考えるリーソ

音楽アーティスト ‖ 病院での就職を目指して猛勉強をした結果、高校2年生で鬱病発症 ‖…

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音楽アーティスト ‖ 病院での就職を目指して猛勉強をした結果、高校2年生で鬱病発症 ‖ 「歌」に出会い、「病院勤務をする土日だけシンガー」を目指して大学に通学するが、2年生の終わりで大学中退 ‖ 現在は音楽1本

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裸を見せるように…

【曲を書く】 それは、"今"の私にとって天職だと感じている。 私の性格や特性、全てがいい方向に転がり、尚且つそれが周りにも良いように評価されやすい最大級のツールだと感じている。 しかし、【曲を書く人になる】というところにたどり着くまでには、 かなり時間がかかった。 初めて曲を書き始めたのは小さい頃。 恐らく小学校に上がるか上がらないかぐらいの時期だった気がする。 当時はヤマハにてクラシックピアノを習っていた私が、ピアノを使ってオリジナル曲を書くことになった。 そして

    • アルバム制作裏話~04 : I'll sing for you~

      「あの日と同じバス停で I listen your songs」 あのときの胸の糸の滞りが解かれる瞬間を思い出しながら、 この曲を書いていた。 この曲を作ったのは、2021年11月。 活動の幅を広げるべく、ラジオ番組にレギュラー出演したり、 ミスコンテストに出たり、モデル活動をしたり。 そういった、【挑戦】ということに重きをおいて過ごしていた時期だった。 この曲を作ろうと思ったきっかけは、 ある一つの失敗だった。 当時、ローカルのラジオ番組で、レギュラーメンバーとし

      • アルバム制作裏話~03 : コーソク~

        あるネットの中の人が言っていた。 「なんでアルバイトしながら学校に行っちゃいけないの? テストで100点取れればそれでよくね?」 私の奥の何かと共鳴しながら、この曲は生まれた。 この記事を読んでいる人は、中高生の頃、「校則」というものに縛られたことはあるだろうか? あるいは、自由な学校に通って、自分の好きなような容姿でいられただろうか? 私は完璧なる前者だった。 そして、この曲は、【校則によって苦しんでいる当事者】についての曲である。 私が中学生の頃は、前髪が眉

        • 結末が"後悔"にならないように。

          自分が歌えるステージがあるというのは、 本当にかけがえのないことで、 当たり前ではない。 ⁡ ⁡ 私は聴覚過敏になって、 何もかもを失った。 ⁡ 音の全てが敵となって、 あんなに好きだった音楽すら聞けない。 そして、ライブハウスや路上ライブの場所にいるなんて もってのほかで、 私がそれまで歌っていたフィールドが奪われた。 ⁡ ⁡ そのときに目に入った、周りのアーティストの、ライブの投稿は、 喉から手が伸びるほど私が取り戻したかったものだった。 ⁡ ⁡ いつ自分の音楽が機能しな

        裸を見せるように…

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        • アルバム制作裏話
          4本
        • 自己紹介
          3本

        記事

          アルバム制作裏話~02 : 証してくれよ~

          「個性が大事って誰言った?」 この訴えが一番のメッセージであるこの曲。 この曲が生まれたのは、日本では当たり前の日常の1ページから生まれた。 当時20過ぎの私には、社会人になりたての兄がいた。 正社員というものを経験していない私からしてみれば、 社会人2~3年目はとてもキツイらしい。 そんな社会人2~3年目の兄は、家に帰ったときは、常に部屋にこもりっきりになっていた。 男性の自殺者が多いのも、 「強いところを見せないといけない」という固定観念があり、 親に相談できず

          アルバム制作裏話~02 : 証してくれよ~

          アルバム制作裏話~01 : TRIGGER~

          「生きづらさ」 そういった声に出すことが難しく、理解されにくいワードを常に胸に抱えて、 人と関わることも、この世界を信じることも、何も出来なくなったそんなとき。 この曲は生まれた。 2021年秋頃。 私がジェンダー平等を掲げて、自分の想いを掲げていた、コンテスタントだった時期。 (note記事の、「りーそってこんな人です【自己紹介】」参照。) SNSを通じて出会ったある一人のXジェンダーの美容師(以下、美容師k)が、コンセプトコミュニティを始めようとしていた。 そ

          アルバム制作裏話~01 : TRIGGER~

          りーそってこんな人です【自己紹介】

          今回はざっと経歴を🙌🏻 ⁡ ⁡ 【活動歴】・・・・・・・・・・ ⁡ 2019年3月、高校卒業を機に「Riso(リーソ)」としての活動を開始。 カバー曲でのライブ活動を始めた。 ⁡ ⁡ 2020 年1月、コロナ禍をきっかけに、オリジナル曲の制作を開始。 5月、1st.single「手のひらの音符」をリリース。 7月、「手のひらの音符」のPVをYouTubeに公開。 ↓ ↓(PVはこちら) https://youtu.be/8JuFepCMOcg ⁡ ⁡ 2021年2月28日、2

          りーそってこんな人です【自己紹介】

          人と違うこと

          人と違うこと ⁡ それが私にとって強烈なコンプレックスだった。 ⁡ 「個性が大事」ってよく言われるけど、 結局は、 人とのコミュニケーションが上手くいく、 もしくは、 その場に馴染める という最低条件をクリアした人にしか その言葉は適用されない。 ⁡ ⁡ 本当に人と違う人は、 周りから拒絶される。 もしくは、自分の特性が周りの環境に合わなくて、 結果孤立してしまう。 ただただ生きづらくて、 理解者を増やさない限り、 状況が好転しない。 ⁡ ⁡ ただ、 自分と向き

          人と違うこと

          私にとっての音楽とは

          音楽はこの世に溢れている。 SNSの時代、誰でも歌を投稿できるようになって 音楽もYouTubeや無断転載などで無料で見られるようになって Spotifyなどの音楽配信サイトも充実するようになって たくさんの人が音楽に関心を向けるようになった。 私もその一人。 私もSNSの時代に音楽という存在に恋をし、歌を投稿し始めた。 どこにでもいる女子高校生が、目の前にいないリスナーさんに歌を褒められることで、「自分は歌を歌ってもいいんだ。」という感覚に陥り、 その感覚が深

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          私にとっての音楽とは