漢方では春から夏にかけてが【陽】
秋から冬にかけて【陰】の時期と考え、
冬至は陰のピークになります
(ここから陽へと向かっていきます)
なんとなく秋や冬は
寒くて、暗くて、
ちょっと調子が出ない…
ネガティブなイメージですが、
陰も陽も、どちらも欠かせない存在☯️
さむいこの時期にじっくりと、
ていねいに身体と向き合い、
しっかりと自然のエネルギーをチャージすることで
春や夏を活動的に過ごすことができます
ちょうどもうすぐ新しい年を迎え、
体質改善を始めるには良い時期
いま、体調でお悩みがあるひとは
しんどくてつらい時期かもしれませんが、
「症状がある=もっと良くできる余地がある」
ということ
日々の生活を見つめ直し、
前向きにできることから取り組むことで
体質は大きく変わっていきます
今回はその中でも
いちばん簡単で大切なことを3つお伝えします🌿
*
①口に入れるものを見直す
毎日口に入れるものが
自分の血となり、細胞となります
意外とこれを忘れて
甘いもの、油濃いもの、身体を冷やすもの…
自分の食べたいものを食べたいだけ、
コントロールできずに食べてしまう方がほとんどです
とくに皮膚トラブルやアレルギー疾患、
生活習慣病などある方は
病院に通う前にまず、
口に入れるものを見直してみてください
なるべく食物繊維を多く含むものを食べ、
糖質・脂質を過剰に摂りすぎず、
ゆっくりとよく噛んで食べましょう
(ゆっくりと、がとくに重要です‼️)
②眠る時間をすこし早くする
漢方では22時〜2時の間に「血」を整えます
血を整える…?
ピンとこないかもしれませんが
漢方で考える「血」とは血流だけでなく、
ホルモンバランスや自律神経にも影響します
なんとなく身体の調子が良くない、という方は
とりあえず22時か23時には寝てみましょう
とくにイライラとか悲しくなるなど、
情緒が不安定なひとは夜更かし厳禁です❌
③呼吸を意識する
忙しいとき、イライラしているとき、
こういったときは呼吸が浅くなりがちです
忙しいときこそ、
一度おおきく深呼吸してみましょう
ポイントは鼻から吸って、口からゆっくりと吐き出す
そのときにへその下(丹田)を意識して、
からだの背骨をまっすぐに
一本の糸で吊るされているように
身体をまっすぐにして呼吸すると経絡の巡りも整いやすくなります🌀
*
漢方薬、薬膳、ハーブ、薬草…
なんとなく自然のもので体調を整えたい
こういったイメージで
漢方に興味を持たれる方も多くいらっしゃいますが、
じつは上に書いたような「地味だけど重要なこと」の積み重ねが
未来の自分の体質を作ります
漢方薬やハーブはあくまでも補助🌱
冬至の今日、
いまいちどじっくりと自分の身体と対話してみてください🍊
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