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赤い車の人とはご縁がないシリーズ😂②

 赤い車に翻弄される宿命🚗

 トラウマ②
 はじめの赤い車の人😂

好きでも無いのに😂NOと言えない始まり⁉️

 話は、ずっーとずっとまだ社会人一年生の18の時の話だ

 金融機関で働き始めて半年以内のこと

 多分、田舎の真面目すぎる高校生がいきなり右も左もわからなくて不安な気持ちのまま親元を離れて生活したものだから、私にとっては、その期間がとても濃厚で楽しくも恥ずかしくも渋くも酸っぱくもある、痛恨の失恋疑いのまま墓場に持っていくはずだった話だ😭

 私たち田舎組(社宅に特別待遇で住まわせてもらってる人たちのこと)は、いずれ実家に支店ができる‼️という暗黙の確約のもと採用されたのだった💦

 中には三十近い島からの大先輩もいたのだけど、何かしらコネがあって採用されたようだったが、そういう人二人以外は、まだ入って二年目の20歳前後だった気がする。

 その全員が社宅と呼ばれる3LDKの既婚者専用住宅の一部屋ずつを貸与され住んでいた。家賃は0円‼️ 家電&固定電話付きという今思えば夢のようなありがたい物件だった

 社宅の中の二階から四階までが私たちの住んでる階で、その向かい側には既婚者家庭もいらしたのだけど、朝晩の出入りだけの私は、既婚者家族と会うこともなく先輩たちとのまるで合宿のような楽しい住居となっていた。

 支店の数は50店舗
合計6人が二世帯に分かれて住んでいて、私と同級生の同期の彼女とは、まだ3階が空かなくて1ヶ月半ほど、2階と4階の部屋にそれぞれが間借りし住むことになった。

 そして、それから2ヶ月ほどしてから3階が空いたことで私と同期の同級生二人は三階が住処となったのだった。

 確か真夏で部屋には入れたけど、しばらくは冷蔵庫が無くて、もうしばらくお待ち下さいと、言われて食べ物の保管に困ったこともしっかり覚えている😂

天然で方向音痴な私に神!

下の階になんと私の配属先と同じ支店に勤務している人がいるよ!私が居候していた四階の先輩たちから聞かされたのは、入居してすぐのことだった↑

 天然無垢な方向音痴な私は神ってる‼️と思った❣️

 ※いつもここぞ!という時に私は必ず誰かに助けられて何とか生きてこれたと、本当に心から思うことがある。

 繊細さんで小心者の長子で自分から話しかけたことがない人生の私は、入社翌日から、奇跡的に階下の先輩と一緒に通勤できたのだった。

 朝だけは、車で同じく同じ支店に勤務する係長が迎えに来てくれて乗せてもらってるの‼️と、その先輩から聞かされて私も便乗させてもらうことになった。

 静かに静かに時は流れて会話などしない支店までのドライブだけは、少し苦手だった

 係長のことをやがて私は仕事がすごくできて、ラブでは無く、ライクという感じで好きになるのだけど、それは、また二ヶ月もしないうちのある出来事からだった😊

 そして、また、しばらくすると、その先輩には、同期の彼がいることも知ることとなった。

 幼かった私には一つしか違わないってことが嘘やろ‼️ってほど、彼女は、色っぽくて、センスも良くて、美人で、たくましくて、私はその先輩が少し怖いけど大好きだった

 ただその後、真夏の仕事上の大イベントでの出来事で先輩と彼は付き合ってることがバレて彼は最南端、彼女はまだ実家近くに支店ができないにも関わらず、その近辺の支店に異動を命じられたのだ。

 昭和のロミオとジュリエットだ😭

 だから短い間の彼女との職場や社宅での日々が余計に濃密でキラキラしていたように感じたのかもしれない


モテる先輩は、まるでサスペンス劇場😂

 そんな短い間の日々だったにも関わらず私は彼女の彼のお友達という人を紹介してもらえるということになったのだ

 彼女の彼氏は、まるで俳優でもなれそうほど、イケメンで分類で言うと濃い顔のソース顔で優しくて穏やかそうで、めちゃくちゃ愛されてるのが目に見えてわかった
 もちろん、彼女も彼にゾッコン‼️で😊

そんな
 ある夜のこと

そんなことは、初めてだった

 一階下の先輩が
ちょっとだけ、ここに居させて‼️と、すごい血相抱えて上がってきた😵
 ドラマでよく観る奴だ

 ありえないサスペンス劇場⁉️リアリィ〜⁉️な私😬

 なんでも先輩の元カレが元サヤに戻りたい‼️ということで?未練?
 うまく別れてなかった?

 社宅の下に車で待っていたらしかった
 すっかり怯えていた先輩だった

しばらくここに居させて」と、かくまうことになったのだ💦

 私は、声に出さないけどドキドキハラハラしつつも興味津々であった😊

 結局、現在の彼とも連絡を取って、あっけなく彼が車で迎えに来て彼女は私の部屋からもいなくなったのだった😂

 あの頃で言うと、山口百恵のような雰囲気のある先輩で
それは、それは田舎の高校生だった私とは月とスッポンだった😂

 彼女の部屋には香水のコレクションもあって、いつも良い香りがして、同性でもドキドキする19歳の先輩だった

 それでも時に冷たく😂
ピシャリ‼️💢と

「プライベートの話はしないで‼️」
 なんて質問をすると言われたり😂して、おっかねぇ😂‼️と思うこともよくあった!

 なのでその時のことも何事もなかったのような感じで時はまた流れた

赤い車の彼

 話は本題へ戻る

結局、先輩カップルと先輩の彼の友達とで、彼氏の居ない私と彼女が欲しい彼の友達を引き合わせることになったのだった

 ダブルデートをする形で一度だけ彼女と彼と、その友達と私でどこかへ出かけた思い出があるのだけど、どこだったのかは、すっかりもう記憶から消えている

 ただお土産売り場で、その彼がどれが欲しい?と聞いてきて、売り場にあった小さな小さな動物のマスコットを買ってもらって別れ側にもらった記憶だけは鮮明だ
 ※それが今生の別れとなって今に至る💦

 その彼女の彼の友達の車が真っ赤なカッコイイ‼️大きな車だった

 私はイケメン好きなので
一目あった時に長身だけど、微妙や😂と

 自分のことを棚に上げて思ったのだった😂🙏

 好きという感覚には、一回会ったくらいでなるはずもなく、きゅんきゅんもしないうちにデートは終わった

 その彼もきっと友達の彼女が山口百恵の雰囲気な彼女なのだから、私のこともそんなに想像したに違いないのだけど、とんだチビでキャピキャピな幼稚園生だったから、いやになるよねぇ😂

申し訳なかった🙇‍♀️※今なら分かる‼️🙏

 その日のために私は新調した真っ白なオーバーオール風な短パンに赤いタンクトップ😂

 胸は今と違って豊満だったけど、それだけに恥ずかしい格好だったと思う😂

 お互いにガッカリしてなんとかその場をしのいだのだった😭

 勿論、先輩から翌日にどうだった?と聞かれた

イケメンじゃ無いからいや。とか、話も合わなかったからいや。とかは、言えるはずもなくて

 付き合いたい?と聞かれたときに
 私はNOと言えなくて

はい。良いですよ!

 と言ったのだけど、好きと取られて、先輩からは、ごめんね。と謝られたのだった😂

 今思えばNOと言えば良かったのなぁ。
 私は、結果、振られた形でジ・エンドとなってしまい、先輩には、謝られたのだった😭

 いや、全然良かったけど。なんて言えるはずもなくて、出会ったばかりの先輩からも気遣いをされる羽目になったのだった😭

 その時から私は赤い車に翻弄される人生の幕が開いたのだった😭

 そのあともまた赤い車の彼③へとつづく😭


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