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第57回気象予報士試験を受けてきたよぉ

 お久しぶりです。早速ですが、気象予報士試験を受けてきました!!!

 結果から簡単に言うと…

 不合格です💩学科も実技も、何も受かりませんでした。

追記2022年3月11日
気象業務支援センターから正式な結果がハガキで送られてきました。学科一般試験は、難易度の関係で15点満点のところ10点以上で合格に下がったので私は学科一般試験の合格を頂きました。次回と次々回は学科一般試験は免除となり、次回の8月試験は学科専門試験、実技試験の2科目受験します。

 9月から始めた気象予報士試験について勉強の反省をしたり、次回への目標や意気込みなどを書きました。4000文字以上になってしまいましたが、ぜひ最後まで読んでみてください。


1、気象予報士試験を受けるまで

 まず、気象予報士試験を受けようとしたきっかけを振り返ってみます。前回の投稿にも書きましたが、気象予報士試験を受けようとしたきっかけは大きく2つあります。1つ目は、関東平野の北に位置する群馬の気候が、私の地元の長野市と大きく変わっていることに興味を持ったこと。2つ目は、元々地震や気象などの地球科学に興味があったことです。天気って身近だけど知らないことが多く、「なぜ入道雲と羊雲は形が違うのだろう」「飛行機ってなぜ高度10Km付近を飛ぶんだろう」などの疑問がありました。答えが分かればワクワクしますよね。この疑問の答えを簡単に書くと、1つ目の疑問の答えは「そもそも雲のできる条件や雲のできる高さも違う」、2つ目は「空気が薄い高度の高いところに行くと空気抵抗の影響を減らすことができ、かつエンジンを燃やすための空気が十分にある限界の高度のバランスを見て、その日の条件をもとに高度が決められる」が答えでしょうか。

 気象予報士試験の勉強を始めたのは、国家資格の国内旅行業務取扱管理者試験を終えた次の日である2021年9月6日です。実は気象予報士試験を受ける前にも国家資格を勉強しており、なんと大学に入学してから一生勉強から離れられていないということになります。気象予報士試験勉強を始めた初期の頃は、U-CANのテキストを使って一般の勉強をしていました。しかしそれだけでは次に使い始めた精選問題集を解き始めたときに殆ど解くことができなかったです。U-CANのテキストで学科一般の勉強が一通り終えたのが既に11月になろうとした頃でした。このままでは学科専門試験の勉強に取り掛かることができなくなってしまうので、学科一般については気象予報士受験支援会から出ている「らくらく突破かんたん合格テキスト一般知識編」を買いました。テキストを変えて猛勉強をしたら、精選問題集も解けるようになりました。そして同じシリーズの専門試験編も買い、何とか専門も一通り終えることができました。

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 そのまま勉強を進めて、気が付いたら年が変わって2022年1月になってしまいました。試験まであと1ヶ月しか残っておらずとても焦りました。1日の勉強時間も増やし、何とか過去問で合格点をギリギリ超えるようにまでできました。とは言っても、過去問で毎回合格点が出ていたわけではないので、決して安心はできませんでした。

2、受験

 1月29日午前10:20頃、我が家を出発しました。30日の試験は朝から始まるので「ゆりかもめ」沿線でホテルを借りて前泊しました。最近ミスドで美味しそうな新作が出たそうなので、気になってどうしても食べたくなり高崎駅のミスドに寄ることにしました。ミスドと言えば、汁そばが美味しいと聞いていたので食べたかったのですが、おいしそうなドーナツを沢山目の前にして、つい4つも取ってしまいました。さすがに電車に2時間乗る前にドーナツ4つと麺を食べたら電車の中で吐くと思ったので、汁そばは今回断念です。

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 ドーナツを食べながら試験勉強をしていると、向かいの席に地雷系に女子高生が来て勉強を始めたので覗いてみたら、微分を一生懸命やっていました。高校生に負けじと最後の調整をします。

 高崎駅から新橋駅までは上野東京ラインで、新橋駅から東京ビックサイト駅まではゆりかもめで行きます。私はロングシートで2時間も乗ることは嫌であり、新型コロナウイルス感染症予防のためにも800円を払いグリーン車に乗ります。電車の中では参考書を読んだり、試験明け翌週の月曜日に数学と地域経済論の期末テストがあったので、その勉強をしていました。新橋駅に着き、ゆりかもめに乗り換えいよいよTFTビルに着きました。なんとTFTビルは目の前に海があります。試験会場の下見を終え、ホテルまでの行きしなに海を眺めてみることにしました。釣りをしている人や、親子で歩いている人たちが沢山いてとても平和な街であることを感じ取れます。

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 ホテルに到着しチェックインをして、晩御飯に出かけます。と言っても、近くのマクドナルドへ行きました。私は初対面の人との対話が苦手なので、1人でラーメン屋や牛丼屋へ行くことができません。マクドナルドであれば、列に並んで順番が来た時に欲しいものを言うだけで他に会話は一切せずとも食べ物が出てくるので、とても優しい会社だと尊敬しています。

 ホテルに着き、本当の最後の勉強をしました。新しいことを詰め込むことはせず、法律や公式を復讐しました。翌日の忘れ物が無いように準備をして恐らく23:00頃寝落ちしました。

 試験当日、6:20頃起きました。ホテルの朝ごはんが6:30に始まるので、着替えて朝食です。緊張で食べ物がなかなか喉を通らずクロワッサンが喉に詰まって咽てしまったのを覚えています。

 頃準備万端でホテルを飛び出し、お昼ご飯とおやつを買い最寄り駅からゆりかもめに乗り込みました。試験会場へはだいたい試験開始1時間前に着きましたが、既に多くの受験生が到着していました。受験生の顔を見てみると、半分以上は大人で4分の1くらいが学生のようでした。みんな参考書を開いていて雰囲気はとてもピリピリしていました。

 9:40に学科一般試験が始まり、順調に解き進めました。参考書で勉強していない事だったり、違う表現で書かれているものに驚き対応するのがとても苦労しました。それでも正直、学科一般試験が終わって「受かった」と思っていました。その後学科専門試験、実技1、実技2と試験が進み、16:10にすべての試験が終了しました。

 帰りも新橋駅から上野東京ラインに乗って高崎まで来ましたが、試験に納得できず線路に飛び降りたい気分になりました。新橋駅は高崎には来ない「特急湘南」や「特急ひたち」「特急踊り子」が高速で通過するので、新鮮でした。自分の乗る電車が来て、再びグリーン車に乗りました。Twitterで気象予報士の出した解答速報を出していたので、電車の中で自己採点をしました。

3、気象予報士試験の自己採点結果

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 自己採点の結果は、

 学科一般10~11/15

 学科専門10/15

 実技30%くらい

 学科一般は予報士でも回答が割れている問題があり、正式な回答を待ちたいのですが、一般も専門も1点足らず不合格でした。

く や し い

4、反省

 今回の試験の敗因は、自分の知識の幅が狭かったように感じます。勉強時間は人並みに取れましたが、応用を利かせた問題に対応できなかったです。気象は、気温や湿度、気圧や季節、その他条件で何通りもの現象が起こります。それらを理解するためには、今まで勉強した知識をより深く理解できるよう、多くの本を読んだり勉強の方法を変えます。

 また、実技試験の勉強も薄らはじめます。とは言っても、学科試験に合格しないことには先に進めないので、学科一般と専門に集中します。

 私は数字が増えると喜ぶ性質がありますが、勉強時間が増えたことがモチベーションになっていました。勉強時間と学力は比例しないことは、大学受験の時に身をもって体験しているので、これからは気象予報士試験の勉強時間に捕らわれないようにします。

5、これから2022年8月試験までの目標

・学科一般知識と専門知識を春休み中に仕上げる

・実技試験の合格は2022年8月にできなくても、いい勝負ができるように勉強する

・2022年8月試験は学科完全合格

・TOEIC600点を超す

・バイトで地位を上げる

・節約生活をする

6、さいごに

 ここまで読んで頂きありがとうございました。気象予報士試験の結果だけを見ると悔しい結果になってしまいましたが、挫折を味わって再度頑張ろうと決意できたので、プラスに捉えます。

 試験を受けるにあたって、多くの人に応援してもらうことができました。ご飯を食べに行ってくれたり不安な時に電話で話してくれた人や、試験の何か月も前から気象予報士試験に興味を持って話しかけてくれる人も居ました。すべてが嬉しかったです。

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 私は高校の時は偏差値49の高校で学年下から10番をキープしていた人間なので、今までの主な勉強と言えば5か月だけの共通テスト勉強と国内旅行業務取扱管理者試験、TOEICしかありませんでした。そして勉強のやり方や努力のやり方を知らずに大学へ入学してしまいました。共通テストも国内旅行業務取扱管理者試験も上手くいってしまい勉強に関して挫折を味わったことが無かったので、今回の不合格は良い経験になります。正直、気象予報士試験の惨敗が悔しく、試験当日からこの記事を書いている2月1日までにヨーグルトしか食べていません。食欲が消えました。大学の試験が月曜日に地域経済論と数学、火曜日に英語がありましたが、試験のショックが大きく何も勉強せずに受けました。バイトも1月は殆ど行かずにニートをしていたので、今日2月1日からバイトが始まり社会復帰できるか不安です。

 このくらい、試験のために追い込んでいたと考えると、もう二度と気象予報士試験を受けたくないとも思います。

 外に出て気温や風を感じたり、空を見て「あれは巻雲だ。氷の粒で出来ていてー40℃くらいだ」など考えてしまいます。

 それほど気象とは私たちと密接に関係する現象なので、やはり面白いです。身近な現象である気象を学んで、多くの人に天気の面白さを伝えたいので、早く気象予報士試験に合格したいので、今後とも応援よろしくお願いします。

 最後まで読んで頂きありがとうございました。

※誤字脱字を見つけた際は、こっそり連絡お願いします。
※「復讐」とは、一度勉強したことを復習することです。

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