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マーダーミステリー白書

マーダーミステリーについて私(かわぐち)の考えや、ちょっとした情報などを書いて行こうかと思います。
読みたい方に届いて欲しい。そんな内容をつらつらと書いて行きます。
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#ディアシュピール

とりあえず不定期で

来月から新作をちょいちょい回そうと思っているのですが、今回、サックリyoutubeで内容をご紹介しようかな?と思っています。 いま、妻が実家におりまして、1ヶ月くらい?夜も配信できそうなので、今後も不定期ですが、ボチボチやってみようかなと。 マーダーミステリーの主に制作関連について、聞きたいことがあれば、youtubeにてコメントいただければ嬉しいです! シナリオ費用の話配信の話だけだと怒られそうなので、お金の話を少ししたいと思います(ゲス)

デザイナーズノート『消えたパンツと空飛ぶサカナ』

私は、そんなにたくさん映画を観る方ではありませんが、映画館に足を運んだ際には、必ずパンフレットを購入するようにしています。 ぶっちゃけ観た作品が「つまらないな」と思っても買います。 自分なりにどんな評価の作品であっても、作り手さんたちがどんなことを考えて作ったのか?が非常に気になるんですね。 大抵のパンフレットには、監督や脚本家、演者さん達の想いだったり、作品を作るうえでのこだわりなどが書かれた「デザイナーズノート的な読み物」が掲載されています。これが大好き。 それらを

ペーパーヒーローズ -復活編-

「いつかヒーローものをやってみたい」 マーダーミステリーを作り始めた当初から抱えていたこの思いを、なんとか形にすることができました。 正直に言えば、ヒーローもののプロットはまだ2本あって、どちらも形に出来ればと思ってはいるのですが、とりあえずペーパーヒーローズが形になったのと、この世界観でもう何本か書きたい思いもあって、世に出るのは相当先か、もしくは世には出ないかもしれません。 そのくらい、今作が個人的に好きな作品になったと感じています。 ゲームはノンストップ! 「第

犯人はどこにいる?

私の著作の感想ツイートをRTしたところ、このようなDMをいただきました。ちょっとピンと来なかったのですが、 このような内容もいただきまして、どうやら「プレイヤー内に犯人が居る」ということ自体がネタバレであるというお考えのようでした。 なるほどと理解はしつつ、ちょっと考えるところもあってこの件をツイートしたところ、想像以上に「犯人がプレイヤー内に居るという内容はネタバレである」という意見が散見され、これはなかなか危うい話なのではないかと思いnoteを書く事にしました。 前

多様性の末路

弊社が初めてマーダーミステリーを日本で実施した(身内でプレイした)のが2019年3月13日でした。 故に、マーダーミステリーが本格的に日本に入ってきて、3年が経ったと言えます。 さて、マーダーミステリーは3年前に比べて発展したでしょうか? もちろん、答えはYESでしょう。 しかし、ここ2年ほど、停滞しているとも感じます。 なぜでしょうか? 新型コロナという壁はもちろんあったかと思います。 しかしそれ以上に、「ジャンルの膨張」が発展の邪魔をしていると私は感じているのです

楽しいマーダーミステリーとは?

最近、自分自身よく分からなくなってきている 「マーダーミステリーの楽しさ」 正確に言えば、自分の中にはいくつか答えがあり、その答えに沿って制作をしているつもりですが、色々な作品を遊んでいると本当に正解が分からなくなります。 SNSの評判を見るとなかなかに良い評価をされている作品でも、確かに評価されている理由もわかる一方で、「ここはこのままではダメでは」というものが散見され、「楽しい」が削られてしまうこともしばしば。 もちろん、これは職業病だったり、個人的なワガママ……