五城目町 縄文土器と、ベンチャーの町 2/2

二日目は、雨。昨日森山から鳥海山が見えたからか。
午前中、廃校をシェアオフィスにした馬場目ベースっていう場所を見学したあと、更に山奥にある農家レストランでたらふく昼飯を食って、最後は縄文土器づくり。
馬場目ベースはもともと馬場目小学校っていうほんまに綺麗な学校だったんだけど、こんな新しい建物が廃校になってしまう現実もなかなかショッキングだった。関西の田舎でもおんなじ様なことが起きてるんやろなぁと思うと、ちょっと他人事じゃない。
シェアオフィスとして再び開かれたのは2013年の秋ごろで、ちょうど6年目。それぞれの教室がオフィスになってて、職員室もコワーキングスペースになってる。こんな田舎町のシェアオフィス、どんな人が入ってるんやろうと思ったら、移住者の事業と出身者の事業がバランス良く入ってて、事業の内容も教育ベンチャーから建設ICTまで結構幅広い。
しかしこんなに立派な木造建築、壊すにも維持するにもなかなか費用が掛かるみたいで、この先どうなって行くんか心配になってしまった。

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昼を食べた農家レストランは、清流の森っていう場所。馬場目ベースが既に山奥っぽいんだけど、そっから更に車で20分、もともと小中学校の分校だったっていう建物をレストランにしたところ。

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普段食べることのない天然の山菜、お母さんたちが山で採ってきたやつをふんだんに使った定食。ご飯はおかわり自由。ほんまに腹が膨れるだけ食べた。

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昼飯のあとは馬場目ベースに戻って、なぜか縄文土器づくり。五城目は縄文土器が出土するところがけっこうあるらしい。縄文人になった気持ちで自由に作ろうって、うん十年ぶりの粘土遊び。
ついでに昨日掘った(掘らされた?)さつまいもを大学芋にして、地元の子供らと一緒におやつの時間。腹いっぱいやったけど。

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晩飯は、地元の名店 なべ駒。日本全国から取り寄せた日本酒に、酒にめちゃくちゃ合う料理とおつまみ。そもそも店の雰囲気が最高。昼飯、おやつと続いてたらふく食べた勢いのままスナックで熱唱。

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最終日、500年以上の歴史がある朝市にチャレンジ出店と、クリスマスイルミネーションの準備。
ちょうどハロウィンの前だったので、大阪で仕入れたおもちゃを売ったり、京都の茶菓子を売ったり、みんな思いつくままに。
もともと五城目の朝市は野菜とか金物とかばっかりだったんだけど、年々出店者が減少して寂しくなってきたときに、地元のお母さんたちが盛り上げようとして、お菓子を売ったりアクセサリーを売ったりするお店が増えたらしい。
実際日曜日の朝市には子供がたくさん遊びに来ていて、買い物してる子も出店してる子も自由に出入りしてる感じが印象的。

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午後は、五城目の冬回で制作するイルミネーションの下見。

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まださっぱり見当がつかんけど、どないかなるもんやろー…

今回はとにかく新米の時期で、みんな食い過ぎで大変だった。
次回は11月の末、今回より全然寒くなってるんだろなぁ。

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