全てをそのままに受容する No.204

皆さま色々な出来事やほかの方の発言等、受容ってできていますか?

日曜日に毎月1回の陰陽五行論塾に参加してきました。
予定では今月は小池塾長がご欠席される予定の月でしたが、前回の塾で内容が変更になったので今回も特別にご登壇いただきお話を伺いました。

今回の内容で特に心に残ったのが、受容するという事でした。
受容することの大切さは頭では分かってもなかなか実行できない事の一つです。

これが正しいという固定的な考えが「〇〇でなくてはいけない」という自分の正しさの押し付けを生みます。

私の正しさというエゴを押し付けると必ず相手からも反発が起きます。
例えばこの人はいつも怒っている人だという規定を自分がすると、相手に対して自分は怒られないようにしようという逃げる心が生まれたり、逆に自分もそれ以上に怒りの対応をしようとして反発が起きます。

受容するという事は逆に言えば、自分の正しさを手放す事でもあります。
上司は部下を育てて当然と思っている部下と、知識は教えてもらうのではなく、努力して盗むべきと思っている上司では正しさが違うのでぶつかります。

遅刻する事を何より悪い事と考えるが、仕事の出来はあまり良くない方と、仕事はいつも完ぺきにこなすが、遅刻ばかりしている人もその方の正しさが違うので、相手の良さを認める事が出来ません。

たとえ自分と考え方が違っても、そんな考え方もあるんだと理解し受け入れる事が出来ればぶつかり合うことも少なくなります。

また、人の場合だけでなく自分にとって嫌な出来事があった時も受け入れる事が出来ず、人のせいにしたり何か物のせいにしたりしていませんか?

例えば病気になった時に「難で私ばかりこんな目に合うのか」と悲観し、こんな事になったのは周りの人が私に気を使ってくれないからだ等、周りのせいにしたりします。

こんな時も自分は病気になる必要があったと思い受容できれば、それ以上のストレスにはならず、過ごす事が出来ます。

周りに起こる出来事や、人の行動をそのまま受け入れるという習慣を身につけていくとすべてがありがたく感じられるようになります。

急には出来ませんが、皆さんもぜひ受容する意識を持ってみてはいかがでしょうか。

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