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小さな武器を手にまだ知らぬ遠くへ行きたい

毎日毎日手と足と頭を動かして頑張って生きて、日常を回しているけど果たしてそれって何かにつながっているんだっけ?って思ってしまう。

多少ある自分のアイデンティティや肩書きを誇張して、自分をすごそうに見せたりして、頑張っているけどでもそんなのただの見た目だけで実際のところ誰を幸せにして、自分は豊かになっているんだろうかって考えたりする。

自分は何者で、なんで自分はこんなにちっぽけで、未熟で、社会になんの役にも立っていないし、なんなら社会で低い場所にいるんじゃないかと思ったりする。上にいるすごい人たちの場所には自分はいけないし、知るよしもないレベルの高い場所ばかり見上げている気がする。


自信がなくて、社会に認めて欲しくて寂しく大きな空いた心の穴を埋めようと必死に生きているけど、自分にはやっぱり到底叶わない壁というものが存在するんだなと思う。

誰でもなんでもできるというけど、結構生まれた時点で決まっちゃってる部分も大きいよなと、現実世界に出てきて思ったりする。

それでもそんな場所でも自分の武器と小さな才能で、できることを毎日小さく進めていくしか上に上がっていける方法はないんだなと思考が行き着く。


そういったことを思考させるのは、きっと今いる場所も大きく関係しているし、同じ場所にずっと止まって同じものを見ていると自分のいる場所もこれから向かう場所もわかんなくなっちゃうよなと思ったりする。
だから旅をして遠くに行って日常と自分から離れたいなと思います。

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