（前回の続き）……美しいミントコンディションのビンテージカーがカリフォルニアでは日常的に走っています。

「カリフォルニアのクルマ事情….」

シカゴとロサンゼルスを結ぶハイウェイ「ルート66」ができたのが1926年….。日本じゃまだクルマ自体が珍しかった頃。シカゴ〜セントルイス〜オクラホマシティを通り….クルマででサンタモニカまで行けるようになった。その一方で鉄道は衰退して現在に至っています。大手自動車メーカーがロスアンゼルスの鉄道会社を買収し、カリフォルニアの列車を廃止させたなんて話も聞いたことがあります。大手自動車メーカーが雨も少なく坂道も少ないカリフォルニア（ロスアンゼルス）はクルマに最も良い気候ってところに目を付け…自動車を普及させ業績を伸ばしたってことのようです。

このクルマにとっての良い気候って事で「カリフォルニア」にはグッドコンディションのビンテージカーがいまだに多く残っていることなんだと思います。

冒頭に述べたように、最近の若い奴らは生活の中にデジタルなことが多すぎる反動で….モノラルなものを求めている傾向にあるのかな？音楽もレコードやカセットテープ….。クルマも同様でテスラなんかのハイテクよりガソリンとオイル臭いベトベトのローテクに興味があるようです。

ハンティントンビーチのお隣「ニューポート・ビーチ」にはお洒落なロングボーダーがたくさん住んでいて、みんなビンテージのクルマでビーチにやってきてサーフィンしてます。スタイルってところを充分に意識してますな。カリフォルニア人たちの、このスタイルの出しかたが良い！

サーフショップにもこんなデカイ、キャディラックっで乗り付けワックスを買いにくる子供達がいました。サーフボードはトランクにすっぽり入る（笑）お爺ちゃんのクルマをコッソリ乗って来ちゃったのか〜？って感じの若いサーファー達が乗ってました….。

色の使い方….オリジナルの色なのか？雰囲気あります。新しいナンバープレートが付けられているってことは最近購入した物（クルマ）なんです…。できたらリンコンかアロハキャリアにして欲しかった。

とりあえず今日はここまで。

また明日モノラル（アナログ）事情

つづく

つと