かわぐちまさし

ディアシュピール株式会社の代表です。 適当だったり真面目だったり。最近はマーダーミステ…

かわぐちまさし

ディアシュピール株式会社の代表です。 適当だったり真面目だったり。最近はマーダーミステリー頑張ってたり?

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  • マーダーミステリー白書

    マーダーミステリーについて私(かわぐち)の考えや、ちょっとした情報などを書いて行こうかと思います。

  • 直書課

    時事ネタについてつらつら書くだけの「直書課(すぐかくか)」です。

  • 日常って?どんなゲーム?

    ディアシュピールオーナーの日常をつらつらと。 ボードゲームとアイドル多めになると思います。

  • ウマ娘mo【Umamusu-Memo】

    ウマ娘のことを書くと思います(多分)

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新感覚恋愛×マーダーミステリー劇 「Love Letter for You」

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    • 犯人役がクソつまらないベルトコンベアー

      かなり過激なタイトルにしてしまいました。すいません(汗) マーダーミステリーに於ける「犯人」がとてつもなく「装置」になっていると思ったことはありませんか? 犯人も他の配役と同じく「人」がプレイをするのに、逃げ道がなくて序盤から苦しいだけのシナリオや、最悪、捕まる前提のシナリオまであり、その辺りへの愚痴?は、やはり過激なタイトルで以前書きました。 こういった理由もあり、犯人役って頑張っても勝手に証拠が出てきて、勝手に疑われて、そのまま成すすべなくエンディングを迎えて犯人投票

      • もちろん悪い部分もあります

        もう10年以上越しの話になりますが、また騒がれているようですので、ちゃんと書いておきたいと思います。 もちろん、私にも悪い部分はあります。その辺りも踏まえて、こちらの見解を書きます。なにぶん昔の話なので、私自身の記憶も100%正確ではないかもしれませんが、明らかに盛られている部分(整合性のとれない部分)もありますので、記したいと思います。 はじめに書きますが、個人を攻撃したい旨はございませんので、当エントリでは、個人名およびそのアカウント名については伏せさせていただきます

        • ラヴァブル・ディアー・トリックスター

          遂に公演に漕ぎつけました! ラヴァブル・ディア―・トリックスター! <公演情報&予約はコチラ> シナリオ/ゲームデザイン かわぐちまさし キャラクターデザイン domco. ロゴデザイン TANSAN 企画・制作 ディアシュピール株式会社 ———— 公演情報 ———— 公演店舗 トリックスター(大塚) プレイ人数 8人 公演時間 約200分 なんか調べてみたら、結局「インビジブル・メモリー」から1年経っていて、自分の制作ペースの遅さを噛みしめております。 (

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        新感覚恋愛×マーダーミステリー劇 「Love Letter for You」

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          本当に推理は要らないのか?

          巷ではマーダーミステリーの再定義で話題が持ちきりですが、その辺の話は書いても怒られるだけなので、子細に触れることはしません! 再定義とは別の話で、ジャンルについての見解はこんなエントリを書いたこともあります。参考程度に。 今回気になったのは、再定義の話に付随して、こんな意見を見かけたからです。 「犯人探し以外が主流なものが多く出回っています」はその通りでしょう。しかし「そういう趣向がプレイヤーに好まれていることに他なりません」は果たして本当にそうなんでしょうか? 根拠

          本当に推理は要らないのか?

          2023年もボドゲ&ご来店ありがとうございました!

          2023年も本当にありがとうございました! たくさんのお客様と、たくさんのボードゲームに囲まれ、まだ仕事は収まっておりませんが、大晦日も盛況で本当に嬉しく思っています。 さて、とはいえなのですが 現在、ボードゲームカフェ「ディアシュピール」はあと2ヶ月ほど経過を見て、改善の見込みがなければ閉店も止む無しという赤字営業です。 コロナ前までは絶好調で大きな黒字を出していました。しかしながら、コロナ後はお客様の戻りも少なく、2023年のカフェの売上はコロナ前の2019年に比べて

          2023年もボドゲ&ご来店ありがとうございました!

          システムを考える楽しさ②

          前回は「インビジブル・メモリー」を例にシステムをどのように考えて作ったかを書きました。 今回は、「消えたパンツと空飛ぶサカナ」「ロナエナ ー厄災のギフト」「零に誠」の三つについて書きたいと思います。 この3つは同じ時期にまとめて作った作品で、システムを少しずつ改変したものになります。どのように考えてシステムを作ったのか、改変する理由は何か、といった部分を覚えている限りで書きたいと思います。 内容には各作品のネタバレも含まれるかと思います。 出来れば、プレイをしてから読ん

          システムを考える楽しさ②

          模倣か剽窃か

          この世で他の創作と100%被らずに作るなんて「新種発見」みたいなことは、まあそうそう出来ないわけで。 ただ、そんななかでも新しい創作が途切れることは無く、たとえどこかが似通っていたとしても、大抵の創作物は、それが新しい創作物であると認識されているかと思います。 もし「パクリ」と言われてしまったら、きっとそれは類似点が多すぎる、あるいは、核となる部分が似すぎているからかもしれません。 偉そうに作家を気取るつもりもありませんが、「パクリ」って言われてしまったら負けな気がして

          そのpaypayの利用法、大丈夫ですか?

          私が運営するボードゲームカフェ「ディアシュピール」は東中野に店舗を構えており、12月1日より中野区限定のキャンペーンとして、20%OFF祭りが開催されるようです。(paypay以外にも複数の決済対応) さて、いつもpaypayのキャンペーンが始まると「お会計を分割してもらえますか?」という質問を受けます。 結論から言えば答えは「NO」です。 分割が出来ない理由 paypayでは下記のような禁止事項が明示されています。 「3.通常1回の売上承認処理とすべき商品等代金を

          そのpaypayの利用法、大丈夫ですか?

          血と刃の白薔薇 -議論時間のススメ

          あくまで非公式ルールとなりますが、「血と刃の白薔薇」を遊ぶうえで「議論時間を制限した方が絶対に面白い」と思いましたのでまとめてみます。 議論時間ルールを適用して、より楽しくスリリングなゲームを楽しんでもらえれば幸いです! フェイズ分け 「血と刃の白薔薇」は、スタートプレイヤーから順番にカードを出すか出さないかを選択するゲームとなりますが、この選択を2つのフェイズに分けます。 1.議論フェイズ 2.選択フェイズ 議論フェイズ 議論フェイズは文字通り、 ・このラウンド

          血と刃の白薔薇 -議論時間のススメ

          不可逆過程のデジャブ -Debut-

          去年制作(?)しました「不可逆過程のデジャブ」を少しカスタマイズして、オンライン用作品「不可逆過程のデジャブ -Debut-」として公開いたしました。 制作に(?)をつけたのは、「消えたパンツと空飛ぶサカナ」以来の「シナリオ制作3日」という作品で、やりたいことだけを詰め込んだ「クソゲーポジション」の作品故です。テストプレイやアートワーク含めても執筆開始から入稿まで2週間かかっていません。 ちなみに、外部への印刷は表紙しか出しておらず、他は全部プリンターで出力しただけの作品

          不可逆過程のデジャブ -Debut-

          同人ゲームの値付けの話

          ボードゲームでもマーダーミステリーでも良いのですが、今日は「売る時の値付けの話」を少しだけ。 ショップもやっているので、ちょこちょこと同人ゲーム(あるいはスモールパブリッシャ―のゲーム)の委託や卸売の話が来るのですが、メチャクチャ困ることがひとつあります。それは…… 『販売チャネル(場所)によって販売価格がまちまち』 これです。 どういうことかと言えば、たとえば同人ボードゲーム。 イベント後など、イエローサブマリンさんへの委託が結構多いかと思いますが、イエサブさんで2

          同人ゲームの値付けの話

          血と刃の白薔薇って知ってます?

          最近ちょっとご執心な正体隠匿ゲーム『血と刃の白薔薇』というゲームをご紹介したく、noteつらつら書いてみようかなと思う次第です。 このnoteの趣旨としましては「一緒に遊んでくれる人を求める」というものですので、「面白そうだな!」と思ったら、ぜひ、私と遊んでください(笑) どんなゲーム?血と刃の白薔薇 通販でもちょろっと予約かましているのですが、ここに書いた紹介文を引用します(私が書いた紹介文です) 私自身「ルールを読んでも全然面白そうじゃない」を経験しているので、こ

          血と刃の白薔薇って知ってます?

          第3回 新作マーダーミステリー大賞に向けて

          先日、『第3回 新作マーダーミステリー大賞』の応募要項が発表になりました。 今回は、正味4ヶ月くらいの制作期間での公募です。 これを長いととるか?短いととるか? 審査陣的には「モックでOK」ということもあり「長い」という印象です。ただ、評判を聞くと、世間的にはまだ「短い」という感覚なので、ちょっとそこで乖離もあるなと。 審査の基準などでご意見もいただきましたが、その辺りは、こちらの動画で少しお話させていただいています。(動画2本) 収録時は審査中ということもあり、他の

          第3回 新作マーダーミステリー大賞に向けて

          子供が産まれてわかったこと

          少子化 どこの国でも衰退する大きな理由のひとつに挙げられ、日本も内需を確保する意図もあるのでしょう、真剣に取り組む「姿勢」を見せてはいますが、それでもなお、子供が産まれて思うことは、この国は子供を産むハードルの高い国であろうということです。 直球で書けば、つまるところ全て「お金」についての問題です。 もちろん、これ以上人口を増やしたくない。増やしたいとは思っているが、黙っていても勝手に増える。という状況なら今の制度でも良いと思います。むしろ、一昔前にくらべれば、手厚くもなっ

          子供が産まれてわかったこと

          システムを考える楽しさ①

          マーダーミステリーって何を作っているときが一番楽しいか? そんなことを先日きかれて、私は圧倒的に「システム」を考えている時が一番楽しいと答えました。 マーダーミステリーのシステムとは何なのか? 意外とここって見落とされているように感じていて、その冴えたる例が、「第2回 新作マーダーミステリー大賞」に於いて応募作品の9割が「SNE方式(推理時間を小分けにして、最後に設定された行動順にアクションをする)」が採用されていたことかなと思います。 画一的なシステムにすることは悪い事

          システムを考える楽しさ①