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BLはじめまして

どうもこんにちは。かねきょです。

BLをほとんど知らない私ですが、何だかんだでこちらの「週刊BLマガジン」という謎の共同運営マガジンに参加することになりましたので、軽く自己紹介をしてみようと思います。

私が漫画を読んだり描いたりしていた小学校高学年くらいの頃、買って読んでいた漫画雑誌は「花とゆめ」でした。

『パタリロ』を普通に読んで育ったので、私のBLの土壌はここいら辺にあると言えましょう。まぁそうは言っても、少女漫画雑誌なので、そんなにハードなものはなく、「…のようなもの」の範疇だと思います。当時はBLという言葉もなかったですしね。

私がコミケ参加などにうつつを抜かしていた中学生の頃は、『キャプテン翼』などの二次創作が流行っていたかもしれません。私は創作(少女)漫画というジャンルの辺りにしかウロウロしていなかったので、かすかに気配を知っている程度ですが、そういうのがある、という認識はありました。その時もおそらくBLとは言っておらず、「やおい」なんて呼んでいたと思います。

まぁ私は二次創作にもパロディにもそんなに興味がなかったのもあって、そちらへ転ばぬまますくすくと育ったのですが、いわゆる24年組と言われる、萩尾望都先生、竹宮惠子先生、大島弓子先生、ポスト24年組の坂田靖子先生などを全く知らぬわけでもなく、これらは大学生になってから遡る形で触れました。なんとなくJUNE……的なもの、耽美なもの、ソフトなBL的なものに触れたとしたらこの辺りかなと。

そんな中で衝撃的だったのは、私が「花とゆめ」を読んでいた当時、同じ白泉社の「LaLa」で連載されていた山岸涼子先生の『日出処の天子』が聖徳太子の漫画だと思って読んだら、まぁその通りなんだけど、なんだか、え? これってまさか……? なBL展開だったこと。でもいやらしくないし、むしろ萌える!(萌えという言葉もまだ無かったかも)と思いつつ読んだ記憶があります。

まぁ、漫画に関してはそんな程度です(笑)

そんなこんなで。

こんな漫画を学生時代描いたりしてた(笑)

前の職場(ご存知ない方のために、ちらっと言うと、私学の中高一貫校で19年ほど教員をやってました)はオタクの巣窟……でしたので、本や漫画はみんなで交換してよく読んでいました。

「ネムキ」の『百鬼夜行抄』で有名な今市子先生や波津彬子先生の『雨柳堂夢咄』なども、そんな同僚の方たちとの本の貸し借りの中で覚えたものですが、そんな中でBLというジャンル名を知ったのだったと思います。よしながふみ先生や今市子先生の、そんなにハードではない方のBLを読みながら、「悪くはないけど、そのほんの少し手前くらいの淡いやつがいいんだよなぁ……」と自覚したのもこの頃かと。

同僚の人たちも、淡いのがお好みの方から、割とエロめもオッケーな方まで色々でした。奥が深いっす。

それで。

仕事柄、文豪の書いたちょっと昔の小説を読むことが多かったので、授業ができる程度には掘り下げて読まねばならないのですが、前もどこかに書いたかもしれませんが、文豪の書く作品の主人公はゲスいやつが多くて、しかもほんのりBL臭がする作品も少なくないのです。代表的なものは夏目漱石の『こころ』とか。ね。うん。

授業で言いたいけど、言ったら終わるかな……みたいな葛藤もありつつ教材研究したのが懐かしいです。

この辺の話はまた今度ゆっくり。


ほんのりBLぽい雰囲気があるかもないかも……に萌える程度の私ですが、よろしくお願いします(フォロワーさんが引き潮のようだ)。




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