Huni

休職を経て退職し、フリーライター。私信(日記)を書きます。

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  • うつ病退職日記

    ふにが日記「私信」を書いていきます。

  • 寄稿リスト

    寄稿した記事を集めています。

  • フーコーを少しずつ読む

    フランスの思想家、ミシェル・フーコーの著作を初心者が少しずつ読んでいきます。

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新聞社退職エントリ

退職したらやっぱり「退職エントリ」ですよね。うまく書けるかわかりませんが、とにかく書いてみます。 3年務めた会社を辞めました。新聞社です。大手と言われるところです。本社での仕事はせず、地方支局での仕事でした。今は未練も後悔もありません。 今思い返すと、最初の1年半は伸び伸びやらせてもらって、楽しい日々でした。とりわけ、ラグビーワールドカップの取材は楽しかった。英語を使って選手に取材ができたし、ファンの話を聞くのもの楽しかった。エディー・ジョーンズ監督に直接取材ができたのも

    • 新聞社でうつ病になった僕

       僕はうつ病を抱えています。新聞社に勤務していた頃、うつ病になりました。  よく、「しんどくてうつになりそうだ」とか「昨日はうつだった」とか、日常で「うつ」という言葉は使われます。あるいは、「うつ病は心の風邪」という言葉もありますね。実際、僕がうつ病になって休職したときも、「風邪みたいなもんだからゆっくり休め」と、ある先輩から言われました。  どれも、うつ病への無理解をあらわす言葉の使い方だと思います。うつ病は、そんなに甘いものではありません。恐ろしい病気です。  どれ

      • 休職する方法

         今回は「休職する方法」について考えてみたいと思います。  いかに仕事を続けるかについてのビジネス本は大量にありますが、休職する方法について具体的に書いた本はほとんどないと思います。休職する方法は案外、誰も教えてくれません。休み方を親切に教えてくれる人は少ないのです。なので、今回は、「どうしても今休職したい」という人向けに書きたいと思います。  まず、メンタルクリニックに行ってください。心療内科、精神科でも構いません。これらは基本的に同じです。僕は心療内科に通っています。

        • 語学堂のテスト初日

           3月から韓国に語学留学している。語学堂の期末テスト、すごくうまくいった。「朝落ち込んでた自分なんやねん」という感じだ。  1時間目は復習の時間。僕は教室の外に出て、前日に準備したカードをめくりながら音読した。教室の中でやると他の人の迷惑になるからね。みっちり音読した。  2時間目はライティングのテスト。試験時間は50分だが、僕は30分で終わってしまった。4回くらい見直して、何個か間違いも見つけた。けっこう完成度高いと思う。わりと難しい単語もたくさん使ったし。それがどう出

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        新聞社退職エントリ

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          パワハラ被害者として生きない

          誤解を恐れずにいうと、僕は「ハラスメント被害者」として生きる道もあったと思う。 どういうことか。 労働組合に入って、上司のハラスメントを訴える。労災事故として公的に認定してもらう。上司を相手取って、損害賠償請求の民事裁判を起こす。 こういう道も選ぶことができたはずだ。でも、選ばなかった。 なぜか。 身の回りで相談した人たちからの影響が大きい。オンマに「労災認定してもらうようにしようかな」と相談したら、「やめときいや」と言われた。「なんで?」と食い下がったのだが、理由

          パワハラ被害者として生きない

          試験の日

          今日は試験の日だ。筆記試験。英語の問題が一つと、社会学の問題が一つ出される。社会学の問題というか、要は「あなたの研究計画を説明しなさい」というもの。自分の研究についてうまくまとめて、それを社会学的な問題意識と絡めて説明する。 ちょっと緊張している。久しぶりだな。大学入試の頃を思い出す。あの頃も少し緊張していた。めっちゃ緊張するというわけではない。心地良いくらいの、少しの緊張感。誰かのメンタルトレーナーが言っていたが、少しの緊張感は高いパフォーマンスを出すためにむしろ必要らし

          試験の日

          大学院入試

          いよいよ明日が博士課程の入試だ。午後1時半から。1時間早く大学に行こうと思う。ちょっと緊張するね。もうこんな入試みたいなのは、受けるの最後かもね。まあでも、大学のテストとかはたぶんあるし、博士論文の口頭試験とかはあるし。これから続く試験の一番最初のスタートだね。そう考えるとワクワクする。思いっきりやろう。自分のベストを尽くす。 でも、3時間もかかるかなぁと思う。2時間くらいで終わりそう。英語の試験はたぶん40分くらいで終わるし、もう一つの問題もたぶん1時間くらいで終わる。一

          大学院入試

          アメリカの詩を読む

          アメリカの詩人、ディキンソンの詩集を読んだ。なかなかいい。孤独な生涯を送ったようだが、詩はとっても自由で、精神的な心の強さを感じる。これから、詩集とか小説を読んでいこう。なるべく毎日。10分とかでいいので。 論文もそうだけど、普段読むのはノンフィクションに偏りすぎていると思う。もっと自分の表現の幅を広げたい。そのためにはもっと多様で豊かなものを読んでいくほうがいいと思う。いっぱい読んでいこう。 英米の詩人の詩集は英語もついている。岩波文庫は対訳形式で載っている。昔の英語で

          アメリカの詩を読む

          渡邊雄太

          渡邊雄太のブルックリン・ネッツはボストン・セルティックスに大敗していた。セルティックスはかなり強いな。イースタン・カンファレンス首位なだけある。スリーポイントもよく入るし、中にも入っていける。死角がない。ディフェンスもいいし、サイズもあるからリバウンドもよく取れる。ネッツはデュラントがいないのでかなり苦しそうだった。 渡邊雄太は背中が痛そうだった。けっこう無理して出場してると思う。次は怪我人リストに入るかもな。でも、渡邊の立場的には入りたくないだろう。控えだから。ハッスルプ

          渡邊雄太

          身体の運用

          大寒波がきた。かなり寒い。とはいえ、オランダはもっと寒かったから、少しは耐性がある。寒いと起きられない。11時半までベッドにいた。寒いときはなにもできないな。そう思って一年のスケジュールは組んだほうがいい。 暖かい間にいろいろ積極的に動いて、冬は長く寝る。そういうスケジュールで、今後3年間は運用していこう。運用、だな。自分の身体の運用。しっかりメンテナンスして、あまり動かないときには動かしちゃいけない。身体の運用。たまたま思いついたが、いい言葉だな。これからのキーワードにな

          身体の運用

          大学院の授業

          大学院の授業に行った。今日が最終回だった。けっこう感慨深い。この授業には4月から通うようになって、大げさでなく、救われた。大学院の授業ってこんなに面白かったのかって思ったし、大学、学問ってやっぱり面白いなと実感した。新しいことを知ることって面白い。それに基づいてみんなで話し合うのも面白い。大学院はいい場所だ。先生にはすごく感謝してる。救ってくれた。ありがとうございます。来年以降もよろしくお願いします。

          大学院の授業

          なにか、ものを書いたりするには暇が大切だと思う。その点で、新聞社はものを書くのに適していなかった。なにせ、忙しすぎる。無駄にやらないといけないことが多いので、気楽に何か気の利いたものを書こうとしても、時間もなければ心理的余裕もない。書けない。 その点、今のようなフリーの状態はとてもいい。来年から大学に所属するとはいえ、時間は自分である程度コントロールできるので、これも何かものを書くにはいい状態だと思う。一にも二にも、暇が大切だ。暇を生活に取り戻すこと。それを大切にしていこう

          語学勉強のコツ

          昨日から集中して韓国語を勉強している。僕は大学に入って、1年半を外国語学部で過ごした。中国語を勉強していた。途中から国際政治に興味を持つようになり、転部したけど。でも、1年半の外国語学部で学んだこともある。 まず、語学を伸ばすには、一にも二にも、暗唱だ。まとまった文章をひたすら音読し、それを空でも言えるようにする。暗記する。これが、急がば回れで、一番効果がある。音声とか映像とか、これほどいろんな教材がある世の中になっても、結局はこれしかない。外国語学部でそれを教わった。

          語学勉強のコツ

          2023年の抱負

          今年の抱負。書いてみよう。 まずは健康に過ごすこと。これが一番だ。何より大事。とにかく体を大事にして、無理をせず、疲れをしっかりとって、健康に過ごす。無理をしないこと。ちょっと無理をした日があれば、次の日はちゃんと休むこと。休むことが大事だな。うん、ちゃんと休みを作る。 韓国語をうまくなること。今でもある程度はできるが、もっと自分の気持ちや意見を伝えられるようになること。表現力を向上させたい。韓国語を教えられるようになりたい。そのレベルまで到達したい。3月後半からは韓国な

          2023年の抱負

          韓国文学『アーモンド』『三十の反撃』の作者ソン・ウォンピョンの魅力とは。本人の言葉から探る

          書きました。『アーモンド』『三十の反撃』の作者、ソンウォンピョンさんのトークイベントに参加した様子を紹介しています。

          韓国文学『アーモンド』『三十の反撃』の作者ソン・ウォンピョンの魅力とは。本人の言葉から探る

          2022年の振り返り

          2022年も終わりだ。ちょっと振り返り。 1月は長崎に行った。とてもいい出会いがあった。自分の将来をいろいろ考えて、やっぱりやりたいことをやろうと思った。 3月は先生に会って、4月から大阪公立大の授業に出ることになった。大阪公立大の授業ではいろいろ文献を読んで、それに基づいて議論した。新しい考え方を知るのは楽しかった。というか、大学院で学ぶの、やっぱり自分に向いてるやんと思った。 7月末に会社を辞めた。吹っ切れた。会社を辞めて本当によかったと思う。 8月からはフリーラ

          2022年の振り返り