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職種の壁を超えたチームマネジメントでやってよかったこと

やってきました、12月恒例のアドベントカレンダー!

いま、会社にて、note書きたいのになかなか書けないnote社員で集まってこれを書いています。えらいぞ。

🎄この記事はnote社員のアドベントカレンダー14日目の記事です


1年前、いまの会社で初めてチームリーダーになりました。

私はブランディング・PR系の職種ですが、チームメンバーはデザイナーとエンジニア出身の技術広報。

自分と職種のちがうメンバーのマネジメントをすることになったのです。

難しいことだらけでしたがマネジメントとして学びも多かったので、やってよかったこと、やればよかったことを紹介します。


😊やってよかったこと

社内調整のサポート

職種がちがうので、私がデザインの良し悪しやエンジニア業界のあれこれにアドバイスできません。メンバーのみなさんはそれぞれプロフェッショナルなので、その必要もありませんでした。

じゃあ、私に何ができるんだろう…?

リーダーになり真っ先に不安になったのはそこでした。

仕事内容以外でできることを考えた結果、みなさんのスキルが発揮できるように周辺の業務をサポートすることでした。

note社はまだ少人数で「だれでも、なんでもやる」状態。さらに、今後社会で仕事をしていく限り、提案や他者とのコミュニケーションはつきものです。

私はわりと社内コミュニケーションを重視しており、さらに私の上長も社内調整がとても上手な方でした。

そこで、以下のような業務を細かくサポートしました。

  • 大きな金額を使うときの稟議の通し方

  • 他部署に協力をあおぐときのコミュニケーション方法

  • 全社員向けに徹底したいガイドラインやワークフローの周知

  • 見やすいドキュメントの書き方

  • 話がややこしくなったときの解決方法

  • 経営陣向けのわかりやすい情報のまとめ方   などなど……

社内はおもにSlackコミュニケーションなので、慎重にいきたいときはSlackの文面添削などもおこないました。

また、ほんとうに細かいですが、DMの方がいいとか、チャンネルはここで、メンションにこの人も入れたほうがいいなどもお伝えしました。

せっかくのいい施策や動きが、社内コミュニケーションをしくじってやたら遅くなったり誤解されて頓挫したらもったいない。

逆に、大事な話を軽くしすぎてあとからトラブルになってしまってもたいへん。

そうならないように、コミュニケーション面は丁寧にサポートしました。


仕事以外の話をする雑談タイム

職種がちがうので、同じ仕事を手分けする機会は少なくほとんど個人プレー状態でした。

そうなると、やっぱり孤独にもなるしなかなか仲も深まらない。

そこで、月曜朝の定例で今週の業務予定を話すとき、各自の「週末やったこと」を話すコーナーを作ってみました。

定例ドキュメントの各人の業務を書くコーナーに1〜2行で「週末ここに行った」「このお店が美味しかった」「はじめてこれをした」などを書きます。

ある日の私の記載

それを話しながら、ほかのみんなで「へ〜、知らなかった!」「それどこにあるの?」などゆるく雑談。

ほんの2~3分ですが、職種はもちろん趣味や生活スタイルもちがう面々なので、新鮮でけっこう盛り上がりました。

さらにはリーダー目線でも、この人は意外と新しいことに興味があるんだな、とか、人の交流を大事にしているんだな、とか、タイプがわかってコミュニケーションの参考になりました。

シンプルな進捗フォーマット

定例会は2つ
①月曜の朝、今週のタスクを共有
②金曜午後、各タスクの達成率を報告

達成率が100%で完了していればOKですが、完了していないタスクの場合は何がネックになっているのか、来週に持ち越す場合はいつ頃になるのかを把握しました。

職種がちがうし、みなさんジュニアではなかったので項目はミニマムにしました。

  • タスク(項目)

  • 優先度

  • 具体的な内容

  • 達成率

細かくガントチャートやmiroなどで統一しても業務内容がバラバラなので管理しづらく、記入する側も書きづらいと思います。これくらいシンプルでよかったです。


🥺もっとやればよかったこと


よかったこと/しくじりの共有

職種がちがうからこそ、得る物もちがいます。

仕事上、うまくやれることもあれば失敗することもあるので、それを共有することがお互いの学びになっただろうと思います。

また、他職種の苦労や工夫を知ることは、今後の社会人人生の視野を広げてくれるはず。

私は個別の1on1などで把握していたので、「デザイナーさんは他部署からの依頼にこういう点で困っているのか」「技術広報は一般的な広報活動とちがってここで認知を取るんだな」など、とても勉強になりました。

メンバーのすごいところを社内に自慢

みなさんプロフェッショナルなので、ほんとうに尊敬することばかり。

上長には、毎週の1on1や評価の時期に全力でみなさんのすごいところを伝えていました。

でも、マネージャー陣だけにとどめておくのはもったいなかった!
同僚のみんなにもそれを知ってほしかった!

例えば、他メンバーもいる部署のSlackチャンネルで、頑張ったことや成果、よかったことなどを書いてみるなどをしてもよかったかも。

チーム内の交流をもっと

1年間で結局1回しか全員で飲みに行けなかった…!

リモートワークが前提で居住地もバラバラなので開催しづらい部分はありましたが、せめて期初と中間と期末くらいはやってもよかったかも。

1回実施した飲み会は、みんなお酒もごはんもおしゃべりも好きなので、とても盛り上がりました!

行ったお店はここ。アレンジの効いた中華居酒屋って感じで、おすすめです。


マネジメント職を経験することで、自分がマネジメントされる側の立場でどう振る舞うとよいのか、何を期待されているのかもよくわかりました。

さらに、異なるバックグラウンドを持つメンバーをマネジメントすることは、同じ職種のチームでは得られなかった視点も増え、自分が仕事するうえでの視野も広がりました。

はじめは不安だらけでしたが、やってよかった。

メンバーのみなさん、ありがとうございました。
また美容医療系の情報交換しましょう!(朝の定例で最近よくでていた話題)


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