マガジンのカバー画像

私は今、夜明けを待ちながら。〈長文noteシーズン1〉

79
作家になるには文芸誌の新人賞をとってデビューするしかないのだろうか――? 賞レースに敗れ続け、自費出版の可能性も金銭的に難しいと知り、あとはもう小説投稿サイトで奇跡を夢みるしかな… もっと読む
運営しているクリエイター

#noteのつづけ方

「2020、私はnoteに小説をアップする」と心が静かに定まったんだ。

頭をからにして掃除機をかけながら心を自由に泳がせていたら、「よし。2020年はnoteに小説をアップしよう」と心が静かに定まるのを感じた。“私は何を怖がっていたのだろう……いや、怖がってはいないな、ケチケチしてたんだな、それと『賞』が……やっぱり『新人賞』が、欲しかったんだ、あきらめられなかった、あきらめたくなかったんだ。わかってる&わかってた。だからまたチャレンジを続けたんだ。そして結果は出なかった。どこまで行っても「ゼロ」。相変わらずの「夜明け前」。だけど、もう一度挑戦し

静かな湖畔の森の影から「答えは己の中にある」なんつって。

そうなのだ。多くの人は「5400字って多いと思う?」なんて聞かれても、ピンとこない。私だって、パソコンが勝手にカウントしてくれなければ、それが何文字くらいかなんて全然ピンとこないもの。結局は、おもしろいかどうか。響くものがあるかどうか。……いや、わかっていたけどね。ここは静かだ。それは“私が望んでいるから”なのだろう。 現実。 現実。 現実。 ↓ ↓ 弱気と好奇心と、誠実さと奔放さ、不安とわくわく、などなどなどなど、“1つ”なわけがない。“1つ”なわけ、ないんだ‼

隠し持っていた『作品=長編小説』をnoteで(小分け&横書きで)全文公開してみて思うこと。

先日、ついに&無事に『くちびるリビドー』を全話アップすることができた。note版では【全20話】、物語の流れに合わせて5000文字くらいの回から3000文字くらいの回まで、実は全文無料になっているものもチラホラあったり、そのときの話の雰囲気やエネルギーに応じて直感的&流動的に、内なる美意識に耳を澄ませながら、何かに追われることなく “マイペースにコツコツ丁寧に” を心がけながら、公開していった。 毎回自分でも読み返すのだけど、とにかく「縦書き」だったものを「横」にするのが感

「面白いことが巻き起こっていても、いつも“待ってるだけ”だから、全然出会えないんだなー」って、数日前からしみじみ。

まずは、ここまでの流れを簡潔に。 はい。というわけで、日曜日。晴れから曇り、そして雨へとぐんぐん天気が変化していった今日、雨が降ったらいっきに体が軽くなったのを感じながら、“そしたらついでに(自然に)心までスッキリしてくるよね☆”を実感しながら、これを書く。今日こそ、仕上げたい。 ☺︎ はじまりは、何気ない、いつもの「note公式」からのおすすめ記事☟ 毎回メールで送られてくるから、なんとなく目に入り、ざーーーっと目を通すことが多いのだけど、今回は「ヌード」というパワ

隠し持っていた『作品=長編小説』をnoteで(小分け&横書きで)全文公開してみて思うこと。【#磨け感情解像度】

先日、ついに&無事に『くちびるリビドー』を全話アップすることができた。note版では【全20話】、物語の流れに合わせて5000文字くらいの回から3000文字くらいの回まで、実は全文無料になっているものもチラホラあったり、そのときの話の雰囲気やエネルギーに応じて直感的&流動的に、内なる美意識に耳を澄ませながら、何かに追われることなく “マイペースにコツコツ丁寧に” を心がけながら、公開していった。 毎回自分でも読み返すのだけど、とにかく「縦書き」だったものを「横」にするのが感

私の『長編小説』が届きますように☆ 七夕に願いを込めて、有料マガジン値下げします♪

「noteで実験。数百円で、世界は変わるのか?」 ということで……ここ最近、私の有料マガジンである長編小説『くちびるリビドー』と『砂漠を横切るラクダのように』を、それぞれ値下げしようかどうか、ずっと思考を巡らせてきたのだが(「有料」に設定している時点で、結果や反応は変わらないのではないか? そもそも「金額」の問題ではないのでは?? →買ってくれる人は数百円の差なんてほとんど気にしないだろう&お金を払いたくない人は「100円」であっても買わないはずだ。等々)、この “数百円の差

いつかあなたがここを訪れるとき。

いつかあなたがここを訪れるとき、 やっぱり私は孤独に光っていたいと思う。 この“孤独さ”は私にとって 守り抜いていきたいものの1つ。 そんなことを今日も 掃除をしながら考えていた。 自分の内側の、 本当の気持ちに辿り着いたときって 呼吸が深くなっている。そして思い出す。 せかせかするのは寂しいとき。 心がまた少し、弱っちゃっているとき。 ……そうだね。雨の季節は苦手なんだ。 髪の毛みたいに、心のひだひだも あっちこっちにぐるんぐるん。 どんなにドライヤーで伸ばしても、