ニュースレターをはじめる手引き①~プラットフォームの選び方~

もう少しで、新しいメルマガをスタートします。
だいたい企画の考えがまとまってきたというのと、考えが三周くらい回って煮詰まってきたので、そろそろスタートを切ることにしました。

私のこの3ヶ月に亘る変遷と知見と思考は、同じような事を考えている人にとって少なからず役立つだろうと思ったため、このメルマガにて公開することにしました。

🟢ニュースレターの優位性

📌そもそも"ニュースレター"とは何なのか?

ニュースレターというのは、日本では馴染みのない言葉です。
要は、「メルマガ(メールマガジン)」と同じものと考えてOKです。

海外だと逆にメルマガという言葉はなく、「ニュースレター」が市民権を得ています。
なので、海外製のサービスでは、メルマガのことをニュースレターと呼んでいるのです。

そのニュースレターは、海外では一種のトレンドが起きています。
メール回帰現象とも言えます。
SNS全盛期が来て、逆にメールのメリットが見直されているのです。

なぜ注目されているのか?

顧客リストを、クリエイター(発信者)の手に握る事が出来る
②メールボックスへのプッシュ通知


この2点です。

(日本の20代以下の世代だと、メールよりも「LINE」をヘビーに使っているため、ピンと来ないかも知れません。)

顧客リストを、クリエイター(発信者)の手に握る事が出来る についてXやインスタと比較したときに、顧客リストとは=「フォロワー」のことです。
誰をフォローし、誰にフォローされているかという情報は自分のモノではないです。
データをエクスポートできないし、手動でそれを手控えすることも現実的ではありません。
つまり、Xにやインスタの運営会社にBANされたら全てが消えます。全ての苦労が水の泡。誤ってBANされることもあります。実際に僕の周りでもそんな憂き目に遭っている人を何人も目にしています。彼らは何の非もありませんでしたがBANされました。明日は我が身です。
また、Xのフォロワーに対して一斉にDMを送ったり、一斉にメールをしたりといった「応用的な活用」が出来ません。Xのフォローに対しては、あくまでもX経済圏の中で関係性を持つように強いられます。

もう、おわかりかと思います。
ニュースレター(メルマガ)では、購読者メールアドレスリストはクリエイターのものです。
メルマガを発信するには、Substackや、Beehiiv等さまざまなプラットフォームがありますが、リストはいつでも自由にエクスポートして、他社に乗り換えることが簡単にできます。

📌noteはメルマガか?SNSか?

日本で有名な、というか今まさにこれを書いている「note」はどうでしょうか。
これは、SNSと同じような性質を持ちます。

フォロワーリストをエクスポートできませんし、フォロワーさんのメアド等の情報も一切わかりません。完全にnote社だけのものです。
ですから、そういう意味において、noteというのはSNSプラットフォームです。Xの長文版のようなものといっていいでしょう。

新しい記事を更新するとメールで通知するという「メルマガっぽい機能」もありますが、本質的には全くメールマガジンとは違います。SNSに限りなく近いものです。

🟢メルマガを発信する場所(プラットフォーム)選び

さて、それらを踏まえた上で、メルマガを初めて行きましょう。(筆者は、ニュースレターと打つのが面倒くさい&メルマガのほうがなじみ深いと思うので、メルマガという言い方を好みます。)

メルマガを始める場合、メルマガ発信を始める場合、まずは発信するプラットフォーム選びからです。

プラットフォーム選びは、いわば「船」選びです。

メルマガはいつでもエクスポートして乗り換えが出来るので、配信するプラットフォームはどこでも良いとも言えます。

ですが、船によって、様々な付加価値を受けることが出来ます。
付加価値の高い船を選ぶのが上策です。

また、料金体系も違います。
無料でも出来ますが、
・サブスク課金すると売上げの○%を手数料として徴収されるもの、
・利用料として一括で支払うもの、
など多種多様です。

グローバルで最も有名なのはSubstack(サブスタック)です。
日本でも使っている人が多く、有名ですね。
完全無料で始めて続けられるので、多くの初心者の方に対してはまずSubstackを推奨いたします。
これが、皆さんに対するアドバイスとしては結論です。
でも私はSubstackではやりません。

📌日本のサービスは無いのか?

日本のサービスも探しました。
主なサービスは2つほど。

色々調べましたが、敢えて日本製のサービスを使う気になりませんでした

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