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私は今、夜明けを待ちながら。〈長文noteシーズン1〉

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作家になるには文芸誌の新人賞をとってデビューするしかないのだろうか――? 賞レースに敗れ続け、自費出版の可能性も金銭的に難しいと知り、あとはもう小説投稿サイトで奇跡を夢みるしかな… もっと読む
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2018年11月の記事一覧

The dawn of a new day, everything changed.

ここ数日、書けずに死んでいた。 書けない日々は、私を狂わす。ぐっすり眠れない。使われるべきエネルギーが頭に溜まったまま、言葉にならない何かがぐるぐるぐるぐる回り続けている感じで、夜に向かうほど泣きたくなって、だけど涙なんか出なくって、「もうこのまま、一生このまま、なにも変わらないんじゃないか……」って不毛感と無力感が募ってきて、呑み込まれる、食べられる――? そうだ、いっそのこと全部丸ごと食べられてしまえばいいんだ。“半殺し”だから辛いんだ、苦しいんだ、痛いんだ。さぁもっと、

プロフェッショナルに坂元裕二さんが出られるということで(楽しみ!)、いろいろと記憶がよみがえる木星移動の日。

天王星が牡羊座に戻った(天王星が牡羊座に入ったのは2011年3月12日。あれから7年。この逆行を終えたら、来年の3月には次の牡牛座へと本格的に歩みを進める。今ここで、もう一度思い出しておくべきこと。次へ進むための後片づけなどなど、そういう振り返りの時間がやってきた?)。 そして今日は蠍座の新月(ジャスト新月はゆうべ、1:02)と、木星移動の日(ついに今夜21:39、蠍座から射手座へと木星が移動する! 射手座の支配星は木星。すなわち「王の帰還」なのだ *\☺︎/*\☺︎/*\

約束の地、遠すぎ? 運命の人、遅すぎ?→「運命の人よ、正しくあなたと出会えますように!」

起きてから、つらつらと考えごとをしていた。 ※今日は久々に街へ出ようかと考えていたのだけれど、なんだかパッとしない曇り空で、目覚めてすぐに「こりゃダメだ」と思った。そんなふうに、その日の気分で予定を決められるのが、今の私が手にしている「自由」の1つ。だから、それを実行しないなんて“MOTTAINAI”のだ。 (例えば「明日がどうなるかなんて前の晩にはわからない」なんてことは、あの地震を経験しなくても充分にわかっているつもりだったけど、自分の直感を活かして日々を選択できないよ

「書かない自由」、その先で。

ここ数日、家のことで忙しく手を動かしたり気を巡らせたりしながらも、常にどこかではそっと耳を澄まし続けているような感じがあって、内側にじっくりコトコト煮込んだスープが出来上がるのを――もしくは丁寧に淹れたコーヒーのように、何かが何かを通過して、ぽとぽとぽとぽと、滴り落ちては溜まっていくのを――心静かに観察しながら、私は“待って”いたのだろう。 何を? 書きたくなるのを。 「さぁ、書くぞ!」と心と体が一致して、自発的に動き出すときのあのスムースな感触を。 そして思った。 「

「恥」と「タイミング」と、おまけに「悪者か神か」と。

気づいたら、図書館の返却期限が、一日、過ぎていた。 「いつの間に、二週間……?」 前日までは覚えていたはずなのに。日が変わったら、ネットでさくっと延長手続き(予約が入っていなければ1回まで可能)するつもりだったのに。 飛んでしまった。 ……ショック。 私は落ち込んだ。約束は守りたいし、時間や期日は破りたくない。例えばこれがレンタルショップだったら、延滞金を支払って自分が痛い思いをすれば済むことなのだろうけど、タダで利用している図書館(本当に、とってもお世話になっているのだ)で

種を蒔き、ベストを尽くして、能動的にときを待つ。

種を蒔こう。 水と栄養を与えよう。 土は耕したか? 実は、「土」こそが、とっても重要だったりする。 水のあげ過ぎには気をつけて。 根腐れしちゃったら、元も子もない。 どんな花が咲くのだろう。 どんな実をつけるだろう。 しっかりと根を張って、ときを待つ。 太陽の光を感じ取りながら、蓄える。 誰よりも私が、その花を見たいから。 その果実を、味わいたいから。 移りゆく季節に耳を澄ませて、宇宙の声を聴きながら、 種は眠る。夢をみる。 もう「祈るしかない」って気分のときは