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【それぞれの道】ジュビロ磐田 高野遼 SC相模原へ完全移籍

あのケガが無ければ・・・・。

2024年1月12日。

ジュビロ磐田の高野遼がSC相模原へ完全移籍することが発表されました。

高野遼の2年半はケガとの戦いでした。





2021年7月22日。横浜・マリノスから完全移籍加入した高野遼。

やっぱり忘れられないのが、2021年9月11日 J2第29節アウェイ千葉戦。
ルキアンの逆転ゴールへの高速クロス。

逆転勝利に大きく貢献した高野遼。

翌年2022年でのJ1の戦いでは、高野遼にメチャ期待していました。


しかし、2022年はJ1最下位でJ2降格してしまったジュビロ。

当時J1でなかなか勝てなかった原因はいくつかあると思うのですが、高野遼の負傷離脱は、チームにとってかなり痛かった思います。

2022年の夏に松原后が加入して左サイドを補強しましたが、結局この年の高野遼は一試合も出場することができませんでした。


あの屈辱の2022シーズン。

もし高野遼がシーズン最初から出場できていたら。
当時の伊藤彰監督はどんな采配をしただろうか?

高野遼はヴァンフォーレ甲府時代に彰さん(当時は甲府のヘッドコーチ)の指導を受けていたことがあったため、特に期待していました。

間違いなく右の鈴木雄斗、左の高野遼という布陣だったろうな。

もしかしたら2022シーズン最後に見えていた景色も違っていたかもしれない。

今でもそんなことを想像します。




2022年オフ。

高野遼は2023シーズンの契約を更新。

負傷した足は準備万端として自らSNSで発信しました。

ファビアンゴンザレスの二重契約問題で選手補強ができなかったジュビロにとって、高野遼の契約更新・復帰は、実質選手補強に等しいと思いました。

「今シーズンこそ、全力で戦って欲しい。」

しかし、残念ながら2023シーズンもリーグ戦には出場どころか、一度もベンチ入りすることはありませんでした。


それでも2023年5月24日。

ルヴァンカップGS第5節で、約1年7か月ぶりに公式戦に復帰!

この試合は鳥栖でのアウェイゲーム。
遠方のため、残念ながら復帰戦は現地参戦することはできませんでした。

高野遼のプレーを現地で見ることができたのは、2023年6月7日 天皇杯2回戦カマタマーレ讃岐戦でした。

フリーキックを蹴る高野遼

久々にヤマハスタジアムで見る背番号39。

「戻ってこれて良かったなあ」

しかし、高野遼にとって、ヤマハスタジアムでの公式戦はこの讃岐戦が最後になってしまいました。





私は、改めて「2023 JUBILO YEAR BOOK」を開きました 。

そこには2022シーズンの無念の負傷、リハビリ、復活。

高野遼が負傷と戦う姿を綴った記事があります。

「ジュビロで報われて欲しかったな・・・。」

負傷に泣いた2年半。

高野遼にとって、ジュビロ磐田在籍期間は良い思い出は無かったかもしれません。

でも2021年のアウェイ千葉戦で見せた高速クロスの衝撃は忘れられません。


「ジュビロに来てくれて、本当にありがとう。」


SC相模原での活躍を心から祈っています。


最後までお読みいただきありがとうございました。
ジュビロ磐田と高野遼のファンサポーターに歓喜が訪れることを願って。

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