書き出すことに躊躇する。ただ、今の気持ちを忘れないでいたい。なぜこんなにも感傷的になっているか自分でも分からない。しかし、その無くしたものは今の自分にとってはとても辛いものだった。生活の中に溶け込みすぎて、いざ無くなってしまうと信じられないほどの虚無感に襲われる。会ったこともなければ、顔すらも知らない。それなのになぜ。答えを探しても出てこない。忘れたと思ったらまた出てきて、それの繰り返し。俺は何をやっているんだろう。自分から終わらせたじゃないか。時間の無駄だと自分に言い聞かせたじゃないか。それなのに。問題は時間が解決する。そうそれは知っている。ただ、時間が解決してその時の気持ちや感情を忘れるのはもったいない。次に繋げなくちゃ。ここでまた手が止まった。本当に何をしてるんだろう。あまりにも生活の中に溶け込みすぎた。大事な時間すらも軽々しく奪っていった。卒論の締め切りギリギリのタイミングで。一体何かのいたずら？でもそれで良かった。楽しかった。ありがとう。こっからどう巻き戻していくか。別れは出会えた幸せを気づかされるというが本当にその通り。この体験はこれから先の人生にとって必ずプラスになる。いや、プラスにさせる。じゃないと。ありがとう。m24