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就職活動での替え玉受験

企業が採用の際に実施するインターネットでの「適性診断テスト」を、志望者の女子大学生が別の男性に金銭を払い受けてもらった替え玉受験が判明し、女子大生は書類送検され、男性は逮捕されました。

就職・採用に関する専門家は「適性診断テストは、採用において複数ある判断材料のうちの一つにすぎないので、このテストで良い点数なら内定がもらえるというわけでは無い」と述べられています。

確かに、IDとパスワードだけで受けられてしまうテストの結果をそれほど企業は重要視していない気もします。

私がこのニュースを見た時に一番気になったことは「若者が就職内定のためにそこまで追いつめられている」という点でした。

なかなか難しい現代に於いて、就職内定を獲得することは確かに困難な面があるでしょう。
しかし、「お金を払って替え玉を準備する」までするのか…と。

この男性容疑者は他にも替え玉受験を請け負っていたようです。
300人以上の替え玉となり、約400万円稼いだ模様です。

経済が再開しつつある昨今、人手不足が再び叫ばれてきています。

しかし、多くの若者が有名企業への就職を競い合っていて、人手不足の中小企業への就職を希望しない需要と供給のミスマッチが起こっているのでしょうか?

だとしたら、それらを解決することが双方ハッピーになる良い方法と思いますが、なかなか難しいのでしょうね・・

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