実家に帰ってくると
随分前に描いた絵が出てきた

自分なりの試行錯誤が見えて
色はまだあせていない
でもきっと色あせてても
思い出してた
描いた時を

あの時は悩んでいた
確か交換の絵だった

悩んで悩んで
描いた絵だから
余計に思い出深いのか

それとも
すっかり忘れてて
思い出したから
余計なのか

絵で悩むのは
なんだと思う？
人による
自分は何を描くかが
一番悩む

すごく考えて練って
描いてる人もいて
正直最近驚いた

自分は
何をは悩むけど
あとはほとんど
感性とかだった

複雑なら少しは
色の配置を考える
けど
基本すきに塗りたい

赴くままだった
まるで色の旅だ

ここには
あの深い色を
こっちには違う色を足して

面倒で
実は
色見本
等
作ってない

でもこれはあの色かな
と思い出す
色の名前は
まちまち
に覚えてて

絵の具を取って
君そんな名前だったの？
と思う時もある

最近
絵描きや漫画描きの方は
2タイプ
にわかれると聞いた

めちゃめちゃ計画的なタイプ
と
赴くまま描いていくタイプ

私はもちろん後者

そんか私がよく使う色は
青色
海や空をよく描く

でも
蝶は黄色だった
今度またリメイク？
しようと思う

その時の私は
当時は一回限りの絵と
思ってるけど

よく今描くとどうかなと
描き直す

なんだか
不思議な気分になるよ

話が飛んだ
蝶だからか

今なら何色の蝶になるのか
楽しみじゃないかい？

まぁそんか楽しみも
人生長いし
よきかな

さて
描くかな…

end
「３.蝶」