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NPB春キャンプシーズン

日本では、2月1日からプロ野球の春キャンプが始まりました。
昨年までその場にいたのかとは思えないぐらい別世界な印象でニュースや記事を見ています。
福岡ソフトバンクホークスには2018年から昨年2021年の合計4シーズンお世話になりました。今思えば、至る所に「プロ野球」たる恩恵があり、今ではそれがとても懐かしく思います。

✔︎スタッフ1人分とは思えない支給品の量

2017年にコスタリカ共和国から帰国し、発展途上国の物が足りない中でいかに工夫して道具を作り出すかというテーマで多くの時間を過ごしていた人間が、いきなり先進国日本のプロ野球球団に入団させてもらうと色々と驚きがありました。

その最たる例がこちら。

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キャンプ初日の2月1日に合わせて1月31日にホテルにチェックインすると、すでにその年の支給品が部屋入れされています。年によって支給されるものに多少違いはありましたが、ほとんど同じぐらいの量を毎年支給して頂いてました。「さすがプロ野球。」と思った1年目の1月31日は、今でも覚えています。改めて有難い環境にいたことを今離れてみてとても感じます。

✔︎スペイン語を1番使う1ヶ月

キャンプでは毎年、その年のサインプレーの確認や実践にはいつ頃入っていくのか、ピッチャーであればブルペンの日程や打撃練習にバッティングピッチャーとして登板し、感覚の確認をするのはいつかなど、色々と確認事項が多い印象でした。そのため、おそらく1年で1番スペイン語を話した印象があります。

とはいえ、2018年、2019年は外国人選手の日本来日は2月中旬から後半にかけてだったり、2020年、2021年はコロナウィルスの影響で3月に来日をした外国人選手もいたぐらいだったので、本来キャンプで確認するべき内容を3月のオープン戦の時期に確認することも多くありました。

私が担当をした外国人選手は、多くがマイペースな選手が多く、コーチの方との実践に向かうプランの練り直しを何度もしたのを覚えています。笑
このような外国人選手の要望と首脳陣の方達との意見の擦り合わせの間に入るのも通訳の仕事です。なかなかプランがまとまらないこともあったりと人と人の間に入ること、ましてや日本人と外国人の間に入ることの難しさを痛感したいい経験でした。

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✔︎今年こそ

チームを離れた今、藤本新監督の福岡ソフトバンクホークスをいちファンとして応援しています!今年こそ、リーグ優勝、日本一になってくれることを祈りながら、自分は自分でやることやっていきたいと思います。

頑張れホークス。

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