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「恥」と「タイミング」と、おまけに「悪者か神か」と。

気づいたら、図書館の返却期限が、一日、過ぎていた。
「いつの間に、二週間……?」
前日までは覚えていたはずなのに。日が変わったら、ネットでさくっと延長手続き(予約が入っていなければ1回まで可能)するつもりだったのに。
飛んでしまった。
……ショック。
私は落ち込んだ。約束は守りたいし、時間や期日は破りたくない。例えばこれがレンタルショップだったら、延滞金を支払って自分が痛い思いをすれば済むことなのだろうけど、タダで利用している図書館(本当に、とってもお世話になっているのだ)で、こういううっかりミスをするのは超絶ダッサイ「マナー違反(ルール違反)」なのだ。それは「他人に迷惑をかけること」とは微妙に異なることではあるが(※)、やっぱり「人間性」を問われる瞬間でもあって、こういうことを平気で繰り返せるような生き方をしていると、いつかきっと人生のどこかで、その“シワ寄せ”が来ると思うから……。“抜けて”いた自分を反省し、「私も“まだまだ”だな……」と痛感しながら眠りについた(気づいたのが夜だったのだ)。


(※今回借りた本はどれも予約が入っていなかったし……と私は書きながら思った。――でも、誰かがこれらの本を手にするタイミングをずらしてしまったとしたら? ……いや、それはそれで、その“誰か”にとっては正しいタイミングとなるのだろう……。もしかしたらそんなふうに、誰かがほかの本と出会えるように、私は返却期限を忘れてしまったのかもよ? あ、違うか。ここで私が返却期限を覚えていたら、ネットで延長手続きしただろうから、返すのはもっとあとになってたはずなのか……。そうすると逆に、今ここで、誰かがこれらの本と出会えるように、返すタイミングを早められたってこと? ――な~んて、見えない宇宙の計らいを、考え出したらきりがない。それにこんなのは、単なる自分のミス! 想像を広げつつも、しっかり受け止めないと!)



そう。こういうのって、超絶ダサイし「恥ずかしい」。
誰に? 自分の中の「神様」みたいな存在に。つまり、「自分自身」に。
(あと「本の神様」に、か……)


と、こうして言葉にしてみたら、なんだか少し落ち着いた(noteを書いててよかった&もちろん本はもう返した)。そして、“「恥ずかしい」と思える、感じられる自分でよかった”と、私の指が今、キーボードを打った。



というわけで、太陽も射手座入りし、今日は双子座の満月(&勤労感謝の日? 曜日感覚も、連休も、ここではまるで存在しないようだけど)。
ぼんやりしていても、していなくても、地球は回る。季節は巡る。

私にとっての“タイミング”がいつ訪れても大丈夫なように、目の前の日々を、恥ずかしくないように生きたい。




おまけ。
【A】“自分のせいで世界が変わってしまったかもしれない……”と必要以上に心配したり恐れたりすることは(「どうせ私が全部悪いんですよ……」的な思い癖や開き直り?)、
【B】“自分のおかげで世界が変わった!”と必要以上に得意気になること(「ほれ見たことか! オレさまの言ったとおりだったろう!」的な?)――つまり「神様にでもなったつもり?」という状態に陥ることと、
ベクトルが逆なだけで同じエネルギー(同じだけの影響力を、自分が他者/世界に対して持っていると思っている状態。それを「善」と思っているか「悪」と思っているかの違いだけで、思い込みのパワーは一緒)なのだということを、以前何かで読んだことがあるのだけれど。

それ以降、私(“どうせ、どうせ……”のAタイプ。たぶん、“自分のせい”にしてしまえば「楽」なのだ。そうしていじけて甘えていたのだ)は、
「自分を“悪者”にすることは、“神”になろうとすることとある意味同じなんだ……」と納得し、自分の「思い癖」の1つを見つめられるようになった。


自分の中に「神」をもつことと、自分が「神」であるかのように振舞うことは、大きく違う。


そして。どんな人間も、互いに“影響し合って”生きているのだということを(それを「いい」とか「わるい」とかに振り分けているのは人間の頭で、本当は「いい」も「わるい」もない、全部ごちゃ混ぜな感じで?)、なんだか今日は(特に「※」の部分を読み返していたら)、こうして追記しておきたくなった。

さらに。だからと言って、それとこれ(上記のような「うっかりミス」)とは別問題! しっかり受け止め、今後に活かす。




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“はじめまして”のnoteに綴っていたのは「消えない灯火と初夏の風が、私の持ち味、使える魔法のはずだから」という言葉だった。なんだ……私、ちゃんとわかっていたんじゃないか。ここからは完成した『本』を手に、約束の仲間たちに出会いに行きます♪ この地球で、素敵なこと。そして《循環》☆