やりたいことが見つからないのってどうしてなのか?
ども、かにかまトマトです。カナダでアプリとかを作ってます。
よく若い世代の人達と話していると、何にも興味がない、なにがやりたいのか分からないって人に出会う。
やりたいことがない。らしい。
先日もワーホリでカナダに来ている大学休学中の子もそんなことを言っていた。
「特にやりたいことがないから、ワーホリ終わったら帰ってたぶん普通に就職するんだと思います。別に業界や何をするかは決めてません。」
「なんの仕事したらいいか分からない。」
こんな感じだ。
大体20代の人達が多い。
やりたいことが見つからない
まぁ20代に入ると、人生で初めて自分でいろいろ決めていかなければいけないことがのしかかる。
一生するかもしれない仕事。キャリア。どの道に進めばいいか。
一生共にいるかもしれないパートナー。
そんなの20代前半で急に決めろって言われても、なかなか決まらないのが本当のところだろう。
だいたいで就活して入った会社も、これでいいのか迷ってしまうみたいな。
僕も20代はずっと迷っていたし、このままでいいのだろうかという思いをずっと抱えて生きていたような気がする。
でもありがたいことに、興味がある対象が無くなったことはない。
なにもやりたいことがないってことは今までなかった。
逆に多すぎてどれを選んでもピンときていない、ほかもやりたくなってしまうというパターンのジレンマを抱えていた。
なので「やりたいことがない」「何にも興味がない」って言う人に共感ができなのですが、なにが問題なのか考えてみたい。
頭の中のストッパー
1つ目はストッパーを勝手に作ってしまっている問題。
興味があることはあるけど、それが仕事になるか分からないからみたいな制約を自分で勝手に作ってしまっている場合がある。
人にどう見られるだろうとか、親はなんて言うだろうとか、稼げないかもしれないとか。
いろんな理由で自分の中のストッパーが働いてしまって、一歩を踏み出せないパターン。
確かにその心配は分かる。
野球が好きでも全員が全員、野球選手になれるわけではない。
でもスポーツ関連や球団関係の仕事や野球に携わる仕事はたくさんある。そういうのを目指すこともできる。
やってみてダメならまた考えればいい。
人生100年時代。
絶対に今決めたことを一生やらないといけないと思いすぎてるような気がする。
仕事、キャリアなんて変更したって別にいいんだよ。
その都度、その場所で一生懸命頑張って何かしらの経験を積めば次に役に立つのよ。
自分で勝手に作ったストッパーをなくして、自分が将来どうなりたいかを考えれば、もうちょっと興味が出てくるものも増えてくるのではないだろうか。
オススメは少しでも好きなことや、ちょっとでも人より得意なこと、やってて楽しいこと、それを紙に書き出してみればいい。
紙に書けば客観的にみれるようになるから。
100個も書いてたらきっと見つかるはず。
興味がないのは知らないだけ
2つ目は知らないだけ。
知らないことは興味を持てない。
なぜなら知らないから。
いいも、悪いも分からないので興味以前の問題である。
人は瞬時になんとなく「好き嫌い」を判断しています。
なのでその瞬間は「好き」という感覚にならなかったのかもしれない。
でも何も知らない状態で好き嫌いの判断はただの「食べず嫌い」ってこともありえます。
嫌いだったものが、食べてみたら美味しかったって経験はあるはず。
それと同じで知らない状態で判断が早すぎるのかもしれない。
まったく興味がないものはなかなか始めるのは難しいが、チャンスや目に触れる機会があれば、知る努力をしてみた方がいい。
知ってるものは興味が湧きやすい。
今興味があると思っていることは、目に触れる機会がたまたま多いだけで、実はもっと自分が夢中になれることは、知らないことの中にあるかもしれない。
やり方がわからない
やりたいことはあるがやり方やどうすればいいか分からない問題。だから興味ないことにして諦める。
これは僕も経験がある。
昔、プログラマーに憧れはあったが、どうすればなれるのか分からなかった。まして文系3流大学出身の自分がなれると思ってなかった。
だから諦めてた部分はある。
でも現代はYoutubeもネットもあり、だいたいの情報は手に入るようになってきた。その道の人とも簡単に繋がれるようになってきた。
そのおかげで僕もキャリアを変えることができた。
自分で情報を取りに行けば、いくらでも手に入る世の中になっている。使わない手はない。
なのでこれも2つ目と同じで、圧倒的に情報不足なだけである。
というわけで
「やりたいことが見つからない」「なにも興味がない」っていうのは、
自分でブレーキを踏んでしまう精神的な部分と、圧倒的な情報・知識不足という物理的な部分があるのかなと思いました。
親や先生の人生ではなく、あなたの人生です。
もっと自分の興味に忠実になってもいいのではないかと思います。
ではでは。
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