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やりたいことはトラックの中で見つけた〜資格試験編④〜

私の場合は行政書士試験への挑戦でした。

トラックで仕事中に耳からインプットし、終業後に過去問というアウトプットをする。トラック仕事は英語のリスニングなどにはもっと相性がいいのではないでしょうか。イヤホンで英語を聴きながら接客の仕事やサービス業をこなすことは難しいですし、イヤホンをしながら工場仕事や建築、土木仕事はそれこそ危険ですし、作業のことを考えていなくてはならないでしょう。

その点トラックドライバーであれば安全運転を無意識にできるスキルをまず身につければ頭であれこれ考えることは特にないですし、道に詳しくなくても今の世の中ナビという最強ツールがあるので大丈夫です。

やりたいことがわからない、少しでも好きになれそうな仕事に就きたい、得意なことを仕事にしたい。私もそんなことばかり考えていました。しかし現実そんな仕事はそうそうないですし、あっても資格や学歴が必要だったり、年齢的な制限もあるでしょう。それでも働かなくては飯が食えない、飯を食わせられない。そんな状況であるならまずはトラックドライバーになって労働をして稼ぎながらやりたいことを探すのもありじゃないでしょうか。

アルバイトも含めて色々な業種の労働を経験した上でお伝えしたいこと、それはやはり他の職業に比べ圧倒的に耳と思考は自由だということです。先にも言いましたが時間は限られています。トラック仕事の未来も今後何十年とあるわけではありません。そして命もまた、限りがあります。もやもや悩むより行動してしまうことが大事です。それがひいては肉体労働を卒業する上での近道だと信じています。

「あなたが虚しく生きた今日は、昨日死んでいった人が、あれほど生きたいと願った一日である」

注意点としては耳と脳みそが自由がゆえに陥りがちな次の点です。

好きな音楽やお笑い系ばかり聴いてしまうこと。それならまだしも聴いてもいないラジオなどをただただ流して時間が過ぎてしまうこと。それならまだラジオもつけず自分の内側のもう一人の自分と対話していたほうがいいと思います。私はバラード系が好きだったので聴きながらついつい昔の思い出に浸ってしまったり、芸人さんのおもしろい話ばかり聴いて笑ってばかりいたり(笑)これはこれで心地いいし楽なんですが、そればかりでは何も残りません。その日一日何も進みません。インプット時間のちょっとした息抜き程度にしておきましょう。私の願望は「肉体労働をいかに抜け出して暮らすか」でしたので、私も息抜きはそこそこにして学習に戻していました。

独りの空間であるがゆえに敵もまた自分なのです。

資格試験編

おわり

次はYouTuber編です。


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