私がヨガをお伝えする理由「あなたは、自分の好きに生きて、いいのです」

この文章では、私がなぜヨガ講師をしているのかをお伝えします。

私は、幼稚園時代に転園をし、新しい幼稚園、その後小学校でもうまくなじむことができなかった。クラスで目立たない、控えめな少年だった。
ある日、勉強をするようになってテストの成績が上がると、先生やクラスメイトが私を見る目が変わった。私はクラス委員になった。
この時の経験により、私は、「権威者の承認を得れば私の人生はOKだ」という価値観を持った。

この価値観を持ち続けることによって、社会人になってから、とても苦労をした。「できること」が自分の存在意義であったから、十分に仕事をこなせない自分の存在を認められなかった。この苦しさは、「他人軸で生きるべきではない」と気づくきっかけにもなった。

ヨガ(経絡体操法や呼吸法)を取り入れ、雑音をシャットダウンする時間を持ち、心の仕組みを学び、心理学や臨床心理学、対話などの組織開発手法を学び、コーチングを受け・・・様々な実践を取り入れることで、今では身体的健康、精神的健康、社会的健康な状態を維持でき、ウェルビーイングな日々を送れていると感じる。
自分の価値観としっかりとつながり、目の前のことに全力で向かいながら結果には執着しないこと(IARPではこれを超作という)、これにより、仕事の効率も、生活の密度も高まることを実感している。

ふと日本社会を見ると、
教育現場は(徐々に変わりつつあるが)正解を教える、先生のやり方をマネすることを学ぶ場の印象が強い。
また、社会人になってからは、(ここも徐々に変わりつつあるが)上意下達の文化が強い企業が多い印象がある。
つまりは、他人の価値観にあわせて、周りに合わせた行動を求められがちであると思う。
また、動画や動画のストリーミング、TV、SNS、ゲーム、あらゆる娯楽に目の前のスマホから簡単にアクセスできる。
華氏451度ではないが、情報の洪水の中で、忙しさの中、自分自身と向き合うことなく、日墓を送っている人が多いのではないか。

情報の洪水の中で、自分自身の価値観に従って生きられていない人に対して、自分自身の価値観に従って生きることによる心地よさをお伝えしていきたい。
「あなたは、あなたの好きに生きて、いいのです」とお伝えしていきたい。
そのために、私はIARPでヨガ講師をしている。

vision mission value


長文版ビジョン・ミッション・バリュー

ビジョン(目的とする世界観)「動物ではなく、自動応答でもなく、人間として」

ピークに達している資本主義社会の終焉の後、各人が各人らしく生きる時代。

私たちすべての人々は、
「おいしいものが食べたい」「もてたい」「安心して日々を過ごしたい」「情報を得たい」「怒られたくない」「ほめられたい」「優秀であることを示したい」という低次の欲求DRIVENではなく
「誰かのためになりますように」「世の中が平和になりますように」という利他的な願いDRIVENで生きている。

「暇になると電車の中でスマホを見ている」のように、日々無意識に過ごすと、人は、本能や習慣、感情に支配されるオートメーションモードになりがちだが、
身体・思考・感情の動きを意識しとらえることで、自分の人生の主導権を取り戻し、自分のwillとともに生きている。そんな人が増えている。(※このwillは利他的なwill)

「腹が立つ」「怖い」「明日あの人と会うのが嫌だ」
など、思考や感情にふりまわされるのではく、
自分自身を、思考や感情とは距離のある存在として客観視できる。

「立派な家を持ちたい」「かっこいい車に乗りたい」「昇進したい」という、誰かにどこかで刷り込まれた願いではなく、自分自身が本当にありたいことを体現するために存在する。

「老後の資金が不安だから」仕事をするのではなく、
「将来いい会社に入れるよう」勉強するのではなく、
目の前の仕事や勉強が好きだから、そこに時間を投じる。

過去への後悔、未来への不安は手放し、今を生きている。

結果、個々人はフロー状態で仕事や趣味・勉学に励み、人生の濃度は爆上がり。
そんな私たちによって、SDGsは解決に向かっている。

子供たちは、「教育」と「仕事」を通じて型にはめられていくのではなく、可能性を開花させている。

また、企業内では、上意下達・事なかれ主義などの習慣・風習・文化に管理されるオートメーションモードではなく、
企業ビジョンに沿って、誰かがやりたいことを表明すると、そこに支援者が集まり、仕事が進んでいく。

ミッション(人生の使命)「ウェルビーイング」

上記ビジョンの達成のために必須となるウェルビーイング
身体的健康・精神的健康・社会的健康
のTIPSを自身でも実践し、一人でも多くの人にお伝えする。

また、クライアント企業が上記ビジョンのような組織へ変革することを、伴走者として支援している。

バリュー(人生の価値)「自分軸(あなたは、自分の好きに生きて、いいのです)」

私は、幼稚園転園でうまくなじめなかったが、小学校で勉強ができることにより周りの見る目がかわった。
この経験を通じ、「権威者の承認を得る」が私の行き方の基盤になった。
この価値観によって、社会人初期にとても苦労をした。
この苦しさは、「他人軸で生きるべきではない」と気づくきっかけにもなった。
私自身が、他人軸から、自分軸にシフトするまでに、様々な手法を試してきたからこそ。周りの人が変わろうとしているときに、その気持ちに寄り添い、その人にあった方法をお伝えしていきたい。

つまりは、スティーブジョブズがスタンフォード大学で言った以下メッセージを、私なりの方法で、私の周りにいる人たちに、あり方として、伝えていきたい。

あなた方の時間は限られています。だから、本意でない人生を生きて時間を無駄にしないでください。ドグマにとらわれてはいけない。それは他人の考えに従って生きることと同じです。他人の考えに溺れるあまり、あなた方の内なる声がかき消されないように。そして何より大事なのは、自分の心と直感に従う勇気を持つことです。あなた方の心や直感は、自分が本当は何をしたいのかもう知っているはず。ほかのことは二の次で構わないのです。

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