『それでも構わない』(詩)

僕は迷うだろう
君との約束を守るべきか
君は不安だろう
僕の大切なものは一体何だったのか

僕はそれでも 命を賭して

息が続かなくなっても
足を動かして坂道を走り
風が強く前が見えなくとも
正面から受け止めて歩き
腐臭が漂うあの池の中でも
鼻息荒く進み
刃物が僕の皮膚を切り裂いても
痛いとは言わない
誰かに罵声を浴びせられようが
止まらない

そのときが来て 僕は前に進めるか

僕が守る 全てを守る
僕があげる 全てをあげる
僕が犯す 全ての罪を犯す

僕は罪を犯し人を殴り足蹴にする

君は全て 僕の全て 君は僕のすべて
命を賭して 僕は君と

君が刺したいなら好きなように刺してくれ



僕の書いた文章を少しでも追っていただけたのなら、僕は嬉しいです。