見出し画像

"自分軸をもつこと"についてやっと少し理解できた気がする話

「自分軸をもっている人って素敵」
「自分軸をもっている人になりたい」
「軸がぶれない女性ってあこがれる」

私は今までこう感じることが多かった。
それに、自分なりに自分軸を持っている"つもり"だった。

「"考える"ことをしない人ってあんまり好きじゃない」
「自分の"考え"がない人と仕事するのは結構大変」
「自分は自分の考えを持てている」「私は常に考えている」

・・・
でも実際は
大人数になればなるほど、人前で発言しにくいと感じるようになり
SNSで発信する頻度が減り
コミュニケーションが年々苦手に感じるようになっている。
なんなら仲が良かった友人とも2人になって話すのが少し億劫になっている。

なんで・・?え、なんで?
私っていつから変わったんだろう。友達との話し方さえ忘れた気がする。
雑談って何、何話すの?
えー・・どうしたらいいの・・・?

そう。
いつの間にか気づかない間に、私は自分軸がブレブレの受け身野郎になっていた。(こうなると元々受け身じゃなかったかも定かじゃない)

自分軸や自分の考えがしっかりとしてないから
自信もないし、発言もできない。
考えてないから意見もない。

「あのインフルエンサーがこう言ってるから、きっと世間の意見はこうなんだ」
「友人がこう話してたから、この話はしないようにしよう」
「みんなああやって言ってるから乗っかっておこう」

私は人に合わせるだけの面白くないやつになっていた。


気付きはひょんなことから。


きっかけ①
好きなインスタグラマーの方がおすすめされていたラジオ
 Voicy 尾石晴さんの学びの引き出しはるラジオ
 #1453 鬼からの電話がなぜダメなのかやっとわかった

 

おすすめとして紹介されていても
スクショを撮るだけでその時は聴かないときも多くある中
わたしはなぜかこの日
すぐに聴いてみた。

内容は子供を育てる過程において「押し返す力を育むことは大事なこと」
というもの(本当は色んな根拠に基づいてもっと濃い話をされています)

要は
受け身ばかりじゃなく、押し返す力(意見する、主張する)がないと
世の中で自分の思うようにいかないことがあったときに苦労する、という話。※私的解釈です


きっかけ②
そのすぐ後に放送予定で聴くのが楽しみだったラジオ
 stand.fm おば図鑑ちゃん
 Vol.4 おばさんへの禁止事項多すぎ問題

※このラジオについてはまたnote書きたいと思っています

このラジオでは主題ではないけど
流行りに流されてよく分からない言葉使ってない?という話題が出ました。

例えば
昔はチョッキって言ってたものが、今はジレっていうようになったり
大人女子って何歳から何歳を指してる?とか。

もう一つ。
「私人見知りなんで・・」「おばさんだから・・」は言い訳じゃないか!?
(実際はもっと深くお話されています)


この2つを立て続けに聴いて私はハッと気づいたんです。


さっきも言った
私って自分軸がブレブレの受け身野郎じゃないか!


そして思ったことは
自分軸というのは、
情報や誰かの意見を受けて自分なりに噛み砕く(考える)

自分なりに理解する

その上で自分はどう考えるのか、を考える

納得して、自分の一部となる(行動する、自分の意見として話す)

ということではないか。


ただただ、受け身で
あの人がこう話してたから私も賛成~
批判してる人がいたからこの言葉使わないようにしーとこっ
が自分軸ではない!

そんな浅い考えだから意見の一つもできないんだ!


考える過程で分からないことがあったとき
時間があれば調べてみれば、考えは深まるかもしれない。
根拠が明確になるかもしれない。


ここまでの自分軸があれば?自分軸を形成していくことができれば?
(表現あってるかな・・)

もし違う意見の人と遭遇した時も
楽しい議論ができて、また違う意見を聞いて自分の視野を広げられるかも!


そう思ったのでした。

いや当たり前だろ、って人もいると思うんですが
なーんか私はこの日ハッとし、腑に落ち、自分の考え方とか発言の癖を直していきたいと思いました。


なんか私勘違いしてたんですよね。
人の批判もせず、ただニコニコ受け入れていればいい人でいられる。
嫌われないだろう、って思ってました。


いいや、それじゃだめだ。
それじゃただ薄っぺらい人間で、人として面白くない!

共感しかしない、そうなんだ~って聞くしかできない(しない)から。
会話も弾まない。
※一個人の意見です。自分で自分が面白くないなーって。


「~~が言ってた」とかじゃなく
噛み砕いて自分の意見として話ができるように
自分に厚みをもって、深い人間になれるように
少しずつ意識改革していきたいな、と思ったのでした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?