Ka na taの2019年について


結局おはようございます。

おやすみなさいを言うつもりだったのに身体が一向に動かない。毎日コテを握って壁を塗っているせいで、右手がずっと痺れている。

昨日かなた旅館の客室の壁を塗り終わった。左官は水を理解しないとうまくいかない、と職人が言っていた。まさか。まさに。

沢山失敗して悔しくて、夢の中でも壁を塗っていた。でも最後には、良き壁になった。そこで過ごす人を包むものだから、布を作っている気がした。

春ね。夏もきます。まだ皮膚が日差しに慣れていないけど。

今日5月17日から5月26日までの期間、

NOT by kanata 2019 

夏と秋の服 受注会

を東京直営店にて開催致します。

初めての方も、常連さんも

ごゆっくりご来店してくれたら嬉しいです。


今日から する事を

昨日初めて伝えている時点で


きっと僕らは 駄目なんだ。


今日からする事を、いま、ここに初めて描いている時点で、


きっと僕らは、駄目なんだ。


今頃、世界は、秋と冬の服を発表し終え、来年の春のことを考えてるのに


僕は少し先の夏と、ぎりぎり秋までしか考えられていない。


ぜんぶ、おそい。から駄目なんだけど


きっとみんな、からだのどこかで

ぜんぶおそいこと、願ってるかめ、わからんし。


願ってるかも、わからんし。


かなた、ゆっくりいきます。


旅館とか、いろいろ書きたいことだらけですから。また書きます。


右手の痺れが無くなった頃に。


今から山を降りて、東京に向かいます。


誰かに逢いにいきます。


Ka na ta Tokyo

渋谷区富ヶ谷2-12-7 B1F