FXを始めて2年が経とうとしていました。

それまでに溶かしたお金も当時としては大きい金額でしたし、何度も挫けて自己嫌悪に陥りました。しかしそれは当たり前の世界です。しっかり自分に合った手法を見つけて取り組めば、入れた分はそれ以上となって返ってくるのです。

結論としては、私にはじっくり大きい波を待つスイングトレードが合っていることが分かったので、3年目からは気持ちも落ち着き心の余裕が生まれました。

とは言えいまだ労働を抜け出すことは出来なかった私は、「根本的な何か違う問題」があるんじゃないかと思い始めていました。やりたいことをトラック仕事をしながら見つけては実践、見つけては実行してきましたが、一向に労働を抜け出す糸口は見えない。

そして気がつけば7年が経ち、焦りを感じ始めたころに出会った次のやってみたいこと。この辺から拒否反応が出てしまう方もいるかもしれませんが（笑）最後までお読みいただければ幸いです。

FXに限らず、株でも仮想通貨でも投資や投機といった世界は、言ってしまえばパワープレイです。つまり資金が多いほうが有利なのです。月の生活費が30万円であれば、ざっくり300〜500万円の資金でやることが出来ないといけません。30〜50万円の資金であればお小遣いにはなれど労働を抜け出すといったほどにはなりません。しかし、だからといって少額でやることが無駄かといえば全く逆、少額の期間でスキルを付ければ、大きい金額でできるようになった時に苦労なく増やすことができるでしょう。

また少額で出来ないことは多額でも出来ません。

トレードスキルを磨きつつ、備えておくことがポイントです。一攫千金の世界ではないのです。やれば分かります（笑）

とは言え私も始めた頃は多分にもれず一攫千金を夢見ていました。しかし現実はそう甘くはなく、コツコツ学び、やり続けた者に光が見え隠れする、くらいの世界です。

『楽して』稼げる方法はありません。あったとしてもそれは法に触れるか人道に反するかのものだと私は思っています。もっといえばトレードや投資は楽して稼ぐの真逆と言ってもいい。

言われたことをやって賃金対価を貰う労働のほうが、もしかすると楽なのかもしれません。

しかし前述の通り、トレードは末永く付き合っていくものになりました。

確実に自分を豊かにしてくれるツールです。

それは間違いありません。

さて、行政書士試験に4年。
YouTuberに1年。FXに2年。
それぞれに集中した時間を過ごしました。
自分に時間とお金を投資してきました。

肉体労働を抜け出したいとは言ったものの、
その兆しはまだ見えませんでした。前述の通り、
この頃から、ある思いが湧いてきました。

何か「根本的な問題」があるから、
労働生活が変わらないんじゃないか。
それは一体何なんだろうか。
努力とは、がんばるとは、
何なんだろうか。

FX編終わり