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図書館と写真な気分

先月の19日、頑張れば徒歩圏内の図書館へ歩いて行ってきました。
わたしのペースで”行き”は45分でしたが、”帰り”は寄り道をしてしまい、往復で2時間近くかかってしまいました。

本を借りたら真っ直ぐ帰るはずだったのに、外へ出てふっとうしろを振り返り、曇り空と枯れ木が似合う図書館を目にしたとたん、気分が一気に写真モードに切り替わってしまったからです。

これが行きつけの図書館であったら、うしろを振り返ることはなく、気分が写真モードへ変化することもなかったと思います。
が、この日わたしが歩いて来たのは、昨年新しくできたばかりの県立図書館で、ここで本を借りるのは3回目という、ちょっとした”お客さま”気分だったこと。それも、写真モードに切り替わる要因の1つとなりました。

下記は石川県立図書館公式YouTubeからの引用で、昨年のオープン前に作成されたものです。『新石川県立図書館 建物内部をご紹介』にリンクした動画には館内の様子が詳しく映し出されています。

新しい県立図書館は令和4年の夏休み前には金沢市の本多町から小立野こたつのへ移転します。
外観は落ち着いた色合いの大型パネルとガラス面を交互に折り重ね、「本のページをめくる」イメージを表現。 建物内部は、
・吹き抜けを多くの書架が取り囲む円形劇場のような大閲覧空間

・これまでの図書館の約10倍のスペースを確保した「こどもエリア」 などがあります。

石川県立図書館公式YouTube
新石川県立図書館 建物内部をご紹介』コメント

そして、以下4枚の写真は、写真モードに切り替わった直後のわたしがパチリとスマホで撮影した石川県立図書館です。

上段の外観写真は左右合わせて1枚となるように撮ってみたのですが、少し分かりづらいですね。ただ、「曇り空」と「冬枯れの細い木」「図書館」と、わたしの目に印象深く映った3つが、目にしたままの感じで写真におさまっているような気がします。

下段の内部写真は、意気揚々と館内に戻ってパチリと撮ったもので、どちらも1回の撮影でOKとした2枚です。

(上)ガラス面とパネルが交互に折り重なった外観。
(下)内部は書架に丸く囲まれた吹き抜けの大空間。

その後は「金沢の曇天」な景色をもとめてふらり寄り道。
選抜した写真が以下の2枚です。

前日に今年初のぶり起こし(冬の雷)が鳴り響いた金沢に、いよいよ、この地ならではの冬がやってきます。

(左)県立図書館近くの坂道から見下ろした街並み。
(右)曇天も、夕日がさすと絵画のような色合いに。

【番外編】
風物詩である冬の雷が鳴り始め、金沢特有の鉛色な空の日々とはなりますが、冬は「暗い天候の続く土地だけに、たまに晴れると信じられないほど気持ちのいい天気になる」と、金沢在住歴がある五木寛之著『五木寛之の金沢さんぽ』に記述ある通り、”たまの晴れ”には気持ちのいい青空と夕空が広がります。
以下は、そんな11月の”たまの晴れ”の日に撮った写真です。

(上)東の茶屋街近くの浅野川、午前中の風景。
(下)同じ浅野川上流の夕方、空と川辺の風景。
(左)県立図書館がある小立野界隈の   
夕方。とある交差点。
(右)浅野川上流のススキがある川辺。
青空の白い点は昼の月。

お読みくださり、ありがとうございました。


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