えっ、ここもライトアップされてたんだ!
うちから一番近くにある川は、両脇が道路になっていて、車やバスの行き来の際よく通るところだ。
約15年前ぐらいまでその川は、近くを通るだけでもぷ~んと臭う、ただのドブ川だった。
川というよりも、両脇に植えられた木々が「まえ~ならえ~!」的にきれいに整列していて、毎年夏には新緑が青々と茂り、秋には紅葉がきれいなので、川は完全に整列された木々の存在に負けていた。
川はかろうじて、その臭いを通して自らの存在を主張していた(笑)。
しかし、寿城池に噴水ショーができた10年前ぐらいから、少しずつその川も整備されてきた。
「へ~この川も、きれいになるのかな?!」と、かすかな期待(?)を持って見ていた。
なんせ、ソウルの清渓川(チョンゲチョン☟)なみにするらしいと聞いたからだ。(こんなに大きくはありませんが。)
まずは、両脇がしっかりと埋め立てられ、歩けるように造った。
(いや~ここに長く住んでる人は歩きにくいでしょ。以前のイメージがね~~)
次に、正面に滝のようなのができた。
(へっ?ここに滝って、必要??)
遂にはシンガポールの「マーライオン」を真似て、魚の口から噴水が出るのが滝の上にできた~!!
(おぉ~きた~!韓国の大邱の「マーうお(?)」とでもいいましょうか・・・)
車がその横の信号で止まった時など、目の前の「川」と「滝」と「マーうお(?)」を見るたびに、思わず微笑ましくなったりもしますが・・・
実は今日まともに全体を見たら、その整列された木たちにも、ライトアップされちゃってるし~!!! あらららら・・・
この木たちにとって、川がきれいになったことが良かったことなのか、どうなのか・・・。
私は毎年密かに思うことは「クリスマスの時などに、世界あらゆる所に存在する木たちが、イルミネーションの土台になってかわいそうだなぁ・・・」なのです。
あの木たちも一生懸命呼吸して、生きているのに・・・
ライトアップしてきれいに見せるよりも、木たちが生きやすい環境を創ってあげることこそが「町づくり」にもいいんじゃないかな~と、やっぱり思ってしまいます。
拙い文章を読んで頂いて、ありがとうございました。 できればいつか、各国・各地域の地理を中心とした歴史をわかりやすく「絵本」に表現したい!と思ってます。皆さんのご支援は、絵本のステキな1ページとなるでしょう。ありがとうございます♡