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知っていても出来ていない事を出来るようにするには 感動創庫🄬LFCの経営理念⑤ No.310

あなたは「知っている」事はすべて「できる」になっていますか?

私もそうですが、知っていても出来ないことって結構ありますよね。
ちなみに私は「整理整頓」の大切さはよく知っていて、会社では環境整備の勉強会を主催したりしていますが、プライベートでの片づけは本当に苦手で、いつも妻に叱られています。
また、「相手の立場に立って考える」という事の大切さよく知っていて、これも働いている皆さんにいつも伝えていましたが、本当に出来るようになってきたのは最近です。

ここで大切なのは物事の理解に段階があり
①知っている=聞いたことがある
②理解している=人に説明が出る
③やった事はある=言われればその時はできる
④出来る=自然にいつもできている

というステップです。

セミナー等でもよくあるのですが、良い話を聞いて「ええ話やな~」となるのですが、実際は何もしないというのが「知っている」段階なのですが、意外とこれで「出来る」と思っている方がいらっしゃいます。正直知っているだけでは行動するまでに過去の習慣という大きな壁があり、行動には移りません。

ではどうすれば「知っている」事を「出来る」ようになるのでしょうか。
大きく3つ位の要因があると思いますが、
①大きなショックを受ける=事故や病気などにより必要性を理解する
②毎日言われる=何度も習慣になるまで言われる
③やると良いという事を理解する=結果が出たという体験をする

「歯磨き」が大切なのは皆さんご存知だと思いますが、歯磨きが大人になって出来ない人はいないと思います。上記の例でいうと
①虫歯になって痛い思いをしたのでこれからは磨こうと決心する
②親に毎日言われて習慣になった
③学校の歯科検診で歯磨きがしっかり出来ているとほめられた

実は社内でも「知っている」だけで「出来る」ようになっていない事が意外と多くあります。
その「知っている」を「出来る」ようにするために一番効果的なのが、
「経営理念」です。

以前のブログでも触れましたが、経営理念が何のためにあるかというのはいくつか理由があり
・会社が存在する意味
・存在意義 存在価値
・ベクトルを合わせる
・共通言語を持つ
・知っているではなく出来るようになる

と説明していますがその一番最後の所に書いてあります。感動創庫🄬LFCでも経営理念の中に行動指針という形で出来るようにする取り組みを行っています。

行動指針
目標 明確な目標を定め目標に向かって正しい行動をします
本気 やると決めたことは達成するまでやり切ります
成長 自分の可能性を信じ未見の我を見つける行動をします
貢献 身近な方を助け感謝される行動をします
凡事徹底 当たり前な事こそ真剣に丁寧に行います

上記のように定め、毎日唱和する事で行動に移せるようになります。
また、毎月の早朝勉強会や、年に2回の経営方針発表会で経営理念について詳しく説明し、その必要性を理解していただけるようにしています。
一朝一夕に出来るようにはなりませんが、繰り返し伝えることで徐々にできるようになってきます。

皆さんも社内の「知っている」を「出来る」ようにするため、経営理念を作り、浸透させていきましょう。
経営理念の作り方がわからない方ご相談ください。サポートさせて頂きます。

今日の一言
会社をよりよくするために「知っている」を「出来る」ようにする

11月20日にじゅうろくプラザでセミナー開催します。
今回は上記の内容のような経営理念や「愛」についてもお伝えします。
当日はもっと詳しくお話しさせていただきますのでご興味のある方は下記ページご覧ください。
https://inoue-kando.com/news/detail/8

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