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足フェス~2023夏in宮古

2023年7月23日(日)岩手県宮古市で開催された足フェス~2023夏in宮古(主催:すこやか足育会)、足育イベントの様子をご紹介します。

岩手では夏の宮古といえば『海』となりますが、今回はレジャーではなく地元すこやか足育会が主催するイベント(足フェス~2023夏in宮古)での講演と、計測・相談のお手伝いで参加させていただきました。

告知チラシ

意義深い足育イベント

イベントの目的は、「継続的な足計測の機会と正しい知識や情報を提供し、足や靴の関心を高めることで、子どもの健やかな足づくりをすること」とあります。
イベントを主催しているすこやか足育会代表の安部亜衣さんは『足養香:そよか』というフットケアサロンを地元で経営していますが、足育が子どもの発育にかかせないことから、賛同する仲間と会を立ち上げ、この度の足育イベントの開催に至った経緯があります。

足育(アシイク・ソクイク)とは足元から健やかな体の発育をうながすこと

誰でも食育が子どもの発育に重要なことは知っていても、足育はまだまだ新しい言葉で知られていません。足育にこだわるのは、健康であれば死ぬまで立って歩く足、勝手に足が成長するのではなくて、正しく育まないと足元のバランスが不良になり、直立している人間の体は歪みます。

体が歪んだり、歩行不良になれば様々なトラブルに発展するのですが、このことを海外に比べ日本では関心が薄く、残念ながらこの事実を知らない方がほとんどです。

足育手帳

イベントは、私の講演『正しい靴の選び方、正しい靴の履き方』からで、子どもさん向けにスライドを作製したのですが、参加者は意外に大人も多くアドリブも含めて対応しながらお伝えしました。

講演してる私

次は、すこやか足育会の活動報告、実際に足の成長過程で、まさに子どもの足をつくる様子を代表が説明していました。


安部代表の活動報告

それと今回、独自の足育手帳のお披露目がされて参加者に配られましたが、中身は成長過程を記録できるだけでなく、足と靴の正しい情報が満載、これ一冊で足育が完結できるように丁寧にまとめられていました。

ここまでが、午前の部

計測、相談、体感

午後は、2人一組となり計18人の足計測、フットプリント作成、手帳への記入、相談、そして足に合った上履きを履いてもらい、正しい靴の足フィットを体感してもらいました。

計測、相談、体感

上履きは、WMS(太い、普通、細い)対応の足守、計測に基づいて適正サイズを履いてもらいました。子どもにとって上履きは一番長く履く靴、本当の靴サイズと快適性を感じてもらいたい、趣旨に賛同した靴メーカー側も全面協力してくれていました。

WMS(太い、普通、細い)対応の上履き:足守

さてこの足育イベントは今回で終わりではありません。

次回は2023年10月29日(日)足フェス~2023秋㏌宮古が開催予定となっています。願わくばメディアの方にも伝えていただき、もっと多くの方にイベント参加していただき、さらに大きく宮古から岩手に、岩手から全国に足育を伝えられたらと思います。

体にいい靴
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