見出し画像

女が稼いで男を食わすこと

私がパートナーシップ論においてどうしても最近まで「引っかかっていた」ことがある。


それは女は男に甘えられる。

男は女を守る。

女は男に頼る。


ここ。


本当にそう。そうなんです。

真なり!..なんです。


男が稼いで、女を食わす。

男が稼いで、女を満たす。

女はお姫様。


なんて素晴らしい響き。

なんて素敵な宇宙の仕組みなの!

そう思っていた。

だけど、私はいつも1人で稼いで、1人で仕事して、1人で完結していた。


いつか、伴侶が現れて、私は楽になる。

いつか一緒に暮らす男性が現れて、私は安心できる。


そう思っていた。

だけど、どうして、そんな理想の男性が現れないのだろう?おかしいな?

そうも思っていた。

スピリチュアル世界で、女性の開放エネルギーが日本を覆い始めた2015年。

私は、いろんな女性性を受け入れ・開放している人たちの情報に出会った。


子宮


キーワードはここにあるよと、その人たちは語っていた。

どんな心理ワークや、スピリチュアルワークをやっても愛しあえる男性が現れなかった。
この人だ!と思った人にも騙されたり、この人だ!と思った人にいいように扱われたり。

都合のいい女ばかりをやって来て、尽くして、落として落とされた私。

子宮という「生身の体」にフォーカスを向けたことは一度もなかった。
そうか。ここにキーワードがある!
それは直感的にわかった。

そして私はその直感的な感覚に従って、それらの情報を元に、子宮に向き合った。

アンダーヘアがどんどんと白くなって行く自分の子宮周り。

最初は指で触れることすらやや抵抗があった。

鏡で自分の下半身を映し出すなどやったこともない私が、鏡でよく見て、観察して、触れて、ほぐして...

今でいう膣トレをやった。

すると、不思議と出会う人が変わり、やることが変わって来た。

そんな中であるヒーリングに出会い、そのヒーリングのおかげで自分が持っていたセクシャリティの部分の思い込みが一氣に外れた。

その部分が外れ始めた時から、私は自分の経験を通じて、中の閉じ込めていた女性性と男性性の仕組みの話を『ナチュラルエロセミナー』というタイトルのセミナーでやり始めた。

このセミナーを通じて、私は、頑張りすぎる女性たち、あまりにも自分の感覚に鈍い女性たちを見ることになった。
そうか。世の中の女性はこんなにも自分の性と自分を否定や拒否をしていたんだ、ということに氣がつき、自分もだけど、今の日本の性の封印されたことに対して開放が必要だと切に思った。

しかし、この開放が女性だけにいくら浸透したって、男性に届かないと意味がない。
開放した女性は段々、開放された男性を探し求めた。


私を受け止める男性はどこにいる!?


家に帰っても旦那は相変わらず奥さんを言いように扱う。

まぐわいの大切さを知った奥さんが、旦那さんに伝えても
「そんなの迷信だ。」
とか
「うちはうまく行ってるからいいじゃん。」と相手にしてくれない。

女の言うことを信用してくれないのだ。

そんな不満が聞こえることも正直セミナー中にあった。

私は女性の開花は、私に情報を与えてくれている先駆者たちに任せて、私は男性に元氣になってもらえる【何か】をいつも心のどこかで模索していた。

そんな私の延長上に知り合ったマグワイヤー。

私が初めて、頭ではなく、子宮で選んだ男。

 

アタマ女の私が初めてこんなことをやるのだから、もしかすると何か面白いことが私の人生に起きるかもしれない。

そんな予感は、マグワイヤーとまぐまぐ(まぐわい)する前からあった。

そんなきっかけで、私はマグワイヤーと付き合い(まぐわい)始めた。

 

すると。

なぜか一緒に暮らすようになり、なぜかお互い仕事を一旦辞めてまぐまぐ生活をすることになり、なぜか結婚した。

 

未だに、一緒に暮らそうと言う動機は覚えていない(笑)

これは子宮に従った結果だ!と言うことは身を以て体験してわかった。

しかし、いまひとつ、どうしても情報に書いてある通りのパートナーシップ論を実践していても乗り切れないものがあった。

 

「お金」だ。


パートナーシップ論に書いてあるのは、お互いのパートナーがうまく行くとお金が循環し、お金に困らないどころか豊かになる...


どの本にもそう書いてある。


うん。わかる氣がする。

付き合い始めた当初に仕事を辞めたのは【それが本当かどうか探求してみたかった】からだった。

案の定、まぐまぐ生活だけをしている時は、お金に困るどころか、2人付き合った中で一番お金は動かしていた。

マグワイヤーは車をゲットし、私たちはインターネットラジオ局を立ち上げたのだから。

9ヶ月、まぐまぐ生活だった2人の結果はこれだった。

だから、好きまぐまぐをしていたらお金はどんどん回る!と言う結論を下した。

 

だが、もともとなぜまぐまぐ生活だけをしていたのに、インターネットラジオ局をやったのか?


それは私たちは2人で本当に幸せだったけれど、幸せな私がやりたいことをやろうとしたからでした。

それが『手放します』と昨日書いた、場を作ることでした。

そんな最中に私は、「お金」って結構テーマ(いつも意識にある)人間だっったので、男が女を守ってくれるなら、男が稼いで女を守る...っていう願いも兼ね合わせていつも意識的に握りしめていたのです。

私がやりたいことをやるのなら、同じだけ彼にもやってもらいたい。

私がこれだけやれるのならば、マグワイヤーも同じだけやれるはず。

彼が苦手とするディレクション作業(←当時の私と心を書いているブログ)を、彼にお願いしました。

画像1

当時の彼に私はこんなことを強制したのです。

「あなたならできるでしょ?」

その裏側に

「私のためならできるでしょう?」

と言う一種の脅迫です。

でも、彼はやってくれました。だから、私は嬉しかったのです。

確かに彼ならできるとは信じていたし、それをやってほしかった。

でも、本当に彼の苦手とするところだったのです。

でもその裏腹で「私のためにやってくれた!」と言う稚拙なお姫様願望を叶えてくれたことの喜びも確かにあったあの時。

得意なことをやっているわけじゃない彼は、当時、毎回とてもプレッシャーを感じていました。


収録には絶対失敗できない。

収録がうまく撮れていないとどうしよう。


マグワイヤーは完璧主義で、とても丁寧で、慎重派の人なので、お金もらって収録したものがちゃんとできていないどうしようと言うプレッシャーが多分、私の想像を超えたくらい半端なかったはずなのです。

そんな苦しい思いをしてくれてでも私のためにやってくれている。

今思うと、なんて低いレベルの願望を満たしてもらったことなのだろうとお思います(笑)

見方を変えたら、男への復讐にも思えますね(笑)


とはいえ、今、彼は普通にディレクションができるようになり、ディレクションをマスターして以来、作業は彼にとって、複数のことを同時にこなす練習になっていると言っているので、今では安心して任せている状態になっています。

あの当時は、お互いがパートナーシップで成長する時だったので、こんな小さなことで一喜一憂していました。

ただ、そんな積み重ねが半年続いたあたりから、私たちは収入の入り方が変わってきました。

すると...まぐまぐ生活だけをしていた時はあれだけお金の周りが良かったのに、だんだん細くなってきたのです。

何故なんだろう?

私はやりたいことをやっているのに。

しかも、たくさんの人に喜んでもらえているのに。

家ではマグワイヤーと幸せ満載なのに。

その時にたどり着いた答えは、

マグワイヤーのやりたいことをやっていない

と、たどり着いたのです。


そして、私自身がある観念に縛られていたことに氣がついたのです。

『愛を知る働き方』に書きましたが、男が女を楽にさせるものだと言う思い込みです。

今から約一年以上前に書いたブログです。

当時わかった氣がしたから書いたのです。

ですが、この観念...


つい最近、いえ、先月の新月あたりまで持っていたのです。

それもぎゅっと指が白くなるほど硬く握り締めすぎて、手のひらに刺さっていることに氣がつかず、手のひらを広げて、
「ほら!私はもう何も持っていない!」
くらいの勢いで暮らしていたのですから大笑いです。

そりゃお金の入り方が細くなりますわね。

だって自分の観念に氣がついてないんだもん。


さてさて、ここからが本番です。(え?長いって?失礼遊ばせ。)

ここでのカラクリとハラククリを書いてみたいと思います。

私は昔から、誰にも頼らず1人で頑張って生きてきた(と思い込んでいた)弱い女でした。

金銭的には苦しい時、父や妹に助けてもらいました。

でも、母にはギリギリまで言えなかった。

母は(お金に)苦労して私たちを育ててくれた。
だから、今さらこんなことで心配をかけたくない。迷惑をかけたくない。

そんな思いが強かったので、頼りやすかった父や妹に助けを求めました。
それも相当苦しくなってから、如何にもこうにもならないようになった時。

でも、そんな私も、占い・セッション・セミナーで自立してきました。

でも、昨日書いたようにそのセッション・セミナーのやりたかった真の動機は、私に関わる人たちが、自分の可能性に氣がついて、それを表現して行くことに喜びがあったからです。

だから15年やり続けられた。

でも、1人でやることに飽きてきて、誰かと一緒にそんな場を作りたいと思い始めて、何度かチャレンジした。

だけど、思い切り軌道に乗らなかった。

それは、私自身が、真の女性性を受け入れきれていなかったと言うことが、前記した子宮を通した経験で理解できたのです。

本当に苦しい時にお願いすること。

頼むこと。

任せること。

信じること。

そして、待つこと。

これらがいろんな理由でやれなかったのです。

マグワイヤーと一緒になってからそれが如実に現れ、そこを見つめ、そこを消化して行きました。

パンツを履かせてもらう件などはいい例です。


そんな私がだんだん女性性を受け入れ、その喜びを知り始めた時、自分が抑えていたものを取り除かれることによって、本当にやりたいことが浮上してきたのです。

これこそが、さっき書いたまぐまぐ生活をやり尽くした時に出てきた私の思いです。

そこに伴侶のマグワイヤーを一緒に連れて行こうとしていたのです。

彼が一緒に行きたいと言ったわけでもなく、一緒にいなくてはいけないと言うわけでもないのに、私が一緒にいてほしいからマグワイヤーが理想としているわけでもない世界に連れて行こうとしていたのです。

さらにタチが悪いことに、一緒に行きたい世界を、私のサポートをすることで一緒にいるはずでしょ?と決め込んでいたのです。

その上さらに、マグワイヤーのやりたいことを「こんなはずだ」と決め込んでいたのです。

なのに私はいつもマグワイヤーに

「あなたは何をしたいの?」

と問い続けたのです。

ある時はお願いし、ある時は強要しておいて、やりたくないことをさせておいてよく言うわ、と今ならわかります。

 

マグワイヤーのしたいことを見えなくさせていたのは誰であろう私だった。


そこに氣がついた時に私自身に絡んでいた概念が見え始めたのです。

 

子宮が満たされていれば

男が稼いで(貢いで)女を満たし、守るものだ

心身ともに女は幸せに尽くされる

女がやりたいことをやりながら男はサポートしてくれる

お金が循環して豊かになる


これらの思い込みに似た神話、マジックにはまっていたのです。


一番最初に書いたように、それはある部分を切り取れば真理です。

ですがそれは【男も幸せ、やりたいことやりながら】と言う部分が大前提です。

やりたくもないことをやって、自分が犠牲になってまで自分を満たしてもらっても嬉しくないわよ!


って言ってる私が、さっき書いたディレクション作業を、マグワイヤーにさせるのですから笑います。

ほら。もうやりたくないことやってるじゃん。


それらが積み重なって、マグワイヤーのやりたいことを見えなくしていたのは私だったのです。(とはいえ、そんな伴侶の私を選んでいるのは彼だけどね)

 

画像2


げ。


です。


さて、ここからが本番。

目の前の彼は私の鏡。

「待てよ?これだけ彼がやりたいことが見えているようで、ドンピシャではなく、お金もうまく回らないのって、もしかしたら、私のやりたいことってずれてね?」

 

それを深く内観したのが先月でした。


ウワーーーーーー


私、男が稼ぐことが美徳だと思っていた。

今までダメンズばかり作っていた自分を責めていた。

だからマグワイヤーをダメンズにしたくないって怖がっていた。

言い換えれば、マグワイヤーをダメンズにしてしまうかもと自分を決めつけていたのだ。

私と一緒にいたことでこの人は成長したところはごまんとある。

にもかかわらず、男に稼いでもらいたい(男が稼ぐべきだ)と言う思いが強すぎて、私は遠回しに自分を責め続けていた。

 

稼がせることができない男にしているのは私だ。

稼がせる男にならないのは私のせいだ。

 

そんな思い込みが深くあった。

結局私は、自分を彼を信用しきれていなかった。

 

ではなぜ信用しきれないのか?

答えは簡単で、自分がやりたいことをやり尽くしていないからだった。


無意識にマグワイヤーの顔色を見て、
無意識に家族の雰囲氣をかぎとり、
無意識に体裁を繕い、
無意識に自分を後回しにしていた。

先月そこを掘り起こして見て、出てきたものは、

自由に旅をしたい。
自由に成長したい。
自由に稼ぎたい。

その自由のために儲けたい。

だった。

 

バーカな私。 
そんな個人的な願いも叶えていないのに、なんで、使命が果たせようか?


その先の、昨日至った手放しだった。


まずは、自分の願いを叶えよう。

そして、マグワイヤーを自由にしよう。

あとは、マグワイヤーが決めてくれればいい。

 

そう。マグワイヤーをある意味で手放そうとしているのです。


あとは、マグワイヤーが自分を掘り起こしてくれるはず。

だって、私が掘り起こせたのだから。


もし、彼がそれができなかったとしたら、それは神のみぞ知る。

そして私は腹をくくりました。

マグワイヤーが本当の本当にやりたいことが専念できるようになるまで、女の私が彼を食べさせるくらいになる!と。

でも、私は自分のやりたいことで稼ぐんだもーん♩と。

私たちの本当のツインソウルの役割はここから生まれるような氣がしている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?