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10月31日ゲームレポート

2021年10月31日王子スタジアムにて、Div.1第三節の2日目が開催された。第一試合はここまで2勝同士である関西学院大と関西大の一戦。有観客試合となったこの試合は前売り券が完売に。スタンドにはチームカラーを纏った両校のファンが詰めかけ、熱い声援を送った。

■第一試合 関西学院大学 FIGHTERS(2勝0敗)vs
関西大学 KAISERS(2勝0敗)


第1Q、関西学院大QB#15 鎌田陽大(2年)が投じたボールを、関西大DB#47 野々村拓真(3年)がインターセプトし、31ydリターン。関西大の流れになるかと思われたがその後は攻め込むことが出来ず、41ydのFG失敗に終わる。

続く関西学院大の攻撃は、RB#7 前島仁(2年)のランや、QB#15 鎌田からTE#92 小林陸(3年)への21ydパスで大きく前進。最後はRB#26 前田公昭(4年)が中に突っ込んでTDを決めた。

関西大は第2Q、RB#1 前川真司(4年)、#5 柳井竜太朗(3年)のランで敵陣に入ると、QB#3 須田啓太(1年)からWR#7増南繁哉(3年)へ43ydのTDパス。同点に追いつく。

その後関西学院大、関西大がそれぞれFGで3点ずつ追加し、10−10で試合を折り返した。

第3Q、関西学院大DB#31 永嶋大聖(4年)が関西大のパントをブロック。G前27ydの好ポジションからの攻撃権を掴むと、RB#26 前田のランを重ね、最後は直接スナップを受けた前田がそのまま走り抜けエンドゾーンへ。今日二本目のTDを決めた。

関西学院大は第4QにもRB#26 前田の20ydランでチャンスを作ると、K#16 永田祥太郎(4年)が42ydのFGを成功させ、さらに3点を追加した。

関西大はQB#3 須田からWR#17 澁谷大地(3年)への45ydパスを通すなど反撃を試みるが、43ydのFGトライは失敗。点差をひっくり返すことは叶わなかった。

試合を終えて20-10で、関西学院大が勝利を収めた。

試合後、関西学院大の大村監督は、「ファンブルやターンオーバーなどミスが多かった。OLはやられていたが、ディフェンスは春(に当たった時)よりはマシだった。次(立命館大に)負けると、全日本選手権のトーナメントで試合が続くことになるので大変。頑張って勝たないと。」とコメント。次戦のポイントを聞かれ、「立命館大は大きく、オフェンスが良い。次はライン戦になると思う。墓穴を掘らなかったらゲームを作れると思うから、今日みたいなミスをしないように。」と答えた。

この後第二試合で、神戸大と立命館大が対戦。21-45で立命館大が勝利した。

これを受けて、Div.1 Aブロックは、一位 立命館大(3勝0敗)、二位 近畿大(2勝1敗)、三位 神戸大(1勝2敗)、四位 桃山学院大(0勝3敗)、Bブロックは、一位 関西学院大(3勝0敗)、二位 関西大(2勝1敗)、三位 同志社大(1勝2敗)、四位 京都大(0勝3敗)となった。

次節は、以下の通り。

11月13日
12:00K.O. 神戸大vs同志社大
15:00K.O. 近畿大vs関西大
11月14日
12:00K.O. 桃山学院大vs京都大
15:00K.O. 立命館大vs関西学院大

立命館大と関西学院大、そして近畿大または関西大の勝者が全日本選手権へと駒を進める。

記事:高田妃菜(KCAFLオフィシャル)

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