kanoco

お茶を淹れる人。日々見たもの、感じたことを綴ります。 中国茶サロン「muga」やってま…

kanoco

お茶を淹れる人。日々見たもの、感じたことを綴ります。 中国茶サロン「muga」やってます。Hiroshima.Kure.歩き巫女

最近の記事

自分との仲直り

広島市のあちらこちらで 中国茶の会をひらくようになり 一年が過ぎました。 ⁡ あっという間の一年。 ⁡ 私はよく「できるか、できないか」ばかりが 頭の中にあって ⁡ 「やるか、死ぬか」と人生で二度目ぐらいに思った。 ⁡ 一度目は「月夜の祈り」の世界観にふれて 歩き巫女の美雨と“結い”を交わすとなったとき。 (契りの盃交わすのと同じアレ) ⁡ ⁡ いまに至るまでの私といえば ⁡ 自分が大嫌いで、呪ってすらいた気がします。 嫌なことはぜんぶ、周りのせいにしてたから 周りは敵ばかり

    • 全方位に好かれにいく

      いまこれを書きながら、若干指が震えている。 自分の頭の中の妄想の酷さに、おののいてたから。 とくに被害妄想がひどくて つい、誰かにやられる前にやってやる!という 臨戦態勢になってしまう。 つい先日、もう嫌というほど こんな自分の一面を思い知った。 色々と嫌な目に遭ってきたのは、わかる。 だからといって、自分の真っ黒いものを あたり構わずぶちまけるのなんて 相手の顔目がけてウンコ投げつけるようなモノだ。ウンコはトイレに流さなきゃ。ジャー。 結局、この事でひどく自分が 自己

      • 実家はじぶん

        唐突だけど「やっぱり私はそうなんだ」というのを 証明したがっているな、と思った。 「私はダメなんだ」という呪いがすごいあって。 元々は母からかけられ続けた言葉なんだけど。 それを手放さないのは、誰でもない自分自身だ。 実家に帰らないようにし、連絡もしないようにしてても、何もしてないときにモヤモヤしてくる。 無意識のところで罪悪感が湧いてくるんだろう。 シンプルにマザコンやないか。 いま “実家はじぶん、じぶんのママはじぶん”と 言い聞かせている。 恥ずかしいと始めは思

        • リスタート

          2022年、最後の日 放置していたnoteのことを思い出したので 今年のことを振り返り 書いてみよーと思います。 今年四月から 小さな中国茶会、というものをはじめました。 去年の四月にも一度やったんだけど 人は集まらないし、自分は緊張というか 取り繕うことに必死で、あまり楽しくなかった。 好きなこと、自然にできることだと思っていたのに。 思った通りにいかないとすぐ投げ出したくなる 諦めるのが早いのは、子供の頃からの癖なんだけど。 今年の初めに歩き巫女の美雨ちゃんの 「

        自分との仲直り

          しあわせは、凪

          今夜もお茶にて涼をとる。 見た目にも涼やかな 「碧潭飄雪」という名の茉莉花茶です。 ジャスミンが上品に香り 茶葉の旨みも負けていません。 後味はほのかに柑橘のようで 自分の中を風が吹き抜けるようです。 ___ 「しあわせは、凪」と 教えてもらったことがあります。 ついつい濃い味、刺激的な出来事に 惹かれてしまうかもしれないけれど 自分の真ん中、肚の奥底は いつでも、凪のように静まり返って そんな,ゼロ地点に いつでも、どこでも、誰といても 戻れるよう 日常が実

          しあわせは、凪

          てまひまかけて

          こんにちは お茶を淹れる人 カノコです。 たったいま、感じたこと 自分の中の生まれたての熱。 間髪いれずに出しているかな?と 自分に聞いています。 私は横着なのと 何万年か生きるつもりなの?と 自分でも思うくらい のんびりし過ぎるところがあります。 ずっとそのままにしてきて 感覚、感性、感情が 鈍く、重くなってしまった。 熱量を失って、冷えて固まった 石のようなものが 胸のあたりで支えてる感覚。 それだと、自分が苦しい。 自分の中で生まれたものに もっと責任を持

          てまひまかけて

          お茶の時間、自分とのお話し

          お茶を淹れる人、カノコです。 いきなりの梅雨明け、そして、この熱波。 今年の夏は、容赦なさそうですね。 先日、六月の小さな中国茶会を 無事終えました。 4名様までの、本当に小さな会。 初めましての方、二度目ましての方 どちらの方にもお会いできて、うれしい限り。 初めてお顔を合わせた方々が 同じ一服のお茶を愉しまれる光景は なんとも、うれしいものがありました。 私はというと。 緊張している自分に気がつき 「それは一旦、無視しよう」と 自分と話しつつ ただただ、お茶の

          お茶の時間、自分とのお話し

          感じるお茶

          とてもお久しぶりですが 今日も今日とて、茶を淹れてます。 お茶もですし、食事でも、香りを聞く時でも ググッと感じることに意識が集中し 記憶を探るような感覚になります。 感じたものを言葉であらわすために 記憶を辿っていく感じです。 もちろん、人それぞれの感じ方があって 正解,不正解もなく ただ、自分が感じたものを できる限りそのままで あらわすことができた時 とてもホッとするような 涼しい気分になります。 お茶で、いろんな方とつながれたら… 感じることを中心にし

          感じるお茶

          脱力

          すきなひとの前で どうにも格好つけたり わたしもっと出来るはずと 自分で自分を奮い立たせてみたり ずっとそのやり方に違和感を 抱きながら来たけれど これしか生きる方法を知らなかった。 さいきん、ようやっと 自分が思う自分というのを 捨てようって 脱力してきました。 自信がないところを咎められたり してきましたけど 自信がないことを言い訳に やらなかったことが山盛りになってます。 お茶も然り、人と触れることも 見たい世界があって それを世の中い

          ゆるんで放って

          「ゆるんでいる時、人は いちばんエネルギーを放っている」と 知りました。 わたしのゆるむ時は 手を動かしているとき。 たとえば、お茶を丁寧に淹れるとき。 はたまた 仕事で手先に全神経を集中させるとき。 あるいは 食器を手洗いしてるとき。 手を動かしていると いつのまにか集中してて 自然と、頭がおやすみ状態になる。 意識できる自分は ほんとうの自分からは いちばん遠い気がします。 頭を空っぽにしようと思うほど そこから離れていくように感じます。

          ゆるんで放って

          muga

          こんにちは。 お茶を淹れる人、kanocoです。 2月も明日で終わりますね。 来月3月から、広島県呉市のとある駅から 徒歩5分のところにありますワンルームにて ちいさな中国茶サロン 「muga」をはじめました。 ☆3月のオープン日 20日(日)、 24日(木) 、27日(日) いずれの日も、お昼12時から夕方6時までの あいだで約2時間。 お好きな時間帯をお選びください。 (例…13時から15時までの2時間) ほんとに小さい部屋ですので 1名さまか

          湯気、あがってます

          お茶を淹れる人、kanocoです。 ひとり暮らしの小さい部屋から 小さい中国茶サロンはじめました☕︎ 大人になってから、はじめた習い事の中国茶。 飽き性なわたしが、まさかこんなにハマるとは。 お茶の魔法から醒めずにいます。 小さいワンルームなんですが 「お茶を淹れる人」をそこから始めてみました。 ここでは、日々感じたことなどを 書き綴れたらと思います。 湯気があがったら、お茶の時間の合図。 みなさまどうぞ お立ち寄りあれ☕︎

          湯気、あがってます