見出し画像

いつでも死ねるなら生きていたくならないか?

私はとても腑に落ちた言葉がある「いつでも死ねる」という言葉だ。別に明日であれ、3年後にいつでも人間は居なくなることができる。しかし一回やれば元には戻らないことを忘れてはいけない。

戦争では命を失くすという感覚があって恐ろしい世の中だったのだと思う、それが高度経済でどんどん人間は豊かな暮らしになり、どんどん安全になり命がなくなるという経験をすることが少なくなり、ただただお金を稼げれば生きてはいける世界が現代だろう。
現代の豊かさの副作用が強い。

お金=雇われ=学歴
になり、学歴のない人はいけないという不登校=ダメというおそろしい世界になった。多様性とうわべ言葉では聞くが多様性なんてない。
そこから子供も親も先生も学校に行かなくなりそうなら、絶壁から落ちそうな勢いで話をし、とてつもないプレッシャーと自己否定をしてしまう人が多い。
完璧完全でちょっと違えばダメという世界の中に居づらく、引きこもりも当然に増える。

だから今起きている鬱が多いとか、引きこもりだとか。
豊かすぎ完璧主義な世の中において当然の反応なんじゃないかと考えている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?