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中南米のサッカー人気国でも野球のトライアウトを!

さて、初投稿で私自身についてお伝えすることができたところで、今後の具体的な目指していきたいこと「中南米のサッカー人気国でも野球のトライアウトを!」ということについて詳しく書いていきます。

✔︎あまりにも少ないスポーツの選択肢

上に貼り付けた記事にも書きましたが、私は大学卒業後、すぐに青年海外協力隊にてコスタリカ共和国へ行っています。
コスタリカと言えばサッカーです。各教育機関の体育の授業もいつもサッカー。テレビをつければサッカー。
サッカーというスポーツについて欠点や対抗意識があるわけではありません。子供たちにとってのスポーツの選択肢が1つしかないということに問題があると感じました。
というのも、サッカーを好きになれない子どもは、運動自体をやめ、体育の時間で友達がサッカーを楽しんでいる傍ら、スナック菓子を食べているという状況、、、。若年層の肥満が問題となっているコスタリカをはじめとする中南米諸国にとって、教育現場で私が見た状況は、その問題を助長させるもののように見えました。

そこから、子どもたちにスポーツの選択肢をもっと持ってほしい。そうすればスポーツや運動を好きになる確率も高くなるはずと思うようになったことが「野球のトライアウト」を目指すきっかけとなりました。

✔︎私のコスタリカから見た中南米全体の印象

そして、それはコスタリカに限らず、他のサッカーが盛んな国にも言えることだと感じています。
そもそも、中南米の多くの国々は「サッカー」「野球」で二分されている印象を受けます。
例えば、キューバ共和国やベネズエラ、ドミニカ共和国では言うまでもなく野球。一方で、コスタリカやアルゼンチン、エクアドルのようにサッカーで国際大会に出場してはいるものの、それらの国で野球といえば栄えているとはとても言えない状況にあります。

そして、私の中で最も悲しい現状であり、トライアウト実現に動いてみようと思えた1番の事実は「そのようなサッカー人気国でも野球を一生懸命練習して、実力も伴いつつある選手がわずかにいる。」ということです。

とはいえコスタリカでは、国内にサッカーのプロリーグがあります。それに比べて野球といえば、日本でいう草野球のような形で40歳を超えるような選手たちと共に試合をするというのがメイン。そこにもちろん「職業としての野球」はありません。野球を見る機会すらあまりありません。

✔︎職業としての野球を広めたい

実際に、実力が伴いつつあるわずかな野球選手を目の前にすると、やはりこの想いが強くなってきます。

彼らがもし、日本にいたら、、、。間違いなく良い環境で野球をさせてもらっておきながら下手くそで野球人生を終えた私なんかよりも、可能性のある充実した野球人生だっただろうに、、、。と思ってしまいます。

そういう子どもたちに「職業としての野球」の窓口を作りたいと思っています。そしてそれが「トライアウト」。

「職業としての野球」を掴んだ選手が活躍をすれば、サッカー人気国でも、野球を仕事にするということに具体性を帯びてきます。
野球でも成功できる道があるかも?と思ってもらえたら、彼らの野球に対する見方も変わるのではないか。そうすれば、子どもたちにとってのスポーツの選択肢をサッカーと野球。と2つにできるのではないか、、、?と考えています。

✔︎最後にわかりきったことを、、、。

そして、今私がこのアイデアを持てているということは、過去にも同じようなアイデアを持った人たちが必ずいるはずです。そして、これからの未来にも同じようなアイデアを持つ人が必ず出てくるはずです。
そう言った人たちをはじめ、この活動に興味や関心がある方やアドバイスや新しい見方を示してくれる方、シンプルに共感してもらえて応援してくれる方を探していかなくてはいけません。

一人では絶対無理なので、仲間探しをしたくてこのnoteを作った次第です。


最後の最後に、この記事の表紙の絵、知り合いの方に描いて頂きました。
こんな形で将来トライアウトができたら良いなぁというイメージをそのままそっくり絵にして頂けました。その方の他の絵もぜひご覧になってみて下さい!
https://www.instagram.com/fish____and_chips/?hl=ja

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