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奇跡の木から採れる希少なレッドブルボンコーヒー「センティ二アル・ブルボン」が飲みたくなるお話|金澤屋流お家カフェVol. 39

コーヒーの木。環境や気候が合う場所で植えてから実がなるまでに最低3年。その後3月4月の春先に蕾が出来て開花。その後出来た実が8か月ほどかけてゆっくりと膨らみ色づいてきます。そして収穫。その後実から種を取り出し精製し、焙煎されたものがコーヒー豆です。コーヒーの木は、通常その寿命は約30年と言われています。ですがコーヒー大国ブラジルには、100以上美味しい実がなり続けているコーヒーが存在します。そんな奇跡の木のコーヒーのお話。

コーヒー大国ブラジルを知ろう

ブラジル。日本から遥か離れた中南米に位置するブラジル。直行でいっても約25時間はかかります。日本の約22.5倍の国土を持つブラジルでは、コーヒー生産がさかんに行われ、近年では、生産国の中でもコーヒー消費量が最大の国となりました。人口は日本の1,5倍

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コーヒー生産国 「ブラジル」

生産量・輸出量が世界一
ブラジル国内で飲む国内消費も世界で2番目。

そもそもコーヒー栽培の始まりは、約300年も前から。

エチオピア原産の珈琲がヨーロッパを経由してブラジルへいったそうです。
1727年その30年後にリオデジャネイロに移植。
その後約100年後には、瞬く間に世界最大のコーヒー大国になりました。
広い国土であり、ブラジルで生産されるコーヒー豆といっても千差万別。
広い国内では、北部では1年中蒸し暑い
          中部の内陸部は雨季と乾季がある
          南部では1月と2月の降雨量がとても多い…

気象条件が違い、品種や精製方法が異なるので同じコーヒーの香味特性を持つか?というと一概に言えません。

日本のほぼ反対側でしょうか。

日本から遥か離れた中南米に位置するブラジル。
直行でいっても約25時間はかかります。
日本の約22.5倍の国土を持つブラジルでは、コーヒー生産がさかんに行われ、近年では、生産国の中でもコーヒー消費量が最大の国となりました。人口は日本の1,5倍
広い国です。一度は、行ってみたい国の一つ。
p(*^-^*)qサッカーやカーニバルも有名ですね。
ブラジルコーヒー。

豆の生産量の多くはアラビカ種、ブルボン種、ムンドノーボ種、カツアイ種など。カネフォーラ種は全体の約2割程度ですが、コニロンと呼ばれ生産されています。

世界のコーヒー生産量の約3分の1を占めているといわれるブラジル。
小規模農園は「ミニファンディア」
大農園は「ファゼンダ」と呼ばれ手摘みではなく、起伏の少ない大規模農園では、機械収穫も多いのです。
珈琲豆の実を収穫し、加工するまでの工程、精製は、その約9割がナチュラルと言われる製法です。

他、水洗式のウォッシュドやセミウォッシュドで行われるところもまれにあり、中規模農園などでパルプドナチュラルに切り替えた農園もあり、コーヒーの香味や品質もそれによって異なっています。

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ブラジル・センティ二アルブルボンとは?

2010年に金澤屋珈琲店を運営するキャラバンサライの30周年を記念して、100年以上にわたり実を付け続けている素晴らしいコーヒーの木を持つサンタアリーナ農園と契約を結び、買付優先権を付与されました。(現地視察で買い付け)
この木の様に、いつまでも美味しいコーヒーを提供し続けられる様に願いを込めて、また、お客様の幸せが長く続きますようにとの願いも込め、『センテニアルブルボン』をお届けしています。

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(写真右はオーナーである西岡社長)

サンタアリーナ農園:Fazenta Santa Alinaについて

農園主は4代目にあたるショアキンベルナンデス氏。温泉が涌く町ポソスエカルダスにあるコーヒー農園です。
産地はカルデラの淵にあたる山岳地帯にあり、標高は1100-1200m、保水性に優れた肥沃な火山性土壌。同山麓にはヘクレイオ農園もあります。
約360ヘクタールのコーヒー農園には、約70世帯の永年労働者が住居を構え、一社会自治体が存在します。
歴史は古く、107年前にさかのぼり、当時植えられたブルボンが今もたくましく実を育んでいます。一方、新しい技術もいち早く取り入れ、1991年に他農園に先駆けてパルプドナチュラルを導入しました。
年間平均5000袋生産。乾燥は【天日→機械→寝かせ保管】で、特に機械乾燥においては温度設定を40度以下に押さえ、また、その熱源も香りを損なわないように温水を利用した機械を用いています。
主要栽培品種はムンドノーボ(50%)の他、アマレロブルボン(40%)、アカイア、カツカイ、レッドブルボンなど。

コーヒーのルーツ「ブルボン」

今回のセンティ二アルブルボンは、ブルボン種です。ブルボン種っていうとどんなコーヒー?と思うと思いますが、色々な掛け合わせの品種とは違いコーヒーのルーツとも言われる代表格。なかなか純粋にブルボン種と言えるコーヒーに出会えませんので希少なんです。

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コーヒーの栽培のルーツをたどれば始まりは、エチオピア。アビシニア高原に自生していたコーヒーの木は、(アラビカ種)イエメンへ移植され、その後国外へ持ち出されヨーロッパへ。

ヨーロッパの植民地へ広がりみるみる間に世界的農産物となりました。

寒さが苦手ある程度の雨量も必要となれば育てられる環境も限られる農産物。日本では、一部で育てられていますが量は限られていますね。中でも、在来種がいくつかあり伝番で沢山ひろまったキーとなるのがアラビカ種の中の「ティピカ種」と「ブルボン種」特徴的な味わいを持ち見た目もはっきりと違いがわかります。現在色々ある品種も元をたどればティピカ系やブルボン系、掛け合わせや品種改良によって広がったのですね。ブルボン種の始まりは、エチオピアの自生していたコーヒーの木をレユニオン島(かつてブルボン島)と言われた島で栽培し、突然変異でブルボン種となったのが始まりです。その後、伝番の歴史の通りブラジルに移植される事となります。

現在私たちが飲んでいるコーヒーはアラビカ種がメインです。そのアラビカ種のルーツという事ですね。

センティ二アル・ブルボンの味わいとは?

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甘みを伴う程良いスイートチョコのような苦味。飲んだ瞬間と飲み終えた後の余韻がとても心地よい品のある味わいです。

センティ二アル・ブルボンを手に入れるには?

ネット限定で、注文後焙煎しお客様の元へお届けします。200g/2200円z8税込み)コーヒー豆の購入の他、贈答品としてのギフトセットもございます。

弊社ネットサイトよりお買い求め頂けます。

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夏季限定!センティ二アルブルボンのアイスコーヒーもお勧め

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毎年この時期に発売する、アイスコーヒーもお勧めです。特に詰め合わせは人気ですぐに完売しますのでお求めはお早めがお勧めです。


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