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浴衣と足袋のアイロンがけ

おはようございます!!

一昨日ぐらいから、いくつかの集会所みたいなところで、ダンス、踊りの練習が始まっているようです♪

こちらでは、(よさこい祭り)の踊りの練習が特に若者、子供たちの間で盛んです。

昨日は、衣装合わせなのか浴衣を着た子たちが多かったんですが、その浴衣をまた、祭り仕様に作り替えるらしいんです。

その姿が可愛らしく、外国人からウケるのが良く分かりました♪

改めて日本人で良かったなぁと思う次第です♪

はい!!

では、今日は「浴衣と足袋のアイロンがけ」についてお話しします。

浴衣と足袋のアイロンがけ


基本は、霧吹きとドライアイロンで仕上げる

浴衣は、よく乾かしてから、霧吹きをしてドライアイロンで仕上げます。

濃い色の浴衣は、テカリ防止のため、当て布をしてアイロンがけをします。

ラメの入ったものは裏からかけるようにしましょう。

襟芯が入っているものは抜いてからかけてください。

絞りの浴衣は、スチームの浮かしアイロンで仕上げます。

麻などの上等な浴衣もスチームアイロンで仕上げた方がいい場合があります。

風合いを見て判断してください。

スチームをかけると糊が柔らかくなります。

洗う時に、その分を見越して糊の分量を決めるようにしてください。

浴衣を仕上げた後は、着物ハンガーなどで、風通しの良い部屋に2~3日、吊るしておきます。

アイロンのスチームなどの湿気が十分に抜けてから畳みましょう。

浴衣のアイロンがけの手順

① 襟芯までしっかり乾かします。全体を霧吹きで湿らせ布に包み30分置きます。

② ドライアイアロンであてます。襟を手前に置きまして、裏から背中上半身4分の1をあてます。

③ 襟中心から左右それぞれ50㎝をあてていきます(裏)。左手で引っ張ってテンションをかけながら浮かしアイロンであて、襟の厚みを残します。

④ 右側の衿から剣先(裏)をあて、左側も同様にあてていきます。

⑤ 表返して襟中心から左右それぞれ50㎝を②の要領であてます。

⑥ 右側の衿から剣先をあてます(前)。左側から剣先をあてます(前)。

⑦ 左袖山・片山をあてます(後)。右袖山・片山をあてます(前)。

⑧ 左手に襟がくるように置き、右袖をあてます(前)。袖山を潰さないようにしてください。

⑨ 右前身ごろ(上半身)を後ろ身ごろと重ねた状態であてます。肩の線と腰の横線縫い目を真っすぐに整えます。

➉ 右手に襟がくるようにひっくり返し、右袖の後ろをあて、後ろ身ごろも重ねてあてます。

⑪ 右手に衿がくるように前後身ごろを重ねて置きます。左袖(前)と左前身ごろをあてます。

⑫ 左手に衿が来るようにひっくり返して左袖(後)と左後ろ身ごろをあてます。

⑬ 裾まわり(表)をあてます。浪打や弓上に曲がっている裾線を一直線に整えます。そして畳みます。

絞りの浴衣はスチームアイロンで♪

絞りの縮みが入った浴衣は、霧吹きはせずにスチームアイロンで仕上げます。

生地に触れるか触れないぐらいでアイロンをかけます。

そして、形を整え着物ハンガーにかけて吊るし、全体に霧を吹くと絞りが戻り、きれいな縮みが復元できます。

細かい霧でムラなく、しっかりと湿らすことが大切です。

足袋のアイロンがけ

① しっかりと乾かし、全体に霧を吹いて布で包み30分寝かせてドライアイロンで仕上げます。

② 足袋の中に手を入れ、力を込めて縮みを伸ばします。

③ 裏をあてます。全体重をかけ、力で押さえて引っ張りながらあてます。

④ 親指とその側面からあてていきます。

⑤ 親指側の足首をあてます。

⑥ 小指とその側面をあてます。

⑦ 小指側の足首をあてます。

⑧ 最後に親指と小指がくっつくように、指の根元からしっかりとアイロンでおさえます。

これは、個人的な感想ですが…

私は、足袋のアイロンがけの良さを知ってしまったおけげで、ちょくちょく靴下にもアイロンがけをします。

アイロンがけした後の履き心地はなんともいえない気持ちよさなんです♪

是非一度、お試しください♪

はい!!

今日はここまでとさせてください。

明日は、「背広&ジャケットのアイロンがけ」のお話しをしたいと思います。

また明日お会いできるのを楽しみにしております♪





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