女性は私を抱き起してくれて、ごめんなさい、ごめんなさい、と謝り続ける。彼女は私に何もしていないのに。  こんなおかしなことって。  地下鉄の入り口の、つめたい黄色いタイルの壁を伝って、ようやく立ち上がった。  怒りにぶるぶると自分の指先が震えているのも、自分の声も震えているのもわかった。  「謝って下さい。大切なものを踏みつけにして。わざとなんでしょう?」  かろうじて、それだけの言葉を振り絞った。  痛みは感じない。怒りがすべて

          薔薇の庭 6

          癌になりました、ガーン!ゆるだら闘病生活 1

          新型コロナ感染により、大腸内視鏡検査が受けられなかった私。  それから限界を感じていたパートの仕事を辞めた。  体調が元に戻ったら新しい職場を探そう、だが半月位はゆっくり養生しよう。  そんな風に考えていた。  そして、かかりつけの病院の受診予約が飛んだので、処方されている薬が切れそうだった為受診。  たまたま主治医の予約が取れて、再度内視鏡の予約を取って下さった。  今度は12月半ば。  我が家から少し離れていて交通の不便なところにある病院で検査する。    そしてその日は

          癌になりました、ガーン!ゆるだら闘病生活 1