おはよう。
朝、人と会うと反射的に発する言葉。
当たり前すぎて、意味を考えたことはない。

でも、誰かと交わした「おはよう」で、仕事に向かう足取りが少し軽くなったり、自転車のペダルを踏みこむ足に力が入ったりすることがある。

「おはよう」という言葉には、何か特別なチカラが宿っていそうだ。

古代日本で、言葉に宿っていると信じられていた不思議なチカラのことを「言霊」と言う。
「おはよう」には、一体どんなチカラ（以下、言霊と明記）が秘められているのだろう。カタカムナ48音思念表を使って言霊を紐解いていこう。

３Stepで「おはよう」の音から言霊を読み解く

Step１）「お・は・よ・う」それぞれの言霊を表からピックアップする。

まず「お・は・よ・う」を一音一音に分解。
上記の表からそれぞれの言霊を並べてみよう。
　
　　オ： 奥深く
　　ハ： 引き合う
　　ヨ： 新しい・陽(陰陽の陽)
　　ウ： 生まれ出る

私は、４つの言霊を眺めてみた時点で、「新しい」と「生まれ出る」に目が向いた。なぜ朝一番に「おはよう」と言うのか、理由が分かる気がする。

Step２）４音の言霊を繋げる。

次に、必要な助詞や言葉を付け足しながら、４つの言霊を繋げ合わせる。
ある程度意味の通る一行が出来たら、それが「おはよう」という言葉全体が持つ言霊となる。

「おはよう」の言霊
＝「奥深く引き合うことで、新しいエネルギーが生まれ出る」

Step３）自分の解釈を加える。

Step２を踏まえて、感じること・気づいたことを言葉にしてみる。

★「おはよう」と言うとき、必ず相手がいる。
自分と相手が奥深く引き合うところは、「心」だ。
「おはよう」と声を掛け合うことで、お互いの心が引き寄せ合いそうだ。

★声をかける相手は、朝日でも、ペットでも、植物でも、部屋全体でも、愛用するものでも、何でもいい。
「おはよう」と声をかけるだけで、自分の周りから新鮮なエネルギーが湧き出てきそうだ。

「おはよう」とは、
自分と相手の心を引き寄せ合い、双方からフレッシュな活力を生み出す、そんなチカラを持つ言葉だと私は感じた。

鏡の自分に「おはよう」を伝えよう

よく眠れなかった日の翌朝は辛い。
俯きながら顔を洗い、機械的にメイクをする。
家族が起きてきても、誰を見るともなく、作業しながら「おはよう」と言うことが私にはしばしばある。

でも、自分が発する「おはよう」が、自分からも、相手からも活力を生み出すとしたらどうだろうか。

★「おはよう」は相手の目を見て伝えたい。
★離れて暮らす主人に「おはよう」と一言LINEしよう。
★その日初めて使うものに「おはよう」と声をかけよう。

何より、朝顔を洗う時、鏡の前の自分に「おはよう」と伝えたい。

朝イチ番、気持ちよく「おはよう！」が言えたら、いい１日になりそうな予感がする。

「４８音で未来をつくる
～音・数・形に込められたメッセージを読み解く～」
をテーマに、カタカムナ・ことだまついて、日々発信しています。

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